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結婚相談所でガチ捜索!アラサーの「50の理想」を満たす男性はいるのか?

婚活の最後の砦と言っても過言ではない「結婚相談所」。結婚相談所に行けば、確実に結婚できる!なんて印象さえありますよね。巷で抱かれている、そんなイメージは現実のものなのでしょうか。

今回、編集部スタッフが実際に結婚相談所「オーネット」に50の理想を掲げ、出陣。今まで何組ものカップルを成立させてきた辛口結婚アドバイザーの若林さんにお話を伺いました!

編集部馬場の50の理想

今回、ターゲットとなったスタッフは、婚活の成果が一向に見られない編集部・馬場。彼女は以前「結婚相手に対する50の理想」を挙げていましたが、それがこちら。

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最後まで読みたくないほどの項目数……。果たして理想の高い女子のお眼鏡に叶う相手は見つかるのでしょうか。

30代は選り好みできない?

――――これが、ある女子の理想の男性なんです。1年以上前からこの条件に合う男性を探しているんですが、まだ出会えてなくって……こんな条件の人、登録されてますか?

「もちろんいます。高学歴で収入もよく、見た目も清潔感のある人は結構登録されています。ただ、男性の場合20代の会員様は比較的少ない印象です。みなさん、1年以内に結婚したい、などと目的意識を持って登録していて、当然ですが結婚への意識が高い人ばかりですよ」

――――じゃあ、結婚相談所に登録すれば、この理想の相手と結婚できるってわけですね!?

「確かに、オーネットにはこういった属性の高い男性がたくさん登録しています。」

――――やった!!じゃ、オーネット登録しておきますね。お疲れ様でした。この後、家に帰って、「おそ松さん」をもう一度1話から見直すという、ミッションが……

「(この前の結婚願望がない男性と同じかしら……)ちょっと待ってください!30歳を超えてくると、こういった男性とマッチングする確率は、ガクンと低くなりますよ」

――――30歳を超えたらもうダメなんですか!?早くないですか!?藤原紀香さんは、何歳だと思ってるんですか?

「藤原さんは再婚ですし、婚活市場には、20代後半の女性もたくさんいるんですよ。しかも美人できちんと仕事をしていて……うちは看護師さんが多いかもしれませんね。若いうちから婚活をすれば、その分自分の理想の男性とマッチングしやすいのです。

よく考えてみてください。同じように仕事をして、見た目もそこそこ良くて明るい女性なら、30代よりは20代の方がいいに決まっているじゃないですか」

――――三十路過ぎの女子にとっては、ナイフのように刺さる言葉です……。

「シンデレラストーリーなんて、そうそうないんです。結婚相談所に登録をしただけで、自分の理想通りの人と結婚できると思ってはいけません

パーティーなどで意気投合をして、マッチングする場合もありますが、データ上で出会うなら20代にはかなわないと覚えておいてください。

30歳を超えたら、まず自分自身を客観的に見直すことが大切。自分が他の人より劣っているから、理想を下げなさいという意味ではないのです。

例えば、美人で年収2000万円の40歳女性。彼女が自分と同等レベルかそれ以上、同い年か年上でないと結婚できないと言ってきたとします。しかし、年収2000万円を超える高収入な男性が、彼女をあえて選ぶと思いますか?きっと、若くて可愛らしい女性を選ぶのではないでしょうか」

――――じゃあ、30歳を超えた女子はどうすればいいんですか!?

「少し考え方を変えるだけでいいんです。例えば、自分がこの年収2000万円の女性のように稼いでいるのなら、男性にはそれを求めない。自分が養ってあげる、くらいの心持ちでいいじゃないですか。

この例の場合だけでなく、年齢は若い方がいいというなら、希望年収を下げたり……。条件は譲歩すること。20代の頃と同じように自分の理想を掲げるだけの戦い方では、もはや通用しないのです」

――――じゃあ、この理想通りの人と結婚したいなら、20代のうちにきちんと婚活してくべきでしたね……。

「もちろん、これらは一般常識の話です。オーネットだと、自分の今の環境では出会えないような人がたくさん。また、専任のアドバイザーがしっかりと相談にものります。30代でもきちんとアドバイスを聞ける人は、理想に近い人と結婚できるかもしれませんよ」

20代でも、結婚相談所に登録をして婚活する時代。30代が婚活市場で勝ち抜くには、同じ戦法で戦っていては勝てないとのこと。三十路を超えたというだけで、こんなに市場価値が変化するとは、動揺の色を隠せません。

とにかく会えるだけ会ってみて、フィーリングの合う人にはどんどんアピールしていくようにしたいものです。

相手に多くを求めすぎてはダメ!

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「あと、この『私の家族を大切にしてくれる』という項目だけど……」

――――やっぱり、相手の容姿とかスペックだけじゃなくて、結婚って家族になるわけだし、自分の親にも、フレンドリーに接して欲しいなっていうか。家族のつながりが薄くなっている今だからこそ、両親と一緒にご飯行ったり、買い物したりとか、絶対大事だと思うんですよね。馬場ちゃんもそうなのですが、うちの両親も、オープンと言うか、そういうのって、嫌いじゃないっていうか、喜ぶとおも……

「ストップ!!!ここで問題は『私の家族を』という書き方。自分は相手の家族も大切にできるのですか?結婚とは、お互いの家族が一つになるということなので、相手にばかり求めていてはダメですよ。

まず、性格の面では相手に求める前に、全て自分がクリアできているかどうか、とうことです。同じことを相手にもしてあげられるのか、それが大事」

――――書き方一つで見破られてしまうとは……他にマイナスになる要素は?

「専業主婦を希望している女性も、あまり人気がありません。男性は結婚をしても仕事を続けてくれる相手が良いのだとか。しかし、それを判断することはなかなかむずかしいので、今仕事を頑張っているかが重要になってくるかもしれませんね」

自分ばかりが楽をしたい、自分ばかり大切にしてほしいという考え方では、結婚には遠いのかも。相手を支えてあげたい、という気持ちがあれば、自ずと結婚できる女性になっていくということでしょうか。

男性が結婚したいと思う女性像とは?

――――男性は、ズバリ結婚相手にどんな部分を求めるんですか?

「男性はやはり、仕事を熱心にしているとか、顔がタイプかどうか、などを重要視する傾向にあります」

――――結局顔なんですね……

「女性だって同じだと思いますよ。結局は自分がタイプの見た目じゃないと無理、っていう人の方が多いと思います」

――――では、見た目に自信がない女子は結婚できない?

「見た目に自信がない人には『お化粧はもう少しこうしたほうがいい』とか『痩せたほうがいい』とか『服はこんなのがいい』というアドバイスも、弊社ではしています。それを素直に聞ける人は、きちんと結婚できていますよ。『でも……』『だって……』と言ってなかなかアドバイスを聞き入れない人は、いつまでたっても結婚できません」

――――でも……自分に似合うものは自分が1番わかってるわけだし……

「さっそく『でも』って言ってしまってますよ!それから、上から目線な態度もやめましょう。自分が男性だった場合、どんな女性と結婚したいか考えてみてください。いつも上から目線で、ここがダメ、あそこがダメ、と否定ばかりしてくる女性とは、ずっと一緒にいたいとは思えませんよね。

自分で50個も理想を固める前に、自分もそれに見合った女性になることが大切。30歳を超えてまで、高い理想を望むのは婚期が遅れる原因の一つになってしまいますよ」

――――最後に、読者の皆様に一言!

「恋愛は、常に人に相談したいものだと思います。しかし、30歳を超えて周りも既婚者ばかりになってくると、なかなか相談しづらくなってしまいますよね。結婚したいしたいからと頭でっかちになる前に、自分を見つめ直す、現実を知るということでも、一度カウンセリングにいらしてみてください」

結婚相談所には、確かに馬場の理想を満たすような、素敵な男性がたくさん登録しているようでした。しかし、そんな理想の男性に選ばれるような女性になるには、もう少し自分自信を見つめ直す必要がありそうですね。

もっと詳しく!!

編集部
編集部

女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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