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専門家「痩せたいなら食べなさい」その理由とは

秘訣は食べること

ダイエットをしようと思い立つとどうしても、食事を抜くことに注目しがちです。ほんの少しやせたところで、たちまち気が抜けて「少しだけならいいや」とまた間食をしてしまうのです。

実はこの繰り返しがダイエットの失敗を招いてしまうのです。あなたにも心あたりはありませんか?実は「食べない」ダイエットはもっとも太りやすいダイエットだと言われています。

「食べないこと」は太ることへとつながるのです。では、正しいダイエット法とは?正しいダイエット法は食べるダイエットです。今日は食べるからヤセるダイエット法について解説していきます。

食べないと太るのはなぜ

食べた栄養で生命活動を維持しています。体も栄養が今までよりも少なくなると危機感を感じて、「いつ栄養がはいってくるのか、わからない」と判断して少量の栄養で体を維持するようになります。

これが食べないダイエットを始めたときの体の状態です。省エネの体になってしまうのです。食事を以前のように戻したり、ダイエット中よりちょっと多く食べたりしただけで、体の維持に必要なエネルギーをオーバーしていると判断して脂肪として蓄えてしまいます。だから今までよりも簡単に太ってしまうのです。

食材の質を変えて量を変えないのが正解

食べる量を減らすことはやめましょう。食事の質を変えてください。例えば鶏からあげを胸肉のソテー、豚バラの炒め物だったら豚のロースにするなどです。これだけで余分な脂質を摂らずにすみます。

調理法は「揚げる→炒める→蒸す」の順で同じ食材でもカロリーが低くなります。ご飯も玄米や雑穀米にします。噛み応えがあるのでゆっくり食べることができますし、消化に時間がかかるのでお腹が減りにくくなります。

たまごもゆでたまごにする、肉だけでなく魚も食べる、納豆や豆腐からタンパク質を摂るなどすれば安心して食べることができます。

野菜を先に食べると脂肪がつきにくい

「野菜から食べる」これはダイエットの基本です。まずサラダをノンオイルのドレッシングで食べます。それからお浸し、肉や魚、お味噌汁、ご飯と食べる順番が理想です。

全部食べてから次を食べるということではありません。野菜を先に食べることで満腹感がでますし、野菜の繊維が体の中で脂肪も一緒に排出してくれます。

太りにくい体になるだけでなく、食べ過ぎを防いでくれますから無理なくダイエットができます。

ケーキがどうしても食べたいときは、太陽がでている体が活動している時間にしましょう。食後に食べると血糖値の上昇がゆるやかになり脂肪がつきにくくなります。

焼き魚定食や焼き鳥定食のどんぶりのご飯を半分にして3食食べても、約1300~1400kcalです。しっかり食べるとダイエットが成功する理由がおわかりいただけたと思います。

岡野ユミ

「食べ痩せダイエット」の第一人者。「食べてきれいに痩せてリバウンドしない」をテーマに、若い女性から経営者まで広く自己管理ができるダイエットを指導。
栄養士、肥満予防健康管理士上級講師、ダイエットアドバイザー、美肌マイスターとして多くのセミナー、講座を各地で行う。ダイエット食品・サプリメント開発のアドバイザーとしても活躍。「週刊文春」等雑誌・ラジオなどメディア出演、連載多数。株式会社アリオール代表

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