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要注意!オリーブオイルやごま油のほうが低カロリーとは限らない

A:実は油のカロリーはどれも同じなんデス! どれを使ってもいいですが、使う量に気をつけましょう

サラダ油、オリーブ油、大豆油、コーン油、ごま油、グレープシード(ぶどうの種)オイル……と油にはいろいろな種類があります。

これらは原料となる食品が違うだけで、カロリーはまったく同じ! 1g=9kcalです。

先日、友人と油の話になり、彼女は「オリーブ油やごま油は他の油よりカロリーが少ないのでしょ?」と言うのです。どうやら、ヘルシーと言われている油はカロリーが少ないと思っていたようです。

確かに油によって成分に違いがあり、コレステロール下げて動脈硬化を予防する作用をもつ油(オリーブ油やごま油など)や、反対に、摂りすぎると悪玉のコレステロールを増やし、動脈硬化を促進する油(バターやラード、牛脂)もあります。

でもダイエットではカロリー調整が基本。油は油です。

コレステロールがつきにくいとか、中性脂肪になりにくいとか言われている特定保健用食品(トクホ)の油もありますが、これも同様に1g=9kcalあります。

代謝の過程で蓄積されやすいかされにくいかだけで、摂りすぎるとエネルギー過剰になって体脂肪になり得ます。

1日の油の量は、1800kcal/日の人なら40g(一食13g)、1600kcal/日の人なら36g(一食12g)を目安に。極端に控えるのもダメですが、炒め物にはスプーン1杯など、使う量に気をつけて、ほどほどに摂りましょう。

小池ゆみえ

管理栄養士、健康運動指導士、日本臨床栄養協会サプリメントアドバイザー、肥満予防健康管理士、JAMアンチエイジングアドバイザー。約10年病院で勤務後、フリーとなる。現在病院・クリニックでの栄養指導や給食管理、企業での健康・栄養相談担当。小池ゆみえの管理栄養士的~なブログ

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