【毒舌独女】結婚したけりゃ、独身女とつるむな!
私の周りには、結婚「しない」連中が自然と集まる。別に一人でも寂しくないし、不便でもない。困った時は、友人に支えてもらえば良いと考えている。
そこに、稀に結婚「したい」女子が紛れ込むことがある。不協和音の始まりだ。 大体、紛れ込んでくるのは、誰か紹介して欲しい女。残念ながら、私の知り合いは、結婚「しない」、もしくは「したくない」男ばかり。
それでも良いからと言うから、仕方なしに紹介すると、恨まれる。 「あの人、結婚する気無いじゃない」って。最初からそう言ってるでしょ。 紹介した相手にも、恨まれる。「しつこい女を寄越すな」と、踏んだり蹴ったり……。
女子には、何種類かある。先ず、私のような結婚「しない」女子。結婚以上に魅力的なモノ、仕事や趣味があるから、一人で居たい。
次に結婚「したくない」女子。彼女らは、結婚に夢も希望も無い。色々あったんだろうな……。
そんで、三種類目は、結婚「したい」女子。結婚に夢と希望が溢れまくっている。
「彼」と結婚したい、じゃなくて、「とにかく」結婚したい。
あ、他にも何種類か女子パターンがあるかも知れない。あったら教えてください。
離婚してコッチに戻ってきた「Uターン女子」とか。
あったら教えてください。
話を戻す。
上記三種類の女子の中で、結婚から一番遠いのは、悲しいかな三種類目の結婚「したい」女子だ。
彼女らは独りよがりな結婚プランがある。同種の女子には同意してもらえても、他種族の女子や独男には、あまり賛同されない。
具体例が思い出せない。いつも聞き流しているから。ネタになるなら、メモでもしときゃ良かった。
共通しているのは、チャペルで式を挙げたい、ってのぐらいか。いつからキリシタンになったんだ。お前んチ、浄土真宗やろ 。
同じ女子といえど、結婚に対する価値観が違う女子とはつるめない。 ってかね、結婚か男の話題しか無いんだもん。退屈。
そんな「したい」女子にも救世主が居る。それは、既婚女性だ。
彼女らは実地経験から、結婚とは何たるかを教えてくれる。楽しいこともあれば、辛いこともある。それでも、この人となら頑張れるのよ。子どもが生活の張り合いなのよ、と。
既女と親しくなると、結婚体験談が聞けるだけでなく、旦那さんの友だちや同僚を紹介してもらえる可能性が広がる。
結婚は良いものだと、実感している人から紹介される男性は、「結婚って良いものだ」と吹き込まれているコトが多い。
よって、カップル成立率も高くなる。めでたし、めでたし。
でもね、「したい」女子が既女に変わったら、今度は離婚「したい」既女になることも多いんだよ。
夢と現実のギャップに追いつけなくてね。うふふ。
文・旭堂花鱗