睾丸の大きい男性ほど浮気性?生物学的に見る男の浮気トリビア
男性の浮気についてどのくらい考えたことがありますか?よく「男の浮気は本能だから」と言われることが多いですが、それでも浮気をしない誠実な男性も多いものです。どうして男性の浮気は本能と言われることが多いのか。今回はその実態を生物学視点から分析してみました。
遺伝子に浮気が組み込まれている?
男性が浮気症なのは、まずひとつに遺伝子がそのように組み込まれている可能性が考えられそうです。男性はより多くの女性とエッチした方が、自分の遺伝子を残せる確率がアップするもの。
実際、家畜の種付けをする時も、オスは同じメスと何度も交尾をしていると、次第に射精しにくくなるというデータが出ているそうです。でも、これが別のメスと交尾をさせると、すぐに射精してしまうのだとか。
人間においても同じことを言われることがありますが、もしかしたら男性は知らず知らずこのことを本能で知っているかも……?とはいえ、男性のなかにはセックスに興味がない人もいたり、本能のまま恋愛をしている男性ばかりではないものです。
「浮気は男の甲斐性」と思わず、ヤリ目的の男性に騙されることのないよう、きちんと付き合う相手を見極めたいですね。
睾丸の大きい男性ほど浮気をする?
海外で行われたある調査でも、睾丸の小さい男性ほど子育てに協力的なことが分かっているそう。というのも、睾丸が大きいほど精子の製造能力は優れていると言われています。
ちなみに人間の睾丸の大きさは体重比の0.06%で40.5g、一回の射精に含まれる精子の数は1〜3億。一方で乱婚型のチンパンジーの睾丸は体重比の0.27%で118.8g、一回の射精に含まれる精子の数は5〜6億とのこと。
精子の数がそれだけ多いのはほかのオスとの精子間競争に勝つため、より多くの精子を送り込んだ方が自分の遺伝子を残すのに有利だからなのだそう。
「睾丸が大きい=性欲が強い」とは一概に言えませんが、前述の遺伝子論と相成って、睾丸の大きい男性ほど浮気向きの体質であると言えるのかもしれません。
男性は恋人と離れているほど精子が増える?
浮気をしないためには、恋人としてきちんと構ってあげることも大切ですよね。イギリスの生物学者ロビン・ベイカー氏によると、妻や恋人と離れている時間の割合が大きいほど、精子がたくさん作られているのだそう。
つまり、パートナーと一緒にいる時間が長いほど、彼女は浮気をしていないことが分かり、精子の数も少ないままなのだそう。ところがパートナーとしばらく離れていると、パートナーが浮気をしているかもしれないと考え、精子の数も多くなると言うのです。
精子の数を増やすということは、前述の通りほかのオスとの精子間競争に勝つためです。本能とはいえ、男女の気づかぬところで精子の数が調節されているとは、ちょっと驚きの結果ですよね。
彼の浮気を未然に防ぐために
いかがでしたか。男性が浮気をするワケ、男性の生態について少し理解が深まったのでは?こうして見ると、男性の浮気はそれぞれのポイントが連鎖したゆえかもしれません。裏を返せば各ポイントさえ押さえていれば、浮気を防ぐ秘策が立てられるとも言えそうですね。
フリーランスライター。「AppWoman」「恋学」「ハウコレ」「愛カツ」「ラルーン」「ウレぴあ総研」「教えて!gooウォッチ」「マイナビニュース」など、女性向けWeb媒体を中心に恋愛、モテテクに関する記事を連載。読者目線を心掛けながら、男女にまつわる素朴な疑問を解決できるような記事作りをモットーにしている。
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