女遊びが激しい彼氏をもつ友人からの相談…友人として出した結論とは?
彼氏いない歴約4年。「彼氏がほしい」「好きな人が欲しい」と思ってはいるものの、彼氏ができずにいるアラサー女、ライターの村上ちぃです。
婚活と言うよりは「恋活」に励んでいる筆者の悩みを、出会いのエピソードとともに赤裸々に語っていきたいと思います!同じように出会いに悩んでいる方に、共感いただけると幸いです。
筆者はなぜか、友人からよく恋の相談話をもちかけられます。そして、色々と相談を受ける中で思うこと。
それは、“本人の中に答えはもうあって、しかし、本人はそのことに気づいていない”ということです。
女遊びの激しかった彼氏を持つマナからの相談
例えば、先日は友人のマナからこんな相談がありました。
「彼氏のことなんだけど、私と付き合う前は、女遊びが激しい人だったらしいの。毎週のように合コンに行っていて、付き合ってもいない子を家に泊めることもあったって。彼氏と私の共通の友達がいて、その子が教えてくれたの。彼から告白されて付き合うことになったし、ずっと一途に愛してくれてるって思っていたから、なんだかショックで。友達は、そんな女遊びの激しい彼とは別れたほうがいいって言うんだよね。ちぃはどう思う?」
相談者の本音は何なのかを探る
「どう思う?」と聞かれたとき、私はいつも本人の心の中にあるものを考えます。
言葉はただ、「どう思う?」と言う言葉でも、本人の中で結論が出ていて、その結論に対してどう思うかを聞かれている場合が多いからです。
その真相を確かめるために、こんな会話を始めました。
「マナは、遊び人だったら嫌なの?」
「遊び人だと不安だね。浮気されるかもしれないし」
「そっかぁ。浮気されるのが嫌なんだね」
「え?ちぃは浮気されてもいいの?」
「嫌だけど、別れるポイントではないかな」
「昔遊び人だったっていうだけで、まだ浮気されたわけじゃないもんね」
「うん。でも、されるかもしれない」
「もしも浮気されたら立ち直れないほど傷つく?傷つくくらいなら、傷つく前に別れたい?」
「傷つくとは思うけど……」
「じゃぁ、傷つきたくないなら別れちゃえば?」
「……。でも、まだ浮気されたわけじゃないし……」
対話から見えてきたマナの本音
マナの相談の内容は、私にとってはこんなように聞こえていました。
「彼のことが好きだから、別れたくはない。でも、周りの人は別れたほうがいいって言うの。別れたほうがいいのかな、どう思う?」
これが、マナの本音のように思えました。
自分で自分の気持ちが分からないことは、恋愛に限らずともよく起こりえます。
きっとマナは、周りの人からのアドバイス、世間の常識や情報によって、自分の気持ちが分からなくなっているのでしょう。
客観的に見ると、マナの気持ちははっきりしているのに。
友人として出したマナへのアドバイスは
もちろん、友人がダメな方向に進もうとしているならば、それを全力で止めてあげるのは友人の役目。しかし、今回の場合、マナの気持ちを押しとどめてまで止めるべきことなのでしょうか?
もし彼が女遊びが激しかったとしても、実際に浮気してしまうかなんて分からない。そんな“もし”の話で、マナの好きだという気持ちを我慢させるなんてもったいない。仮に浮気され、例え傷ついたとしても、マナなら立ち直ることができる。
「無理に別れなくてもいいんじゃない?自分の気持ちに素直になっていいと思うよ!もしも浮気されたら、そのときは私がマナを支えるからっ」
これが、私がマナに送ったアドバイスでした。
「そう言ってくれてありがとう。彼を信じてみることにするね!」と言ったマナの表情は、明るくすっきりしたように見えました。
“友人の素直な気持ちを応援すること、もしもダメであったときに支えてあげる存在になること”
これが、恋する友人に対してすべきことなのではないかと思いました。
~今回の教訓~
自分の素直な気持ちに気づかせてあげるべき
友人なら本当に困ったときに手を差し伸べ支えよう