テリー伊藤、小出騒動に謎の苦言でネットから非難殺到!
俳優の小出恵介(33)が引き起こした未成年女性との飲酒・淫行騒動に、タレントのテリー伊藤(67)が苦言を呈した。多くの芸能人たちがそれぞれの立場から意見を述べている本騒動。しかし、芸能界のご意見番とも言われているテリーの発言には批判が集まっている。いったい何があったのだろうか。
奇をてらい過ぎ?意図が理解できない苦言
テリーは11日、レギュラー番組『サンデージャポン』(TBS系)に出演。番組では小出騒動について、未成年女性が小出に金銭要求をしていたことを取り上げた。これについてテリーは「なんで事務所側は金銭要求をしたことを認めているんだろう。どっちかというと印象操作になってきます。女性側にも落ち度があるって」と発言した。
さらに、芸能人のあり方について、「ファンの方、一般の方が応援してくれて支持してくれるから僕らは成り立っている」「昔、三波春夫さんが『お客様は神様』だって。あれは当たっている。(今回は)神様を襲っているみたいなもんですよ」と苦言を呈した。
この発言に、女性が多く利用する掲示板、ガールズちゃんねるには次のような声が集まっている。
「神様って何のこと?」
「神様はお金要求しないんじゃ・・・」
「もうツッコミどころがありすぎるね。全く的を得てない」
「金銭要求は印象操作、神様?恐喝を正当化しちゃうの?」
「印象操作とか言ってるけど、事務所としては聞かれたから事実として認めただけで、積極的に言いふらしているわけでもないんだから、印象操作という指摘は的外れでしょ」
テリーは、小出が自分のファンに手を出したことに対し、「お客様」=「神様」と繋ぎ合わせ、とんでもないことだと語ろうとしたのだろうが、そもそも、三波春夫の「お客様は神様」という発言は、客を神格化するような意味ではなく、芸のモチベーションを上げてくれるという主観的な意味。使い方が間違っていると指摘する意見が多かった。
また、「事務所が印象操作をしている」という発言についても、ただの事実でしかないことに対してあまりにマイナスな発言過ぎるという声が多く、恐喝ともなりえないこの行為を擁護するのは少々無理があったという印象が強い。
そもそも未成年女性は小出のファンではないのでは?との指摘
小出が不適切行為を行ってしまった未成年女性は、知人に呼び出されてバーに向かったところ、その場に小出恵介がいたという。つまり、小出と出会ったのはたまたま。有名人なだけにその存在はもちろん知ってはいたが、特別ファンというわけではなさそうだ。
テリーが女性を「ファン」と決めつけていることに対しても、ネットユーザーからはツッコミが入っていた。
「この女性が小出の長きに渡る熱狂的なファンで応援してきたわけじゃない。なのに何が神様だよ。ファン(客)は神様とか言ってたけど、この女性はファンでも客でもないわ」
「口止め料に500万請求するんだから、ファンでもなければ、悲しいが愛も無い」
未成年女性と飲酒、避妊もしない行為には同情の余地もないが、未成年女性の恐喝まがいの行為が明らかになってからは女性側にも何らかの問題があったのではという声が集まっている、最初に擁護した所為で引っ込みがつかなくなってしまったテリーの立場も分かるが、的外れな事ばかり言っているのでは視聴者も鼻白んでしまう。
発言がネットユーザーによってことごとく「的外れだ」と指摘されてしまったテリー。御意見番として発言力を持っているように見えて、実際にその声は視聴者には届いていないようだ。
福田綾子(ふくだあやこ)
フリーのウェブライターで主にエンタメ記事を手掛ける。映画、小説、ドラマ問わずさまざまなジャンルに精通。ネットサーフィンで情報を収集して旬の話題を見つけ、読者の目線に立った記事を執筆する。