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気をつけて!トラブルになりやすい別れ方を弁護士が解説

2人が納得して「別れ」を選択できればベストですが、恋の終わりはそううまくはいかないもの。

突然彼氏に別れを告げられ、未練たらたらで彼に付きまとう……こんな痛い失恋エピソードをやらかしてしまった人も多いのでは?

そこで今回は、弁護士の島田先生に「トラブルになりやすい別れ方」についてお話を聞いてみました。

「浮気」恋人がストーカー化する可能性アリ!

どちらかの浮気によって別れた場合、二人の間で大ゲンカになったり、ののしりあったり……トラブルになりやすそうな気がしますが、法的にはどうなのでしょうか?

「婚約していたり、内縁関係にあったりとなると話は別ですが、単にお付き合いしているだけの段階で浮気をしたとしても慰謝料の請求はできないことから、法的トラブルに発展するケースはさほど多くありません。

浮気や他に好きな人ができたことが原因で別れになる場合、交際相手には裏切られたという恨みが残りやすく、また諦めきれないことも多々あることから、トラブルへ発展するケースも少なくないようです。

ストーカー被害は、元交際相手が犯人であることが多いといえます。こうした犯罪へ発展するケースの場合、相手への伝え方に配慮が足りないということが言えます」(島田先生/以下同)

「音信不通」相手に怒りや憎しみを抱かせてしまう

では、何も告げずに黙って消える場合はどうでしょう。

「いきなり音信不通になった場合、相手は別れの原因もわからないままなので、会いたい、付き合いを継続したいという気持ちが「何が原因で音信不通となっているか知りたい」という形へ変化することが多いように思われます。

そうすると、音信不通という不誠実な態度が怒りや憎しみを引き起こし、予想だにせぬトラブルへ発展するケースもすくなくありません。音信不通になった人を探し出す執念が巻き起こすトラブルと考えれば、想像に難くないでしょう。

また、少し毛色は変わりますが、彼氏にお金を貸していたのに、一方的に別れを告げられてその後まったく連絡が取れなくなってしまったという話はよくあること。しかも、話を聞くと節約してコツコツと貯めた100万円単位のお金だったりするんです。そうなると、もはや恋愛の問題だけではなくなってきますよね。

本当は、お金を貸さないというのが一番ですが、どうしても貸してあげたいのであれば、彼の職場や実家の住所を押さえておく等、携帯を変えたらドロンできるというような状況を作らないようにしましょう。といっても、現実的には難しいことなんですが」(同)

「同棲解消」生活費や引っ越し費用を請求されることも!

近年、結婚前に同棲をするカップルも増えているようですが、同棲解消をする際に気を付けておきたいことはありますか?

「たとえば、よくある相談として『これまで私が払ってあげていた彼の生活費を請求したい』『彼のせいで別れることになったので、引越し費用を請求したい』等があります。気持ちはよくわかりますが、これらを法的に根拠付けることは難しいです。

また、同棲を解消する際に、うっかり鍵を返してもらい忘れた……というのもよくある話。相手が別れることを拒否していたりすると、勝手に家に入られていたり、鍵を返す、という口実で連絡をとってきたりとめんどくさいことに。鍵交換の費用がかかってしまい、いいことはないのできちんと返してもらうように気をつけましょう」(同)

付き合うことよりも別れることの方が大変?!

どのケースにおいてもいえることですが、別れ方は一歩間違えると重大なトラブルを引き起こす可能性があります。

すぐに次の恋愛へ進みたい気持ちもわかりますが、まずは一度付き合った相手にしっかりと誠意をもって対応することが必要ですね。

【島田さくら・プロフィール】
弁護士法人アディーレ法律事務所 所属弁護士(東京弁護士会所属)。自身の過去のオトコ運の無さからくる経験(元彼からのDVや、妊娠が発覚した翌日にカレから別れを告げられたこと)をもとに悩める女性の強い味方として男女トラブル、さらには労働問題などを得意分野として多く扱う。シングルマザー弁護士として、相談者の悩みを解決するかたわら、家庭では子育てに奮闘している。弁護士が教える パーフェクト離婚ガイドアディーレ法律事務所H

 

写真:Freedigitalphotos.net

編集部
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