アスパラガスの茹で方や保存方法とお手軽ランチにもぴったりな「アスパラガスで作るバターライス」の簡単レシピ
スーパーやデパ地下で食材を見ていると、旬の野菜がたくさん出回って季節を感じることができますね。
見た目の可愛らしさから、お弁当食材やホームパーティでの前菜などにも重宝するアスパラガス、皆さんはお好きですか?
アスパラガスは1年中購入することができますが、国産のアスパラガスの旬の時期は4月~6月頃。
これからが一番おいしくなる野菜です。
国産では北海道が一番生産量が多く、その他には長野県や佐賀県など涼しい地域で多く栽培されています。
旬の時期以外にはメキシコ産やオーストラリア産がよく出回っていますよ。
Contents
アスパラガスは栄養満点の緑黄色野菜
アスパラガスはカロテンやビタミンC、E、ビタミンB群が含まれている緑黄色野菜です。
また、アスパラギン酸というアミノ酸の一種が含まれており、疲労回復やスタミナ増強の効果が期待できます。
気温の変化や生活の変化などで知らないうちに疲れがたまってしまうことも多いこの時期に、ぜひ積極的に食べたい野菜です。
アスパラガスは大きく分けてグリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスがあります。
日光を当てて栽培されたものが、グリーンアスパラガスです。ホワイトアスパラガスは芽が出る前に土をかぶせて光を遮断して栽培され、柔らかな食感が特徴です。
今回はおいしいグリーンアスパラガスの見分け方とおすすめのレシピをご紹介します。
おいしいアスパラガスの見分け方
全体的に緑色が鮮やかでハリがあるもの、穂先がきゅっとしまっているものがおいしいアスパラガスです。
また、根元の切り口が白くてみずみずしいものが新鮮です。切り口が乾燥していたり、変色しているものは鮮度が落ちているので避けましょう。
アスパラガスの保存方法
保存するときは、ぬらした新聞紙やキッチンペーパーで包んでビニール袋に入れて穂先が上にくるように立てて野菜室で保存すると美味しさを保つことができます。
すぐに食べることができないときは塩ゆでしてから冷凍保存することもできますよ。
冷凍保存しておくと、スープに入れたり、ソテーにしたりと簡単に使えて、お料理の彩りもよくなるので、仕事で忙しい日の夕食作りやお弁当作りにとても便利ですよ。
アスパラガスの下処理方法
アスパラガスは根元の部分が固いので、根本の1/4くらいのところをぽきっと手で折ったり、根本5㎝ほどの皮をピーラーでむいてから調理します。
また、はかまと呼ばれる三角の部分も固くて口に残ってしまうので、包丁やピーラーで取り除いてから使用するのがポイントです。
アスパラガスのゆで方
ゆでてから使用することが多いアスパラガスですが、ゆですぎてしまうと食感が悪くなってしまうので、ゆですぎには注意です。
ゆで時間はアスパラガスの太さにもよりますが、1分から1分半が目安です。
根本の方が固いので、根本をまず湯につけて少しゆでてからから穂先を入れてゆでると均一に火が通りますよ。
切ってからゆでると栄養素が逃げやすいので、下処理をした後はそのままゆでてから切り分けるのがおすすめです。
長さがあるので、ゆでるときはフライパンを使用すると便利ですよ。
塩を少し加えた湯でゆでると色鮮やかに仕上がります。
アスパラとベーコンのバターライスのレシピ
アスパラガスを使用した料理といえば、サラダや和え物、肉巻きソテーやフライなど色々な味付けや調理法ができる万能野菜ですよね。
今回ご紹介するレシピはグリーンアスパラガスとベーコンの人気の王道コンビで作るバターライスです。アスパラガスとバターの組み合わせはご存知の通り相性抜群!
炊飯器で簡単に作れるので、休日のランチにもピッタリですよ。
材料
(2人分)
米…1合
玉ねぎ…1/4個
スライスベーコン…1枚
アスパラガス…2本
水…180ml
顆粒コンソメ…小さじ1
バター(有塩)…8g
塩…少々
ブラックペッパー…少々
作り方
1:米は洗ってザルに上げて水気を切る。
2:玉ねぎはみじん切りにして、スライスベーコンは1㎝幅に切る。
3:炊飯器に1の米と顆粒コンソメ、塩を加えてひと混ぜし、2とバターを上にのせて炊く。
4:アスパラガスは包丁ではかまを取り除き、根本5㎝の皮をピーラーでむく。
5:フライパンに湯を沸かして塩(分量外)を少々加え、4を1分~1分半ほどゆでる。ゆであがれば、3㎝長さのななめ切りにする。
6:ごはんが炊けたら5のアスパラガスとブラックペッパーを加えて混ぜる。味をみて、薄ければ塩で味を調えて出来上がり。
ポイント
・アスパラガスは色よく仕上げる為に、米と一緒に炊かずに別ゆでにして作ります。
・アスパラガスの根本の皮は厚いので、皮をむくことで食感よく仕上がります。
・ブラックペッパーはしっかりと効かせるとおいしいです。
・無塩バターを使って作る場合は塩をしっかりめに加えてくださいね。
ふわとろ卵をのせてオムライスにアレンジ!
ご紹介したアスパラとベーコンのバターライスはそのまま食べてももちろんおいしいですが、オムレツをのせてオムライスにアレンジしてもまた違った美味しさが味わえますよ。
ふわふわとろとろのオムレツとコクのあるバターライスの相性は抜群です。
オムレツの材料
(1人分)
卵…2個
牛乳…大さじ1
塩…少々
こしょう…少々
バター(有塩)…5g
作り方
1:ボウルに卵を溶きほぐして、牛乳、塩、こしょうを加えて混ぜ合わせる。
2:フライパンにバターを溶かして、1を流し入れて半熟状になるまでゆっくりとかき混ぜる。
3:皿に盛ったバターライスの上にすべらせるようにして2をのせる。
パラパラのバターライスを卵で包むのは少し難易度が高いので、お皿にバターライスを盛り付けて、オムレツを上からのせると作りやすいですよ。
お好みでケチャップを少しつけて召し上がってくださいね。
いろいろなアレンジが効いてランチにも便利
今回ご紹介した「アスパラのバターライス」のその他のアレンジとしては、ベーコンの代わりにツナを加えてもおいしいです。
また、しめじやマッシュルームなどのきのこを加えてもうま味が増して美味しくなるのでおすすめですよ。
お好みのアレンジを楽しんでみてくださいね。
旬のアスパラガスを使った簡単バターライスはサラダやスープを添えれば休日のランチにもおすすめです。
アスパラガスを加えることでとても彩りがきれいになるので、お弁当にもピッタリですよ。
ぜひ、栄養満点なアスパラガスを使ったバターライスを作ってみてくださいね。
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