ひとり結婚式!ソロウェディングってなにするの?
「おひとりさま」「ぼっち充」「ソロ充」などの新語登場により、女子が単独行動しやすい時代になりました。そんな時代の後押しを受け、38歳女子の筆者ったらとうとう経験してきちゃいましたよ!ひとり結婚式、通称「ソロウェディング」です!
Contents
ソロウェディングって何?
ウェディングとは、そもそも相手があって行なうものです。なーんて考え方はもう古い!相手がいなくても、ウェディングしたってええじゃないか!という理念のもと、一人でウェディングドレスを着て花嫁気分を疑似体験するのがソロウェディングです。
ソロウェディングって、世間サマ的には、「イタい」とか「寂しい」ってイメージが付きまとうかもしれませんね。でもまぁ、せっかくですからトライすることにしました。嫁に行くとしても、挙式・披露宴は催さないつもりだったので、いまのうちに一人でやっておくか……というノリです。
いざ決行の日!
かくして7月某日、菊池のソロウェディングは決行される運びとなりました。ご協力頂いたのは、目黒区の自由が丘スタジオさん。ここでは毎月だいたい5件ほどのソロウェディングが行なわれているそうです。還暦の記念にソロウェディングのお写真を撮られるご婦人や、お友だち同士で撮りにくるお客様もいらっしゃるのだとか。「そんなに多いの?」と驚く、筆者。
今回のソロウェディング体験は、ドレス選び&試着、ヘアメイク、髪飾り、そして写真撮影がセットになっているもの。これで合計21,800円(税抜)。さっそく、衣装室にて試着です。
ドレスの衣装室で結婚への情熱が再燃焼!
扉が開いた瞬間、そこにはズラリと並ぶウェディングドレス&カラードレスの数々が!これは圧巻です!正直、ここ最近は恋の賢者タイムに突入していた筆者ですが、その感情が一瞬でひっくり返りました!
「やっぱり私、結婚したい!」
ウェディングドレスに身を包みたいという、目の前のドレス達に対する純粋な感情が、自然と結婚意欲へと繋がるような、実に不思議な感覚です。そりゃ、女友だちの披露宴でもウェディングドレスを見る機会はありますが、あれはあくまでも自分には無縁のもの。
そうではなく、ソロウェディングの場合は、これから自分が着るわけですから、そりゃ現実味が全然違うのです。結婚に対して、諦めモードに入っている婚活疲れの女性こそ、ソロウェディングに足を運ぶべきかも。
お客様の平均試着数は3着だそうなので、筆者もホワイトドレス2着、カラードレス1着の計3着を試着することに。「私のチャームポイントは鎖骨なんですッ!」という筆者からの無茶振りにも、「では、このドレスは如何でしょうか?」と、適切なアドバイスをくださるスタイリストさんに感激!そしていよいよ試着です。
ウェディングドレスって、一人では装着できないほどボリューミーですから、スタッフさんに手伝ってもらいながら着ることになります。
この、「着せて頂く」のも、ソロウェディングの醍醐味ですね! 1時間ほどで全ての試着を終了。その中から純白のウェディングドレスをセレクトした筆者。やっぱりウェディングなのですから純白でしょ!
花嫁仕度は順調に進みます
お次は、プロのヘアメイクさんによるお化粧タイムです。
技術もさることながら、「お肌、とっても柔らかいですね!」「目のカタチ、すごく良いです!」と、ソロ花嫁のテンションをじゃんじゃん上げてくださいます。「普段の眉は細めに描かれていますか?」「今日は太めに描きますが、違和感があれば仰ってくださいね」など、相談しつつ施されるので、大満足の仕上がりになりました。メイクのコツだけでなく、いわゆるガールズトークでも盛り上がり、30分のヘアメイクもあっと言う間に終了。
和気あいあいとした雰囲気の中、写真撮影
ヘアメイクが仕上がりウェディングドレスに身を包むと、気分はすっかりお嫁サンバです(古くてスイマセン)。最後にアクセサリーやティアラも選んで、いざ撮影スタジオへ移動!カメラマンさんも三十路女子とのことで、「私も撮るだけじゃなく、やりた~い!」と(笑)。
パシャ!パシャ!堅苦しい雰囲気は一切なく、和気あいあいと撮影は進んでゆきます。
「こっち見てニコーッと、そうそう!その表情!」「本当に素敵!表情の作り方が上手!」「ブーケを見つめて微笑んで、あ~素敵!」など、盛り上げ上手な女性カメラマンさんの言葉に、普段撮られることに慣れていない筆者も、どんどんぎこちなさがほぐれていきます。寂しい気持ちは一切湧かず、思う存分楽しむことができました。
撮った画像はその場のパソコン画面で確認できるので、写り具合を確認しつつ撮影が進められます。初めての撮影でも、早くコツが掴めますよ。
写真の出来上がりに大満足!
受付~撤収まで、3時間ほどで終了いたしました。その間、ヘアメイクさん、スタイリストさん、カメラマンさんも、皆すごーく優しくしてくれたので、「ソロウェディングだなんてイタい・寂しい」だなんて負の感情は吹っ飛んじゃいました!
撮影した画像は、CD‐Rに保存され、1週間ほどで手元に届く段取りとなっております。今回は、150枚以上は撮ったであろう写真の中から厳選された42枚が届きました。
その一部を大公開!
女子の皆さんに届くようにブーケトスも!いきますよ~、それ!
ソロウェディングを経験し、筆者は神田うのちゃんの気持ちがものすごくよくわかりましたよ!結婚当初、何度も挙式したことでバッシングを受けていましたが、ウェディングドレスを着るって、すっごく楽しいんです!
そりゃ、何度も挙式したくなるでしょうよ!とは言え、うのちゃんはセレブ、我々は庶民です。何度も挙式するわけにもいきませんから、すでにお相手がいらっしゃるかたも、ご自身のポケットマネーでソロウェディングを楽しむのも一興でしょう。
ガチな挙式よりは、だいぶお予算がおさえられますよ。
ソロウェディングは結婚の意識を高める!
いずれ結婚はするつもりだが、挙式・披露宴は考えていなかった筆者。ですが、挙式・披露宴も良いなぁというモードに変化しつつあります。
いや、それとも今回撮った画像をお見合い写真にするのもアリかもしれませんね。筆者の花嫁姿を見てビビビときた殿方は、DOKUJO編集部の花婿募集係までお待ちしております。(ただしトヨエツ似に限る!)
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コラムニスト。『つけちゃうぞ!大人の保健体育』(遊タイム出版)『テレフォンセックス裏物語』(幻冬舎)『Sの妹Mの彼女』(遊タイム出版)など、性愛に関する著書多数あり。
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