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アラサー女子が一度は発症する「結婚したい病」ってナニ?【東のEditor’s EYE】

彼氏の有無にかかわらず、朝から晩まで「結婚したい」という思いでいっぱい。そんな自分に悩んでいる人はいませんか。

その症状、多くの女子が一度は経験する「結婚したい病」かもしれません。

「結婚したい病」こんな症状に心当たりはありませんか

なにがなんでも、とにかく結婚したい!―結婚適齢期の女性に発症する「結婚したい」という思いから抜けられなくなる症状。それを私は「結婚したい病」と名付けます。

「結婚したい病」にかかると、頭の中は「結婚」という二文字でいっぱい。寝ても覚めても「結婚したい!」と考えてしまい、それは時に苦しみを与えるものです。

頭の中で叫ぶだけではなく、女子会で乾杯をした後、開口一番「あ~結婚したい!」と叫んだり、無意識に「結婚したい」という言葉が口から出ている。こんな症例があちこちで報告されています。

しかし同時に、自分だけではどうにもならない問題と気づきます。彼氏がいなければ「彼氏を作らなきゃ!」と焦り出します。

たとえ彼氏がいたとしても、「いつプロポーズしてくれるの?」と待ちくたびれる人もいるでしょう。その結果「結婚してくれないなら別れる!」と言って別れを告げてしまう。これも「結婚したい病」の症状だと思われます。

原因は周囲からの幸せウィルス?

「結婚したい病」の原因を探ってみましょう。

25歳を過ぎると、パタパタと結婚する人が増えていきます。机を並べて勉強をした同級生も、いつも一緒に夜遊びをしたあの子も、とにかく結婚し始める。

彼女たちの幸せそうな雰囲気が「ウィルス」となって頭の中に入ってきます。ウィルスが蓄積されると、「私も幸せになりたい!細胞」が作られるように。

この細胞が自分の許容量を越えると「結婚したい病」が発症するのではないかと思われます。ですが「私も彼女たちのように幸せになりたい」と思うのは女性として当然のことですよね。

私もかかりました……

私も28歳くらいの時にかかりました。目が覚めた瞬間に「結婚したい!」と心の中で叫んでしまうんです。

「結婚したい」「どうすれば結婚できるのか」「結婚したくても、彼氏がいない。彼氏候補もいない」という思いでがんじがらめに。

思い返せば、その時期に合コンに行ってもまったくモテませんでした。出会いはあるのに彼氏ができない状況。かなりがっついて見えたのかもしれません。

「私のどこがいけないの?」「選ばれない私ってダメな女なんだ」と自己否定で枕を濡らす日々。なかなか辛いものがありました。

処方箋:半年で過ぎ去ることを知り、とにかく耐えるべし

今「結婚したい病」でお悩みの方がしましたら、心配することはありません。その症状は半年くらいで過ぎ去ります。

私の経験からいくと、特に彼氏ができたワケでもなく、仕事が盛り上がったからでもないのに、いつのまにか半年で「結婚したい病」が過ぎ去っていました。同じように「結婚したい!」が口癖だった私の友だちも、特にライフスタイルに変化がないのに、言わなくなりました。

きっと、アラサー女子の上を通過する「台風」のようなものなのでしょう。この病気にかかってしまったら、再び心が軽くなる時期が来ますので、自分と向き合い、ひたすら耐えるべしです。

もし周りに「結婚したい病」のお友だちがいましたら、台風が過ぎるまでやさしく見守ってあげてくださいね。

写真:Freedigitalphotos.net

東 香名子

コラムニスト。東京独女スタイル編集長を歴任。1983年生まれ。独身女性の視点から、恋やライフスタイルを分析したジャーナリスティックなコラムを得意とする。雑誌「デートスペシャルなび」で連載中。テレビ、雑誌、ラジオ等各方面で活躍中。電子書籍「モテる!ソーシャル恋愛術」「ここで差がつく街コンテクニック」等。趣味は鉄道。

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