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出会いの種はゆる~く蒔くが吉?ロハスな婚活のすすめ

「婚活パーティー」といえば、男女が長いテーブルに向かい合わせで座り、合図があると男性が横にずれていくというものを想像しがち。そんなガチガチのパーティーとは全く違う、ゆる~い婚活パーティーが行なわれるというので、行ってみた。

ロハスな婚活パーティーってどんな感じ?

2月3日、婚活と“ロハス”を融合させたゆる~い婚活パーティー「LOHAS Valentine's Night」が銀座のBAMA LOHAS CAFEで行われた。

この日はラウンジパーティー形式。つまりバーカウンターでドリンクを受け取れば、会場内はどこでも移動できる。

婚活パーティーといっても、従来のようなプロフィール用紙の記入はなし。告白タイムもない。参加者は自分の名刺で連絡先を交換する、少しビジネスライクなものだ。

会場はオリエンタルなムードのカフェで、DJブースもあり、オシャレなBGMがかかる。ぱっと見、婚活パーティーとは思えないほどの、リラックスした雰囲気だった。

婚活イベントなのに、別に結婚相手を見つけなくてもいい!?

このイベントの主催は雑誌「ソトコト」。「ソトコト」といえば、ロハスな人たちが読むライフスタイルマガジンだ。

その「ソトコト」と手を組んで、ロハスと、それとは対照的なイメージの婚活を掛け合わせた“仕掛け人”が、オーガナイザーを務める恋愛エッセイスト・潮凪洋介さんだ。

「このイベントは“婚活パーティー”という名目ですが、無理に『今日中に結婚相手を見つけましょう!』とは言いません。

恋愛に発展しなくても、人間同士の出会いとしてゆる~く発展させてほしい。その辺がコンセプトの“ロハス”につながっていくんです。

だから異性の知り合いを増やすだけでなく、同性の友だちを見つけるのだってOKです」と潮凪さん。

無理に結婚相手を探さず、同性の友だちを作るのもOKなんて、なんともゆるゆるな婚活イベントだ。

「ただし、今日連絡先を交換した人の中でイイナと思う人がいたら、最低3回は会って欲しいですね。グループでも、友だちとしてでもいいから。そこから自然な恋が始まります」と恋愛のプロとしてのアドバイスも欠かさない。

ゆったりムードで引き寄せる良質な出会い

「婚活!」というと、相手を見つけようとつい血眼になってしまいがち。

しかし「誰かに出会わなきゃ!」と気負わずに、「誰かとつながればいいな~」くらいのゆるい気持ちで参加すると、案外いい出会いにありつけたりするのかもしれない。

イベントが終了したのは22時。

潮凪さんの「金曜日の夜の銀座ですから、これからバーで飲み直すのもいいし、クラブに行って騒ぐもよし。みなさん今日出会った人と夜の街にくりだしましょう!」という掛け声の下、参加者はこの日見つけたパートナーや仲間たちと、意気揚々と会場を後にしていた。

東 香名子

コラムニスト。東京独女スタイル編集長を歴任。1983年生まれ。独身女性の視点から、恋やライフスタイルを分析したジャーナリスティックなコラムを得意とする。雑誌「デートスペシャルなび」で連載中。テレビ、雑誌、ラジオ等各方面で活躍中。電子書籍「モテる!ソーシャル恋愛術」「ここで差がつく街コンテクニック」等。趣味は鉄道。

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