同棲生活は異文化交流!?ストレスなく彼と仲良く暮らしていくコツ
仕事の異動や転職をきっかけに、春から彼と同棲をスタートする方もいるでしょう。
生い立ちも生活習慣もまったく異なる、いってしまえば“赤の他人”との共同生活は、いくら「好き」という感情があっても「理解と妥協」が必要です。
ストレスなく同棲生活を送るために必要なポイントを紹介します。
基本は「Give & forget」の心で
夕食は誰が作るの?片付けは?掃除は?ゴミ出しは?……など、家事は際限なく発生し、どちらが分担するかはいつもモメるポイントだと思います。
共同生活をする上で男女共に持っておいて欲しい考え方が、「Give(与える)& forget(忘れる)」です。 「Give(与える)& take(取る)」をベースに考えてしまうと、「give」と「take」のボリュームが同等に見合っていないと、不満を感じてしまうもの。
やってあげても貸しにはしない。けれども相手がやってくれたら素直に感謝すること。もちろん「やってもらって当たり前」の姿勢はNGです。
気になることはハッキリ言う
一緒に暮らしていると、掃除の頻度や、モノの収納、食事の作り方から片付け方、トイレの使い方に至るまで、細かい生活習慣の違いに戸惑うこともあるでしょう。
一人暮らしなら自分の好きなように暮らして誰からも何も言われないし、家族と同居だとしても、長年馴染んだ家のルールは暮らしやすいものです。
しかし彼という「他人」との共同生活では、慣れたルールが根底からくつがえされることもあります。暮らしのルールの違いはちょっとした異文化交流のようです。
そのルールは時間をかけて理解し合う必要があるし、時にはハッキリと「嫌なものは嫌」と伝えることも必要。
伝え方のポイントは、「I(アイ)メッセージ」にすること。
「あなたが◎◎してくれない」など相手(You)を主語にすると、相手を責めているように聞こえてしまいます。しかし「モノが出しっぱなしだと、私は悲しくなる」「そんな風に言われると、私は傷つく」など、「私」を主語にして感じていることを伝えることで、相手を責めることなく自分の気持ちを伝えることができます。
自分にも相手にも嘘をつかないコミュニケーションが、ストレスフリーな同棲生活のポイントです。
できない時はできないと言う
「仕事も家事もしっかりこなしたい!」と張り切るのもいいけれど、無理して完璧に続けていては、ストレスフリーな生活とは遠くなってしまいます。仕事をしていると、どうしても夕食を作れなくなるほど疲れてしまう日もあるのでは。
そんな時は、彼に素直に「疲れたので作れない」とSOSを投げてみましょう。彼が作ってくれるかもしれないし、外食するなどの対策を考えてくれるはず。もし何もしない相手ならば、同棲を考え直したほうが良いレベルだと思います。
つまり、ハッキリとSOSを伝えることは、彼が結婚相手にふさわしいかどうかも見極める機会にもなるわけです。
お互いに一人の時間を確保する
どれだけ相手のことが好きでも、一人になった時間にしかできないこともあります。一人になって自分と向き合う時間を持ってもいいし、女友達や趣味の仲間など交友関係を広げ、新たな世界を持ってもいい。
一人の時間も大切にするし、彼以外の世界も持っていることで、彼を客観的に見ることができたり、2人の時間をより楽しいものにすることができると思うのです。
2人で笑い合えることがあると、「この人と一緒にいて良かったな」と実感できるもの。彼も「この子と結婚したい!」と、より現実的に考え始めるでしょう。春からの新生活、幸せに過ごしてくださいね!