栄養満点な「キャベツ」を芯まで使ったヘルシーで美味しい節約レシピ
家庭料理の鉄板食材はいろいろありますが、中でもキャベツはとても頼もしい存在なのではないでしょうか。
皆さんは普段、どんな料理にキャベツを使いますか?
定番のロールキャベツから、炒め物、サラダまで、実にさまざまな料理に使うことができるキャベツは、
お肉のつけあわせなどにも重宝し、千切りにするとボリュームも出ますよね。
キャベツは和風、洋風、中華風とあらゆる料理に合わせやすく、ぬか漬けや塩麴漬け、パスタなど老略男女に愛されるメニューが盛りだくさんです。
Contents
ヘルシー食材としておすすめな「キャベツ」
実はキャベツの芯にはカリウムやカルシウム、マグネシウムやリンなど、葉部分(結球葉)のおよそ二倍もの栄養素が含まれていると言われています。
一般的にはゴミとして処分されてしまうことの多いキャベツの芯。せっかくなら栄養満点の芯もおいしくいただいて、ゴミを減らすだけなく体にいい栄養素を効率よく摂取したいですよね。
ジアスターゼをたっぷり含むキャベツは胃にとても優しい食物。ダイエット食として、便秘対策に、毎日の食事にキャベツを上手に取り入れて、健康的な暮らしを目指しましょう!
今回はキャベツを芯まで使った、節約&簡単レシピ3選をお届けします!
キャベツの芯を使ったコールスローサラダ
材料(3~4人分)
・キャベツの芯 1玉分
・(A)マヨネーズ 大さじ3
・(A)マスタードソース 大さじ2
・(A)ブラックペッパー 1g
・塩 2つまみ
作り方
1. キャベツの芯をみじん切りにする。スライスにするとまた違った食感を楽しめます。
2. 1を大きめのボウルに入れ、塩を加えて強めに揉み込む。そのまま15分程度放置する。
3. 2に(A)を和えて完成。
ポイント
芯だけを使うと歯ごたえのあるサラダに。歯と混ぜて使うとノーマルなサラダに。お好みで配合を調整してください。
また、キャベツの芯の切り方によっても、食感が大きく変わります。コリコリした食感がお好みならみじん切りに、シャキッとした食感がお好みならスライスにするといいですよ。
芯の中心部分が固すぎると感じる場合は、カットする前に湯通しすることで柔らかくなります。茹でるといっそう甘味も増しますが、茹で過ぎるとせっかくの食感が失われてしまうので注意!
キャベツのポタージュ
バターとブイヨンの風味にキャベツの甘みが合わさって上品な味わいのポタージュです。
材料3~4人分
・キャベツ(キャベツの芯でも可) 1/6個程度
・牛乳600ml
・バター 10g
・塩 小さじ2と1/2
・固形ブイヨン 小さじ1/2
・イタリアンパセリ お好みで
・ブラックペッパー お好みで
作り方
1. キャベツを粗みじん切りにする。
2. 1をミキサーに入れ、牛乳100mlを加えてミキシングする。
3. 2を鍋に移し、残りの牛乳とバター、塩、固形ブイヨンを加えて中火で加熱する。
4. キャベツの甘味が十分に出たら濾して滑らかにし、器に注ぐ。塩(分量外)で味を調整し、お好みでイタリアンパセリやブラックペッパーを振って完成。
ポイント
牛乳を加熱する際、沸騰させると牛乳が分離して味・食感が悪くなってしまうので、ふつふつと沸騰させない程度に加熱してください。
また、口当たり滑らかにしたい場合は濾しますが、食物繊維を摂りたい方は濾さずにそのまま飲んでもOK!
ここにじゃがいもやかぼちゃ、とうもろこしやさつまいもなどを加えてアレンジすることも。旬の野菜をうまく取り入れて、我が家のオリジナルポタージュスープを作ってみてください。
キャベツの塩昆布和え
材料(3~4人分)
・キャベツ 1/8個程度
・塩昆布 15g
・ごま油 小さじ2
・炒り白ごま 小さじ2
作り方
1. キャベツを千切りにする。
2. 千切りキャベツに塩昆布、ごま油、白ごまを和えて完成。
ポイント
和えたものを冷蔵庫などで寝かせておくと、キャベツに味がしみ込んでしんなりとした食感になります。キャベツ本来のシャキッとした食感を楽しみたい場合は、召し上がる直前に和えるようにしてください。
お好みにアレンジも自由自在
今回ご紹介した塩昆布和えは、春キャベツなどを使えば塩昆布の塩気とキャベツの甘味のコントラストが抜群。
今回は甘味の強い雪の下キャベツを使いました。
また、梅肉やきゅうりを加えたり、鰹節を加えたりすることでお好みにアレンジできます。
コールスローやポタージュも余りがちな食材をムダなく使えるレシピで、毎日の献立作りに役立ちますよ!
ぜひご活用ください!
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