「友達からの紹介ってあり」?アラサー恋活女子のリアルな本音と現実
彼氏いない歴約4年。「彼氏がほしい」と思ってはいるものの、彼氏ができずにいるアラサー女、ライターの村上ちぃです。
婚活と言うよりは「恋活」に励んでいる筆者の悩みを、出会いのエピソードとともに赤裸々に語っていきたいと思います!同じように出会いに悩んでいる方に、共感いただけると幸いです。
前回、自然に恋を見つけることは難しいと分かった私。
“しかし、このまま何もしないわけにはいかない。どうしたら恋を生み出すことができるのか……”
そこで考え付いた一つの答えは、「友人から紹介してもらう」ということでした。
好みの男性に自然と出会える確立は低い。しかし、私の好みを知っている友人から紹介された男性から選べば、その確立は格段と上がるはず。
そう思った私は、さっそく仲が良くて人脈の広い友人にお願いをし、男性を紹介してもらうことにしました。
Contents
友人に紹介してもらった男性とは?
甘いマスクのイケメン外国人
一人目に紹介された男性は、イケメン外国人のルイスでした。
「面食いのちぃにぴったりだよ」と、友人はさっそく写真を見せてくれます。
実際彼はかっこよくタイプで、私は食いつきました。「かっこいい!!いいね!!」と、かなりの前のめり。
最近までマッサージ師の綺麗な彼女がいたらしく、イケメンはやはりモテるよう。ライバルは多そうです。「もしかすると私の手には届かない人なのかもしれない」と思いながらも、だからと言って試合放棄するのはもったいない、とルイスとの恋を前向きに考えていました。
料理上手なイタリア人
二人目は、料理教室の先生をしているというイタリア人のアラン。
「料理上手でイケメンだよ」と、友人はまたもや写真を見せてくれました。
そうなのです。私は外見をとても重視するタイプ。人を見た目で100%判断するわけではありませんが、外見に魅力を感じたことがない人に私はこれまで恋に落ちた経験がありません。
写真を見て速攻、「ない」と言い放ちました。タイプの顔でないばかりか、私には生理的に受け付けない外見だったのです。
「え?なんで?鼻が高くてかっこよくない?」と、驚く友人。
「おいしい料理作ってもらえるよ」と、アピールポイントで推してきます。
料理が上手ということは私にとってはあまり魅力的な要素ではなく、友人のアピールは全く響いてきません。
「今度アランの家出料理教室があるから一緒に行こうよ」と誘ってくれたものの、私はなんだか乗り気がしませんでした。
海外好きのアクティブ外資系マン
三人目は、海外経験豊富でアクティブな外資系企業に勤めるタクさん。
“海外経験豊富” “アクティブ”というワードは、私にとって魅力的なものでした。なぜなら、私がこれまで好きになったタイプの人は、皆「海外経験豊富」で「アクティブ」な人が多かったからです。
期待が高まる中、写真を見せてもらいました。
結果は「まぁ、悪くはないか……」。
写真映りが良くないだけで実際はもっとかっこいいかもしれないと、何枚か写真を見せてもらうものの、見ればみるほどよく分からなくなります。
「ちぃは海外好きだから、きっと話しが合うと思うよ」と、さすが私のことをよく理解している友人は、私と似た価値観を持つ人を選んでくれたようです。
そんな友人の助言により“きっと、色んな価値観を受け入れてくれる人なんだろうな” “自分の考えをしっかりと持って色んなことに挑戦する人なんだろうな”と、妄想を膨らませる私。
「いいかもしれない!?」と思いかけてきた矢先、「タクさんは意見をストレートに言うけど大丈夫?それ間違ってる。とかはっきり言うよ」と、友人が私にとってネガティブな要素を言ってきました。
タクさんに対して前向きなイメージを膨らませていた私でしたが、「もっと優しい言い方で言ってくれる人の方がいいな……」と、彼に会うのが少し怖くなってしまいました。
トーク上手のモテ男美容師
最後に紹介してくれたのは、モテモテ美容師のカズトさん。
女の子の扱いがうまく、友人も色々な場所に連れてってもらったと言います。見せてもらった写真は、少人数のグループでクルージングやBBQ、テーマパークに行った写真で、社交的な性格が感じとれるものでした。
「明るく親しみやすい雰囲気で好印象ではあるものの、残念ながらタイプの顔ではない……」そうです。例に漏れず、また基準の高い理想を振りかざしまています。
しかし、嫌いなタイプではないし、デートをしたら楽しそうではある。話も盛り上がりそうな気がする。写真を見ながら、彼とのデートの光景を想像していました。
安易すぎるジャッジに友人「待った」?
私はすかさず、「ルイスを紹介して!」と言いました。
理由は簡単。外見がタイプだからです。
外国人ということも抵抗はなく、英語を勉強したい私にとってはむしろプラスの要素でした。イケメン外国人とデートをする姿を想像すると思わずニヤリ。英語も上達するに違いないと、メリットしか浮かびません。
しかし、「本当にルイスだけでいいの?」と、少し納得していなさそうな友人。「私はカズトさんがいいと思うんだよね」と言います。
なんで?と理由を尋ねると「カズトさんがデートをするとしたら一番楽しいと思うよ。質問上手・聞き上手だから会話をしていて楽しいし、色んなことも知っていて色んな場所に連れて行ってもくれるよ」とのこと。
さらに「ルイスはかっこいいけど、シャイだからあまり話さないよ」と助言してくれました。
「ごはんに行ってお会計のときに、ATMでお金下ろしてくるってなぜか毎回コンビニに行くし」と、更に追い打ち。
その姿を想像すると、今まで王子様に見えていたルイスが急にかっこ悪く思えてきました。
“ルイスの外見だけがタイプで、中身はタイプではないのかもしれない……”
外見を無視し中身を重視してもう一度考え直してみると、友人が言うようにカズトさんが良いのではないかと思えてきました。
最終的に下した私の決断は
「よし!カズトさんも紹介して!」と、私は考えを変えました。
「そうこなくっちゃ!会うだけ会ってみた方がいいよ」と、友人も嬉しそうです。
また「タクさんはいいの?」という友人に、「じゃぁタクさんもお願い!」とノリ良く答える私。
「よし!」と、続けざまに「アランは?」と聞かれましたが、「アランは生理的に無理だからやめておく」と断りました。やはり生理的に無理なものは無理なのです(笑)。
最終的に私は、生理的に合わなそうなアラン意外の三人の男性と会ってみることに決めました。
相手のことを知る前からジャッジを下すなんてもったいない。そして、友人の紹介であれば、会ってみて損な人はいないはず。
少しでも可能性があるのであれば、その可能性を大切にすべきですよね。
前回の教訓を得た私は、より積極的に恋の可能性を見つけて恋の次のステップを踏んでみることにしたのです。
(次回へ続く!)
~今回の教訓~
一人に絞らず、少しでも可能性があれば次に繋げてみること
友人の紹介であれば素性が知れて安心