旬の野菜の美味しいレシピ「たけのこの水煮」をつかったレシピ
春には多くの山菜が店頭に並び、その代表のひとつである筍。
旬のたけのこメニューが食卓に並ぶと、香り、風味に加えコリコリとした食感で春の訪れを楽しませてくれます。
竹かんむりに旬と書く筍(たけのこ)は、4月~5月が最も美味しいと言われています。
是非たけのこが美味しい今、たけのこの炊き込みごはんと天ぷらを作ってみませんか?
Contents
美味しく食べて健康的にキレイをチャージ!
見るからにヘルシーなルックスのたけのこですが、どんな栄養があるのでしょうか?
たけのこの注目すべき栄養素は食物繊維、カルニチン、チロシン(アミノ酸の一種)です。
食物繊維は、便秘解消や、コレステロールの吸収を抑えるなど女性の強い味方です。
カリウムは水分バランスを整えて、ナトリウムを排出してくれるので、むくみ解消に効果的でかつ高血圧予防にもなります。
美味しくたべて、健康的に、キレイをチャージ出来ますね。
たけのこが春にぴったりな訳とは!「五月病」に効果がある!?
たけのこが特に春にぴったりな理由として、チロシンという成分があげられます。
水煮のたけのこの内側にぎっしりついている白い粒状のアレです!
アミノ酸の一種で旨み成分でもありますが、疲れを取る働きがあり、やる気がでない・・集中できないなどといった「五月病」に効果があるそうです。
脳のエネルギー源であるブドウ糖と一緒に取ると効率よく吸収されことから「たけのこごはん」が特にお勧めです。
これなに?と思った方も多いと思いますが、水煮たたけのこの内側にぎっしりついている白い粒状のチロシンは取らずに、是非食べてくださいね。
春の味覚として紹介するたけのこですが、実は健康に良い栄養素が詰まっています。
春の味覚を手軽に!水煮のたけのこ1袋(200g)で2品つくっちゃおう
生たけのこは、茹でると風味も格別ですが、手間と時間がかかり、少しハードルが上がりますね。
今回は旬のたけのこを手軽に楽しめるよう、水煮のたけのこを使った、2メニューをご紹介します。
(水煮のたけのこ1袋の量は商品により違いますので、購入の時にご確認ください。)
1:おさえておきたい!たけのこ料理の大定番!たけのこの炊き込みごはん
春の味覚、たけのこ料理の代表ともいうべき「たけのこの炊き込みご飯」です。
今回は鍋炊きを紹介していますが、炊飯器でいつものように炊いてもOKです。
材料
(米1.5合でお茶椀3杯分)
米 1.5合(240g)
水煮のたけのこ 150g
油揚げ 1/2枚
a)水 225ml
a)和風だし(顆粒) 小さじ1
a)醤油 大さじ1.5
a)みりん 大さじ1.5
木の芽 適量
切り方は、たけのこは大きめに、油揚げは小さめに切ると「たけのこ」をより楽しめます。
たけのこの穂先は柔らかく、根元にいくにつれ固くなりまますので、たけのこの穂先は繊維に沿って長めに薄切りにし、根元は繊維に逆らって、いちょう切りがお勧めです。
作り方
1:米を研ぎ30分以上浸水します。(炊飯器の場合は浸水させずに水を切り、2:へ進んでください)
2:たけのこの穂先は4cm位の長さに切り、繊維に沿って5mm幅の薄切り、根元は繊維に逆らって3mm厚さのいちょう切りにします。
油揚げは熱湯で油抜きをし、5mm位の色紙切りにします。
3:浸水した米をザルにあけてしっかり水を切って鍋に入れ、a)を加えて軽く混ぜ、米を平らにし、油揚げとたけのこを上にのせる。
(炊飯器の場合は、炊飯器のメモリを優先して水の量を調整してください。)
4:蓋をして中火にかけ、沸騰したら弱火にして10分加熱し火を止める。
5:蓋をしたまま10分蒸らし、蓋を取って切りまぜ、器に盛り、木の芽を添える。
たけのこの炊き込みごはんは、白米より痛みが早いため、食べきれない場合は、ラップに一膳分ずつ包んで冷凍保存して、食べる時に電子レンジで解凍すると美味しくいただけます。
2:たけのこの風味を楽みたい♪たけのこの天ぷら
炊き込みごはんを炊いている間に「たけのこの天ぷら」を揚げるのはいかがですか?
たけのこが薄いので揚げ油も高さ2cm位と少ない油でOK!
材料
(2人分)
たけのこ 50g
ふきのとう 4個
市販の天ぷら粉・・20g
水・・30ml
揚げ油 適量
抹茶塩 適量
作り方
1:たけのこの穂先は6cm位の長さに切り、繊維に沿って1cm幅に切り、根元は繊維に逆らって1cmの厚みに切りにします。
2:ボウルに市販の天ぷら粉と水を入れて混ぜます。
(天ぷら粉と水の分量はパッケージ記載を優先してください。)
3:鍋に揚げ油を高さ2cm位入れ、中火にかけ170℃の温度
(衣を1滴落とすすぐに浮いてくる位の温度)になったら、たけのこに衣を付けて、1分30秒位、両面返しながらカラっとなるまで揚げ、揚げ網に取り油をきる。
ふきのうとうも同様に揚げる。
4:皿に盛り、抹茶塩を添える。
生のたけのこの茹で方
生のたけのこを茹でる場合は、米ぬかと赤唐辛子と一緒に、たけのこが柔らかくなるまで茹でてアクを抜いてください。
- 穂先を5cm程斜めに切り落とし、たけのこの実は切らないように縦に2cm位の深さの切れ目を入れます。(切れ目を入れと火が通りやすくなります。)
- 大きめの鍋にたけのこと、たけのこがかぶる位の水、ぬか、赤唐辛子を入れ、強火にかけ、沸騰したら落し蓋をして弱火で50分位(根元に竹串がすっと刺さる程度まで)茹でます。
- 火を止め、冷めるまでそのままにし、完全に冷めたら、流水でぬかを洗い落とし皮をむきます。
余った水煮のたけのこは、冷蔵保存ができ、たけのこがかぶる位の水に入れて、毎日水を交換すると一週間位日持ちします。
是非たけのこメニューで、春の息吹を感じてみてください。
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