【三十路と婚活】こんなに結婚したいのに、したい理由が見つからない
馬場です。三十路です。全力で独身してます。
婚活に本腰を入れてから、6名の男性とデートしました。皆さん、とても個性的な方々でした。しかし、まだ二度目のデートを約束している方はいません。
なぜでしょう……。
ある日の「DOKUJO」編集部にて
馬場の婚活状況は、記事も含めて編集部の女性陣たちに報告しています。この日も、最近出会った残念な男性についての話題で盛り上がっていました。 すると突然、
「ところで馬場さん、本当に結婚したいんですか?」
という一言が編集部内にこだましました。それは、Queen of Single こと「DOKUJO」編集長からの問いでした。
そう、「DOKUJO」ほぼ全ての記事を添削、編集している、まさにガーディアンとも呼べるお方。馬場の記事も、編集長のチェックを経て、皆様の目に触れているのです。「文は人なり」という言葉があるように、記事を通して今一番馬場の結婚観を理解してくれている人とも言えるかもしれません。
そんな編集長からの突然の問いに、馬場は
「あ……は、はい。結婚したいです」
と、蚊の鳴くような声で答えました。すると、
「じゃあ、なぜ結婚したいんですか?」
と次の質問が。
なんと言うことでしょう……答えられません。こんなに結婚したいと思っているのに、理由が出てきません。
「やっぱり……皆してるし」
嗚呼!やっとひねり出した答えが小学生並み!情けないぞ、三十路の馬場よ!
すると、そのやりとりを聞いていた編集部アルバイトの女子大生たちから、
「皆が結婚してるからするんですか?それ、理由になってませんよ!」
と鋭いボディーブローが。いやはや、正論です。理由になってませんよね……。
その後も、尋問のように質問が矢継ぎ早に飛んできました。
「男性には年収やら学歴やら求めてますけど、馬場さんと結婚したらどんなメリットあるんですか?」
「優しい人がいいって言いますけど、それなら最初に会った国際弁護士でよかったんじゃないですか?」
「婚活を社会科見学か何かと勘違いしてませんか?」
「今すぐ結婚しようと言われたら、結婚する覚悟はあるんですか?」
何年か前の就活を思い出しました。圧迫面接ってやつです。まさか、また受けることになるとは……。
でも、婚活は就活に似ています。
数ある企業(男性)の中から、自分が働きたい(結婚したい)と思う企業を絞り、各企業の事業内容や福利厚生(男性のスペック)を調べ、「私のこんな力を御社で発揮できます!(私をお嫁にしてくれたら絶対イイよ!)」という自己PRをいくつもの面接(デート)で行い、内定(婚約)を勝ち取るのですから。
今の馬場の婚活状況を就活に例えるならば、一次面接、下手すりゃエントリーシートの段階で落とされてるってこと。
理由は明白。
自己分析ができていない上に、志望理由もないから。
そして、いくつもの鋭い質問にまともに答えられなかった馬場に、1つのミッションが発令されました。
まず、結婚相手に求めること50項目を列挙。挙げたらそこから5個に絞る。
そうすれば、本当に本当~に相手に求めてる要素がわかるらしいのです。
ご、ごじゅっこ?!しかもそれを5つにまで絞る?!一瞬ムリだと思いましたが、
諦めたら、そこで試合終了ですよ。
大好きなセリフが頭をよぎりました。そう、婚活を諦めたら、一生独身なんですよ。
そこで、初めて真剣に結婚相手に求める要素を50個考えました。そしてそこから、優先すべき項目を5個に絞りました。
数時間かかりました。難しかったです。
そして、悩みに悩んで出した5個の要素は、
1.安定職(士業、公務員など)
2.宗教的差別がない
3.私の家族を大切にしてくれる
4.清潔感がある
5.同性の友人が多い
どのように絞り出したかというと、まず思いついた要素を片っ端から列挙。年収や学歴、決断力があるといったものから、米が好き、帰宅後は部屋着に着替える、虫が大丈夫といった細かいことまで、とにかく全部です。
それができたら、50個の中から一気に10個に絞ります。せっかく絞り出したのに削るの!?とお思いでしょうが、この取捨選択が大切。馬場の場合は、「この要素があればこれもあるはず」といった具合に、公約数になる項目をピックアップしていきました。
そうして絞った10個の中から、最大公約数となる5項目を厳選するワケです。もちろんこの5項目が50項目の公約数というワケではありません。でも少なくとも、厳選した5項目を持ち合わせていれば、馬場が大切にしたい10項目の要素もあるはずと判断したものです。
今後は、この5個の項目を常に念頭に置き、婚活を推し進めていく所存です。
婚活迷子になっている女子のみなさん。
自分の考えを整理したり、改めて「自己分析」をして自分を知るという意味でも有用な方法だと思うので、ぜひお試しあれ。
アラサーど真ん中の三十路独女。「東京独女スタイル」編集部で、結婚できる女になるべく日々奮闘中。2015年3月からスタートさせた婚活連載「三十路と婚活」は、1年4ヶ月後に彼氏ゲットという形で幕を下ろしました。電子書籍も出しちゃってます。
週に1回、婚活映画評論家・バーバラ馬場に変身する。
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