fbpx

【婚活力アップデート講座】なぜ結婚にトキメキが不要なのか?相手に求めるべきはこの姿勢!

「継続は力なり」とよく言いますが、趣味でもビジネスでもライフスタイル早起きでも、続けられるってすごいことですよね。

まして一人の人と結婚して何十年も一緒に過ごせることって、かなりすごい「継続力」の証明だと思いませんか?

ただ結婚には続く結婚と続かない結婚があるのも事実。また、続く結婚の中でも幸せが続く結婚と、幸せではないけど関係だけが続いている結婚もあります。

「継続には自分の周りの環境設計が大事だ」とよく言われますが、結婚における一番の環境設計は、結局のところ誰と結婚するか?に集約されます。

つまり、どんな人を結婚相手に選ぶ人によってその結婚が幸せに続くのかどうかが決まってしまうということ。いやはや恐ろしいですね。

そこで、今回はどんな人と結婚すれば幸せが続く結婚ができるのか、それを考えてみたいと思います。

なぜ私たちはトキメクのか?

理想の結婚相手の条件に「ずっと恋人関係でいられてトキメキが風化しないような人」と答える女性は多いのですが、私はこの発想に疑問を抱いています。

ところで、人が恋をする時になぜトキメクのか考えたことはありますか?

人間の本能は、生命維持や種の保存に必要な活動を優先するようにできており、恋愛はより優秀な遺伝子を残すのためのファーストステップです。

私たちの体は、恋愛対象を見つけた時にトキメキという「快楽」を感じるプログラムを組まれていて、自分たちに積極的に種の保存のための活動をさせようとしているわけですね。(これも一つの環境設計です)

ただし、この快楽は一種の麻薬のようなもので、一時的なカンフル剤にしかなりません。

結婚には本当にトキメキが必要なのか?

その証拠に、実際に子どもが生まれた夫婦は、遺伝子交配という目的が達成されているために、トキメキを感じる必要性が少なくなります。

もちろん出産後もトキメキの必要性がゼロになるわけではないのですが、それまでよりは優先順位が下がることは間違いありません。

結婚前はラブラブだったカップルが、子どもができた瞬間にだんだん冷めていく原因の一つが、優先順位の低下にあるのではないかと考えられます。

そう考えるとトキメキを継続させることは、生物学的に非常に困難だということがわかります。これが私が「結婚にトキメキを求めないほうがいい」と考える理由です。

幸せであり続けよう、という姿勢が大事

それはさておき、以前、習慣化の上手な人に「どうやって良い習慣を継続させているんですか?」と聞いてみたところ、

「何よりも”継続しようって思うこと”が大事だな」と言われて、なるほどと思ったことがあります。

物事が続かない本当の理由って、結局のところ「心から続けようとは思っていないこと」が原因なんですよね。

ということは、裏を返せば、トキメキがなくても仲のいい夫婦であり続けようと心から思っている人と結婚できれば、幸せな結婚生活が継続できる可能性が高いということです。

では、目の前の相手がそういう人なのかどうかはどこで判断すれば良いのでしょう?

私は、相手の話を聞き自分の話をきちんと伝えようとする「対話しようとする姿勢」で判断できるのではないかと考えています。

結婚相手に必要なのは対話する姿勢

人間は「相手のことをもっと詳しく知りたい、自分のことを知って欲しい」と思っていなければ、他人と面と向かって対話をしようとはしません。

一方で、「長い年月をかけてあなたとの関係を続けていきたい」と思っている相手とは、積極的に対話をしようとします。

対話をしようとする行為は、より深い関係を築くことを前提にしています。ですから、対話の姿勢がみられれば、幸せな夫婦であり続けようと思っていると判断できる、というわけです。

また対話の姿勢は問題解決にも直結します。長い夫婦生活においては、子育てのことやお互いの両親の問題、お金に関することなど多くの問題が発生します。

問題が起きた時に、対話によってお互いの納得いく形で合意形成をしていく姿勢がなければ、問題が解決して行かず、夫婦関係を長続きさせることもできません。

以上のことから私は、トキメキよりも対話する姿勢のある相手と結婚することこそ、幸せな結婚生活を継続させていくための一番の環境設計なのではないかと思うのです。

川口 美樹
元俳優。恋愛コラムニスト兼キャリアアドバイザー。日本大学芸術学部 映画学科映画コース 卒業。 俳優業とカウンセリング業を通じて学んだ人間心理と、自身の事業経験を通じて体験した気づきをミックスした独自の恋愛理論が好評。 「テクニックだけに頼らない本質的なノウハウ」をテーマに、1,000人以上の恋愛相談に乗った経験をもつ。/オフィシャルHP:川口美樹 Official Site >> article
この記事を読んだ人におすすめ