SNSチェック過ぎてない？アラサー女子が目撃したLINEに振り回されている女友だち

2月26日現在、ユーザー数が世界で3億7000万人を突破したLINE。一説によれば「年内で5億人に達する見通し」というデータも出ており、いまや年齢性別問わずたくさんの人に親しまれていることがわかります。

そんな本来、友人間のコミュニケーション目的で使うことの多いLINEですが、なにやらリア友との絡みを減らしてまでLINEに没頭する女子が増えているよう。一体どういうことなのでしょうか。

男女のコミュニケーションに変化が表れている？

株式会社マイナビがマイナビニュース会員500人に行った「LINEの友だち」をテーマにした調査で、少し気になるデータ結果が発表されていました。

というのも、プライベートでやり取りするLINE友だちの人数について聞いたところ、「0人」と答えた人が23.2％と約2割以上。割合として最も多かった「5人以上10人未満」と答えた43.4％の次に多い結果になっているのです。

「LINEに友だちはいない」ということは、LINEを完全に仕事として割り切って使っているのか。それともLINEは完全にリアルとは切り離して使っているのか。

見方によってはなかなか感慨深い結果と言えそうですが。もしかしたらこれらLINEの使い方は、最近の男女の“友人・人間関係”が見え隠れしている、とも捉えられるのかも。

リア友と絡まずにLINEですることって？

実際、LINEに友だちがいないとなると、みなさんどんな目的でLINEを利用しているのでしょうか。なかでも今回は、女子たちのLINE利用法についてリサーチしてみました。

「SNSで知り合った友だちと、そのままLINEでも絡みます。ネット友だちのなかでも比較的仲がいい相手なので、『リアルでも会おう』って話をしている最中です」（27歳／メーカー）

「私はもっぱら家族、兄弟が相手。仕事相手もいるけど、友だちはあまりこの手のSNSが好きじゃないので。リア友こそいませんが、家族や兄弟と意志の疎通が図れていいですよ」（31歳／広告）

最近は出会いをネットで探す男女が増えている、と言いますよね。LINEをしてから夫婦仲が良くなったというデータも出ているので、必ずしもLINEをする相手がリア友とは限らないようです。

LINEを、コミュニケーションをする道具に留めるために

しかし、なかには「ちょっとそれはどうなの……？」と、思わず注意したくなるLINEの使い方をしている女子たちもいるのだとか。

「女友だちが一時、8歳年下の大学生とのLINEにハマってました。彼のFacebookのアイコンに一目惚れしたみたいなんですけど。まだ会ってもないのに『かれこれ3千円分のスタンプをプレゼントした』と言われたときは、思わず『騙されてない？大丈夫？』と心配になった」（29歳／製造）

「彼氏とLINEをしていた女友だちが複雑な顔をしながら、『彼ったらまた私の発言、勘違いしている……』と、私にスマホを見せてきた。『メールか電話でやり取りしたら？』と何度言っても、相変わらずLINEを手放せないみたいです」（31歳／看護）

LINEの存在で「以前よりも、気疲れすることが多くなった」という声をよく耳にするようになりました。ましてやそこに恋愛が絡むと、つい冷静さを失ってしまいがちな私たち。ですが、あくまでも普段のコミュニケーションを補うためのもの、という考えを忘れないようにしたいですね。