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理想の男性の条件をビッシリ……ドン引き必須の「七夕の願い」5選

星を見る女性

今日7月7日は「七夕」。各地ではお祭りが催され、願い事を書いた短冊がつるされている場所もあります。きっと、好奇心で他人の願い事をみた女子もいるでしょう。そして期待とは裏腹に、女子にグサッとくるお願い事が書かれていることも……。

先日は「アラサーの泣ける七夕の願い事」をご紹介しましたが、今回は誰もがドン引きする「七夕の悲しい願い事」を女子に聞きました。

「娘が結婚できますように by父」

「結婚は本人のみならず親にとっても大切なことだけれど、わざわざ七夕の願い事として『娘が結婚できますように』と書かれるのは惨めな気がする。娘さんがこの短冊を見たら泣きそう……」(29歳/医療)

願い事を書いた父親本人は冗談だったのか真剣だったのかはわかりませんが、親から結婚の心配をされてしまうのは悲しいことです。「いつか親にウエディングドレス姿を見せたい」「いつか孫を抱かせてやりたい」と考える女子は、特に胸が締め付けられるのではないでしょうか。

願われる前に結婚できればいいのですが、なかなかそうはいかないもの。七夕のお願い事としてこっそり願われることはつらいですが、面と向かって「早く結婚しろ!」と言われるよりかはまだマシかもしれませんね……。

「元彼が不幸になりますように」

「別れた彼氏が不幸になるようお願いする短冊があった。どんな別れ方をしたのかわからないけれど、不幸を願うなんてよっぽどひどい彼氏だったのかな……」(33歳/教育)

他人の不幸を願うのはよくありませんよね。「人を呪わば穴二つ」ということわざもありますが、誰かの不幸を願うことは自分自身の不幸を招く行為だと思います。

もしもお願い事の通りに元彼が不幸になったとしても、清々した気持ちでいられるのは一時的なものでしょう。それで吹っ切れられるならまだいいですが、「もっと不幸になれ!」と考えるようになってはいつまでも呪いっぱなしになります。どんなに嫌な元彼だとしても、元彼のことは乗り越えて自分の幸せを願いたいですね。

「なんでもいいから結婚したい」

祈る女性

「とにかく結婚したいんだろうな、という気持ちが伝わった。私も婚活をしていたので、この気持ちはよくわかるものの……追い詰められている感じが漂っているので、願い主が婚活詐欺に遭わないか心配になる」(31歳/サービス)

本来、結婚となれば自分なりの理想があるはず。どんな相手がいいかとか、理想の家庭像とか。でもそれらの理想を全て捨てるような「なんでもいいから」という言葉をつけたということは、とにかく「結婚」できればいいというふうに受け取れます。

結婚は大切ですが、その先にあるものを考えることも必要ですよね。結婚する相手を間違えれば、不幸な人生へまっしぐらとなってしまいます。結婚=幸せではないので、自分にとって「幸せな結婚」とはなにかをよく考えていきたいですね。

「一生独身でも平気な貯金ができますように」

「結婚を諦めかけているのか、貯金についての願い事はグサッときた。一生独身でも貯金があれば安心なのは確かだけれど……」(26歳/アパレル)

結婚するにしろ独身でいるにしろ、貯金は大切。でも独身となれば、将来的に頼れる人が自分自身のみになるため、お金の力に頼ることは多くなるでしょう。お金があれば快適な生活もできますし、困ったときはお金で解決することもできます。

とはいえ、わざわざ「一生独身でいても平気なくらいの」という言葉がつくあたり、願い主は将来のことを考え、結婚しなかった場合に備えようとしているのでしょう。いいことだと思いますが、結婚も諦めないでほしいですね。

「理想の男性」についての細かい条件

「『年収600万円以上、身長175cm以上、大卒以上、次男以下、スタイルよし、私を一生愛する』など、条件が隙間なく埋まっていた短冊があった。小さい文字でびっしり書いていたため、なにかの呪文みたいになっている」(28歳/飲食)

理想の男性像は誰にでもあるでしょう。しかし、求める男性の条件が多ければ多いほど、対象となる男性は減っていくもの。たとえ条件にマッチする男性がいたとしても、その男性にはもうすでに別の女性が……なんてことは多いでしょう。

欲望丸出しの願い事は、織姫さまと彦星さまもドン引きしてしまいます。「そんな人いないよ!」と、願い事を突き返されてしまいそうです。

誰かの不幸を願うことや自分自身を見失っている願い事は叶うとは思えません。しかし、書く行為で「私はこんなことを願っていたのか」と気づくことはできるでしょう。その願い事がよくないものだと気づけたなら、次こそ前向きで素敵な願い事を書きたいですね。

素敵な七夕をお過ごしください。

神之れい

関西在住のフリーライター。1984年11月5日生まれ。ライターとは無関係の短大へ進学、一般企業で5年ほど勤めた後にライターへ転身。女性向けウェブメディアを中心に執筆。独身女性が抱える悩みのヒントになるような記事執筆を目標に活動中。名前の読みは「神之」で「カミノ」です。

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