東京のお嬢様高校タイプ別取説書!出身校で性格診断できる
共学出身者にとって、「小学校から女子校育ちのお嬢様」は少し恐れ多い存在。時には、彼女たち特有の「空気の読めなさ」に振り回されたり、生活レベルの違いに格差を感じたり……。「女ってめんどくさい」と思うこともあるでしょう。
やはり、中高の多感な時期をお嬢様学校の同性だけで過ごしたか、異性と関わり合いながら過ごしたかによって、少なからず性格や恋愛パターンにも影響がでるようです。年頃の時期に、ほとんど異性と交流せず女の園で育った彼女たち。普段どんなことを考えながら過ごしているのでしょう。
女子校出身者といっても、その実態は「毒舌・マイペース・高飛車」などさまざまです。今回は、漫画家・辛酸なめ子さんの著書『女子校育ち』を参考に、都内の有名女子校別にお嬢様の特性を分類してみました。
Contents
お嬢様学校の最高峰「学習院女子」
アッパークラスな女子高の最高峰。お嬢様学校には定番の「ごきげんよう」が挨拶。社交的でタフでバランスのとれた良家の子女が多いのが特徴。
小さい頃から「お嬢様なんだね」と言われすぎてウンザリしているため、家柄や育ちをほめたりするときは注意。他人から「あなたたちは恵まれている」と指摘されるのが一番カチンとくるらしい。
実はやり手の隠れ肉食お嬢様学校「聖心女子」
欧州の上流階級のような社交界を築いているらしい。聖心と慶応のコミュニティは他の学校の生徒はなかなか入り込めない雰囲気だとか。こう聞くと、アメリカの人気ドラマ『ゴシップガール』を彷彿させる。
男子校からブランド校として高い評価を得ている聖心はプライドが高く、自分の学校が一番という意識を持っている。大学でも慶応とのインカレサークルが多く、合コンでもちやほやされる存在。聖心ブランドは卒業後も長く誇れるものであることがうかがえる。
すこし気取ったお嬢様学校「東洋英和」
制服がかわいい上、六本木という超アーバンスクールライフ。寮は「軽井沢」にあって、行き帰りのバスは「ベンツ」。ブランドをやや鼻にかけている印象も否めません。
政治家や芸能人の娘が多く、中高6年間のあいだにスノッブ女に育ってしまう危険性も……。
男の理想?良妻賢母なお嬢様学校「白百合」
中学校では60人しか応募しないお嬢様学校。声はか細く、育ち盛りとは思えないウィスパーボイス。言葉遣いがとても丁寧で、校風に恥じない良家の子女を演じていることがわかる。
掃除に力をいれているカトリック系の女子校としても有名で、シスターに「トイレはなめられるくらい綺麗に磨きなさい」と言われるとか。普通のサラリーマン家庭出身でも、六年間通ううちに人に一目置かれ、丁重に扱われる気品を醸し出すため、恋のライバルになってしまうとかなり手強いかもしれません。
勉学に精を出すお嬢様学校「桜陰」
目が切れ長な生徒が多い傾向にあり、仏の半眼のようにクールで悟りきった印象がある。もちろん勉強好きが多い。両親は国立大出身で兄や姉も当然のように難関私立から東大という家で、当たり前のように東大進学を期待されて育ちます。
色気づいて外見に気を遣う女子はバカにされる傾向にあり、女を捨てて勉学に励む男子校に近い雰囲気。仲良くなるには、それなりに知性が問われるらしい……。
モテるけど騙されやすい?お嬢様学校出身者
まわりの女子校出身者に当てはまる項目はありましたか?
余談ですが、女子校出身者は、育ちの良さから「本命候補」として扱われやすいのですが、よくも悪くも素直で世間知らずなので、人を疑うことをしません。そんな性格が裏目に出て、彼氏ができても知らないうちに浮気をされたり、嘘をつかれたり……。都合のいいように利用されてしまうことも多いようです。
男性に頼ることができない甘えベタな面もありますが、その分自立心があり一途な女性も多い女子校出身者。恋愛に対しては不器用な女性が多い印象です。
女子校出身聞くと「お嬢様学校」「箱入り娘」「とっきにくい」といったイメージをもつ方も多いと思いますが、話してみると意外にもフランクで、庶民的な考えをもつ女性も多くいます。むしろ異性からの目を気にせず育ったため、ボーイッシュでサバサバした女性も結構多いんだとか。
先入観だけで判断せず、女子校の実態を聞いたり恋愛観について語り合ってみると、面白い発見がありそうですね。
1988年生まれ。セックスライター。女性のオナニー研究家。女性目線でセックスの楽しみ方を綴ったブログ「PINKY」は50万PV/月を獲得している。オナニーをこよなく愛し、赤裸々な体験談をつづったコラムが、多くの女性から支持を集めている。
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