赤黒い歯や唇でデートが台無し!?失敗しない「赤ワインの飲み方」
BAR北条へようこそ!バーテンダーの北条誠です。
このコラムでは、北条が経営するBARで毎夜繰り広げられる実際の恋模様を元に、恋愛の駆け引き・コツをご紹介していきます。
さて、食事デートの際に赤ワインを飲む女性は多いですよね。確かに食事によく合うし、オシャレでもあります。
しかし、そのオシャレな赤ワインがデート失敗の原因になることがあるのをご存知でしょうか?
なぜ赤ワインでデート失敗となるのか、今回はそれについてお話します。
唇とか歯に……
「お酒が飲める女子とのデートは楽しいけど、赤ワインを飲んでる女子はたまに唇と歯が赤くなっている場合がありますよね。あれは教えてあげるべきかどうかいつも悩みます」(H君 37歳)
「歯に赤いのが付着している女子を見ると残念な気になりますね。デート中なのでこれからキスする展開になるかもしれないのに……青のりの赤いバージョン的な残念さがある」(T君 29歳)
そうなんです。意外と知られていないのですが、実は赤ワインは唇や歯が赤くなるのです。実はこれ、赤ワインに含まれる色素が唇や歯に付着することで起こる現象なんです。
自分では気づかないことが多いのですが、一緒に飲んでいる男子からは丸見えなんです。
「いい雰囲気でデートをしていて、お酒も入ってきた。さぁ、そろそろ口説き始めよう!と思ったその時、男子の目に飛び込んでくる歯に付いた赤い物!!」
こんな展開は避けたいですよね……
失敗しないためには……
気づかない内に唇や歯についてしまう赤ワインの色素。これを防ぐための方法をご紹介します。
失敗しない赤ワインの飲み方その1
まず一つ目は、赤ワインと一緒に水を飲むこと。
食べ物→赤ワイン→水の繰り返しですね。
色素を洗い流すという原始的な方法ですがそれなりに効果があります。
また、水がアルコールを薄めてくれので、酔いにくいという利点もあります。
失敗しない赤ワインの飲み方その2
二つ目は、油物を食べながら赤ワインを飲むこと。
油が唇や歯に膜をはり、色素が付きにくくなるのです。
一般的なのは揚げ物や焼いた肉料理です。
赤ワインは味がしっかりした料理と相性が良いので、肉料理をチョイスしてもおかしくはありません。
失敗しない赤ワインの飲み方その3
三つ目はこまめに唇を拭くこと。
赤ワインで色素が付着することを知っている女子はナプキンなどで小まめに唇を拭いています。
ただし、歯に色素が付いている場合は、ナプキンでは対応できません。
男子の前で歯をこまめに拭く訳にはいかないですからね。
北条のオススメ
赤ワインの飲み方を三つご紹介しましたが、それ以外にも対策はあります。
それは赤ワインではなく、キールやワインクーラーというカクテルを飲むという方法です。
キールとは白ワインとカシスを1対1で合わせたカクテルです。味は甘口ですが、白ワインの清涼感があるので、意外と食事にもあいます。グラスはワイングラスを使用しますし、色は赤ワインと同じ色になるので、オシャレさも失われません。
ワインクーラーとは赤ワインをオレンジジュースで割ったカクテルです。大量のクラッシュアイスを入れた大き目のグラスに注ぎます。
赤ワインの風味はそのままにオレンジの酸味と甘みが加わります。風味の少ない安物の赤ワインを飲むよりは、ワインクーラーの方が美味しく飲めると思います。
大抵の場合はストローが付いてくるので、唇の跡がグラスに付くこともありません。
これらの工夫でオシャレに食事デートをしてほしい、そう願う北条でした。