不倫経験者は4人に1人以上!?それでもやはり不倫の先にあるものは“不幸”なのか?
近年、芸能人や有名人にとって不倫報道は致命的。昨日までの人気者があっという間に凋落し、社会人生命を絶たれてしまう事件が相次いでいます。
『源氏物語』など歴史上の書物を見てもわかるように、日本でも男女の不義密通には長~い歴史があり、不倫だってありふれた恋愛のカタチとも言えなくはない。それでも社会がこれほどまでに神経質に不倫を取りざたする理由を、悲しいエピソードと共に考えてみましょう。
あなたは不倫をしたことがありますか?
ない……71%
ある……27%
現在進行中……2%
アンケートによると27%の人が不倫経験があると回答、加えて継続中の人も2%。つまり4人に1人以上が不倫経験者ということになります。
経験なしと答えた人でも、半数以上の人が友人など身近な人が不倫経験ありと回答。どうやら不倫は決して珍しいものではないようです。なかにはこんな悲惨なエピソードも
「友だちが経験者ですが、見ていて辛かったです。最終的には妊娠してしまい「堕ろしてくれ」と言われ、堕ろして・・・ぼろぼろでした。不倫の恋は、初めは楽しくても、誰かが傷つきますよね。それはたいてい女性側です」
「友人が好きになる人はいつも妻子持ち。結婚して子供にも恵まれましたが、また不倫……。結局離婚し、子供にも会えず、心配をかけたままご両親をなくし、今はひとりぼっちに」
いわゆる「不倫をするとこんなに不幸になる」というお約束のようなエピソード。不倫には人生を投げ出してしまうほど、凡人には理解できない魅力があるのかもしれません……。
既婚男性はたしかに魅力的です。が。
既婚男性と付き合う不倫の最もつらいところは、ゴールに結婚がないこと。
「不倫3年目です。『妻と別れて一緒になりたい』とい続ける彼。私も子どもじゃないし、嘘だとわかっているけれど、彼から離れられません」
また、コソコソと隠れて会ったり、人に紹介されることの決してない日陰の立場で居続けるのも若い女性にとっては損です。
「18歳の時、教習所の先生と半年間不倫してました。小さい町で人目に立つデートができないので雨の日に車の中で手を繋いだりキスをしたりしてました。今となっては若気の至りですね」
「彼の奥さんがすごい怖い人で、私と遊ぼうとして会いに来ようとして、奥さんに車のワイパーを折られてました。最終的に私は奥さんから会社に電話がかかってきて『夫を返して』と言われました。前にも他人の彼氏を略奪したことがありましたが、結婚・妻という法律に守られた相手はすごみが違う。怖かったです」
生涯のパートナーを選べる時期は短い
不倫が若い女性におすすめできない理由。それは、人間は男女ともパートナーを選んで家庭を作れる時期が限られているからです。
「そんなことない、いくつになっても恋はできるし、いまや人生80年でしょ?」
……ある意味ただしく、ある意味まちがっています。
恋はいくつになってもできますが、家庭を持ったり、お互いが社会的にパートナーとして承認を得られる期間はやっぱり昔と変わらず短いのです。社会のシステムも法律も人生80年の間に何度もパートナーを取り換えるようにはできていないからです。
不倫相手の男性と逃避行しようと駅で待ち合わせをしてたら、現れたのはなんと奥さん! 喫茶店で『子供もいるのに、相手にするわけがないでしょ!』と高らかに説教され、彼はやはり現れなかった……というような例は枚挙にいとまがありません。相手の既婚男性はすでに他の女の人生に責任を持つ立場なのです。それは独身女性が思っているよりもはるかに強い絆です。
仕事や人間関係、社会的信頼までも失いかねない不倫はよほどのことがない限り踏み込まないのが正解のようです。
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