約3割が「挙式は日本で」!国際結婚カップルの結婚調査
現代は、グローバル社会。厚生労働省「人口動態調査」によると、国際結婚件数は年間約24,000件で、30組に1組は国際結婚となっています。
ワタベウェディング株式会社が、国際結婚カップルの結婚・挙式に対する実態や意識についての調査を実施。注目を集めている国際結婚カップルの挙式内容や、日本ならではの風習についての意向が明らかになりました。
約3割が「日本で挙式を実施」
国際結婚カップルの結婚式は約3割が「日本」で。日本での挙式場所は1位「ホテル」30.3%、2位「チャペル」27.3%、3位「神社仏閣」18.2%でした。近年、外国人カップルからのお問い合わせも急増しているようです。
また、日本の結婚式の風習の中で「行ったこと」「行ってみたいこと」についての質問に対し、結婚式で「行ったこと」では、1位「日本の花婿・花嫁の着物衣裳を着る(31.9%)」、2位「結婚記念写真の前撮り(26.2%)」、3位「お色直し(24.6%)」という結果に。
「行ってみたいこと」の1位は、「日本の花婿・花嫁の衣裳を着る(着物を着る)」31.6%で、実際に着たと答えた回答と合わせると48.6%(243名)と、やはり日本らしさのある着物への関心が高いようです。
「和婚」は神聖で素敵!参加した(見かけた)挙式についての感想は?
「神社で行われた為、とても神聖な式だった。(ブラジル国籍20代男性)」「神社での結婚式は厳かで好きです。(台湾国籍30代女性)」のように、日本の神社で行われる「和婚」や「和」のテイスト(桜・和装)について好意的な声が多く見られました。
日本の結婚式の風習で驚いたことは「お色直し」が16.6%で1位、続いて「親への手紙朗読(15.2%)」、「披露宴時の友人の余興(12.4%)」とのこと。どれもよく見られる光景なので、ちょっと驚きですよね。
そして「自国との風習の違いはありますが、笑いあり涙あり関わってきた全ての人が祝ってくれ、感動はどこの国でも共通しているなと思う。(韓国国籍20代男性)」のように、結婚式の感動は世界共通だ、という感想も。
国境を越えて結ばれた恋。ぜひ素敵な結婚式を挙げたいものですね。
【調査方法】インターネット調査
【調査期間】2014年9月10日~9月16日
【調査対象】日本在住で、夫妻のいずれか一方が外国籍の20代から60代の男女500名
日本以外のアジア圏 …316名(男性92名、女性224名)
ヨーロッパ圏、北中米圏 …146名(男性131名、女性15名)
南米圏、アフリカ圏、中近東圏、オセアニア圏 …38名(男性28名、女性10名)