カラテカ入江の「男の合コン丸裸!」第1回〜彼女持ちが合コンするのは当たり前?〜
「合コンキング」としてはあまりにも有名すぎる、カラテカ・入江慎也さん。
LINEの友達登録数の上限である5,000人もの友達がいて、その友達や知り合いと合コンを重ねた回数は2014年の時点でも3,000回を超えていたそう。
今では「合コン」と言うよりも「飲み会」と言う方が主流になってきているとのことですが、その回数は着実に伸びているんだとか。
そんな合コンキングの入江さんが、DOKUJOのために一肌脱いでくれることになりました!
連載名は「男の合コン丸裸」。その名の通り、合コンにおける男の本音や本性を丸裸にしてしまおうという企画です。
男はなんで合コンに行くのか? どんな女子が好かれやすいのか? などなど……。常識からえげつない本音まで、遠慮なく聞いていこうと思います!
第1回目は、男は彼女持ちでも合コンに行くのか? について。
彼女持ちでも合コンに行く男は多い!?
―― ズバリ聞きますが、どのくらいの男性が彼女の存在を隠して合コンへ行くのでしょう?
入江「合コンへ来ても『彼女がいる』って言わないってことですか?」
―― そうです。割合はどれくらいでしょう?
入江「う〜ん。彼女持ち男性の約7割かな?」
―― 結構いますね!
入江「逆に彼女がいます、ってちゃんと正直に言う人をあまり見ないよね」
―― 確かにそうですね
入江「今の時代、彼女がいるからとか関係なくなってきているんです。入籍するまでは『自分はフリー』と思っているというか」
―― 合コンで彼女以上にいい人が見つかったら、乗り換えるってことですか?
入江「分かりやすく言うとそうですね」
彼女持ちでも合コンでいい人を見つけたら乗り換える!?
―― なんでそんな男性が増えたんでしょう?
入江「男性だけじゃないよ。女性だって、相手に彼女がいても、そこまで気にしないって人が多い。ある程度合コンに行っている女子なら、イケてる男性は(彼女が)いて当たり前と思っているしね」
―― 昔の方が、男女共にフリーかどうかを気にしていたということ?
入江「なんていうんだろう。今ってパパ活とかあるくらいだし、恋愛の形がどんどん多様化しているよね。その影響が強いんだと思う」
―― では、妻子持ちも同じ?
入江「同じでしょう。7割くらいは独身と嘘をついているはず。結婚している場合は、乗り換えるとかはそこまで考えてないと思うけど」
―― 指輪とか、外すだけじゃ跡残りません?どうしているんですかね?
入江「もともとしてない人が多いよ。経営者とか特に、普段からしていない」
―― 既婚かどうか、判断のしようがないですね
入江「経営者って、だいたい結婚してるから(笑)。その中で浮気する人は9割くらいいるし。経営者と聞いたら、まず独身と思わないことですね!」
―― では、合コンに何を求めてくる男性が一番多いんですが?
入江「僕らみたいにその場を楽しみたいだけの人もいれば、やりたいだけの人もいるし……人それぞれですよね」
―― 一般人だと?
入江「やっぱり彼女が欲しいという目的で行っている人が多いと思う」
―― すでに彼女がいてもいなくても、ってことですね
入江「そうなりますね(笑)」
―― でも、その目的は女子と一緒で安心しました
入江「だって、会ってその日に……なんてなかなかないでしょ。でも自分に自信がある男性は別。某有名なIT企業とか広告代理店の人とか、スペックが高い人は、合コンで自分がモテることを確かめている節もあると思います」
―― そういうスペックが高い人が、一回だけではなくて本当に求めるのはどういう女性なんですか?
入江「いろいろあるけど、知識が深い人とかがいいかも」
―― 女子に求められる知識の深さって、何なんでしょう?
入江「例えば、ブランドものに詳しい、ご飯やさんに詳しい、飲み屋に詳しいとか。そういう人とは、いろいろ教えてもらっているうちに……なんてことが多いですよ」
「合コン」が減っている理由って?
―― 最近では、合コンとは言わなくなったと聞きましたが
入江「もう合コンとかいうの恥ずかしいよね。特に歳を取ってくると」
―― じゃあ人数合わせとか、テレコに座るとかも
入江「あんまないのかな。別に人数とか合わせない、ただの男女の飲み会って感じ」
―― じゃあ、飲み会って聞いて行ったけれど、実は男性的には合コン的な感覚だったってこともあり得るわけですね?
入江「あるでしょうね」
―― じゃあ、ただの飲み会でも気は抜けませんね
入江「これを言ったら元も子もないけど、そもそも『合コン』で真剣な出会いを求めている人が昔よりは少なくなった」
―― たしかに、それは感じています
入江「それはなぜかっていうと、マッチングアプリが発達したからだと思うんですよね。だって、その方がラクじゃない」
―― と、いいますと?
入江「写真やプロフで選んで、良いなと思う人と直接会えるんでしょ?それって、ムダな時間もお金もかからないし効率的だと思いますよ」
―― 合コンは会うまで自分の好みの子がいるかどうか、わからないですもんね
入江「そう!合コンなんて8割がた失敗に終わるんだから、効率の面で考えるとかなり悪いよ」
―― 合コンに出会いを求めるんじゃなく、純粋に楽しみに行くというのが、新たな考え方かもしれませんね
恋愛観の多様化に伴い、合コンに来る人が必ずしもフリーではなくなり、そもそも合コンに参加する人すら少なくなっているという現状。合コンキングの入江さんでさえも、最近では合コンの機会は減っているそうです。
もちろん彼女を求めて合コンに来る人も一定数いるそうですが、そうでない人も多い中で、彼氏や結婚相手を探すために合コンだけに躍起になるのは非効率的のようですね。
それでも、ひょんなところに出会いはあるもの。
「彼氏をゲットしなきゃ!」という使命感を捨ててその場を純粋に楽しむことで、あなたの本当の良さに気が付いてくれる男性が現れるかもしれません!
協力・吉本興業/文・熊谷彩香(編集部)