【三十路と婚活】こんな婚活パーティーに行ってみた～謎解きコン編～

馬場です。実は三十路の独身です。あ、知ってました？

2016年のテーマ「婚活をしない『婚活』」をすると編集部で大騒ぎしていたら、優しいスタッフが面白いイベントに誘ってくれました。

謎解きコン in お台場

今回、優しいスタッフK女史が誘ってくれたのは「謎解きコン」なるイベント。なんでも、会場に隠された謎を男女のグループで解いていくという、知的アクティビティなんだそうです。

「金田一少年の事件簿」から「オリエント急行殺人事件」まで、推理モノ大好きの馬場は胸が躍りました。今まで頭の中でしかできなかった推理ごっこが、リアルな世界で体験できるのですから。

それに、グループで協力して謎を解くなら男性とも自然な交流ができますし、こんな頭脳プレイに参加する男性なら、地頭がよくクレバーなはず。ゴキブリ以上にバカが嫌いな馬場もイライラすることなく楽しめると確信し、速攻で参加を表明しました。

恋愛でこじらせ、男に失望し、婚活という迷宮に迷い込んだ馬場。ついにそこからエスケープする日が来たのかも！

この謎、スパッと解いてみせる。馬場ちゃんの名にかけて！！

当日～レインボーブリッジがキレイなお台場～

お台場は数年前に大ゲンカで別れた彼とのデート以来でしたが、K女史のおかげで再上陸です。

時刻は17時、K女史と連れ立って会場に向かいます。夜景で彩られたレインボーブリッジと観覧車は、まるで恋人達を祝福しているよう。そんなデートスポットに降り立った馬場は、当然独身彼氏ナシ。独り身にはツラすぎる雰囲気と寒さから、イチャつくカップルを睨み付けそうになりましたが、まもなく婚活迷宮から脱出できる喜びの方が大きいせいか笑みがこぼれました。

受付中の会場に着くと、そこには長蛇の列が！今回は、合計200名が参加する超大規模イベントであるにも関わらず、満員御礼だそうです。参加者のやる気がダダ漏れしている様子に、馬場のやる気もアップしてきました。

参加者を見てみると、女性は2～4名のグループが目立つ一方、男性は個人参加が多い模様。1人でこんなイベントに乗り込むくらいですから、本気度の高い男性がいることでしょう。

受付を終えて会場に入ると、男女5名ずつの10名グループに分けられ、イベント開始の合図のアナウンスが会場に響きました。馬場ちゃんの婚活事件簿の幕開けDA！

今回の謎は全部で10問。それぞれの謎は、グループをシャッフルしながら解いていくようです。1問目の謎を見つけると、早速チームで相談。クレバーメンの名推理を期待していると……

「え、何これ」
「意味不明～ｗ」
「全然わかんねーんだけど」

ちゃんと考えろぉ！糸口を見つけろ、糸口をぉ！
共通点とか特徴とか、何でもいいから手がかりを掴め！

しょっぱなからバカ丸出しの男性陣に、馬場失笑。早くも思考がフリーズしてしまったのか、男性陣は黙ってしまいました。

そんな男性陣を尻目に、女性陣は「こういう意味では？」「ここを探せってことかも」「いや、こうも考えられる」とアイディアがありあまっている状態。そのうちヒントを見つけると、会場を移動しはじめました。

ヒントによると、最初の問題の答えは「椅子のうしろ」にあるようです。館内にある特大の椅子の前に行くと、ここぞとばかりに小柄な男性が這いつくばり、椅子の「下」を覗き込みにいきます。しかし、「何もない」とドヤ顔で言うのです。どうしても納得できなかった馬場は、食い下がります。

馬場「本当に何もないですか？ちゃんと確認しました？」
男「はい、何もないんですよね……」
馬場「てか、あなたが見てたのって椅子の『下』ですよね、アンダーですよね？ヒントでは『うしろ』って言ってますけど、ビハインドの方見ました？」
男「……見てません」

見てねぇのかよぉ！

もう一度確認してもらうと、案の定背もたれの裏に答えはありました。もー、ちゃんやってよ男子ぃ～！

男性のアホさにガッカリしましたが、正解を導けた時は、もう「カイッカン……」。薬師丸ひろ子ばりにウットリしてしまいました。

たった1問ですが、謎解きの楽しさにハマった馬場とK女史。もう出会いや男性に興味はなくなり、謎解きに夢中になってしまいました。グループが変わっても総じて女性陣がスマートだったため、完全に男性陣は出る幕なし。特にK女史は日頃からDSで「レントン教授」をプレイしているらしく、ま～解くのが早い！

結局、女性陣が謎を解いて男性陣に確認の指示を出すという構図が崩れることなく、2時間のイベントは終了。最後に慌てて番号交換を要求してくる男性がいましたが、謎解き同様ドン臭かったためスルーしました。

推理の腕はあっても、婚活の謎を解くことができなかった馬場。婚活迷宮から抜け出す日は、まだまだのようです。