冷やすだけで大丈夫!注目の「冷やごはんダイエット」の正しいやり方
ダイエットの時はなるべく食べない方がいいと言われている炭水化物の「ごはん」ですが、最近「冷やごはん」で痩せるというダイエット方法が注目されています。
いつも食べる「ごはん」を冷ますだけでOKというこのダイエット方法、その効果とやり方について紹介していきます。
なぜ痩せる?「冷やごはん」の秘密
炭水化物「ごはん」といえば、高カロリーで血糖値を急激に上げるためダイエットには不向きとされていますよね。
しかし、ご飯を冷やすことによって、ご飯の主成分である「でんぷん」が「難消化性でんぷん」という成分に変質します。それにより、様々なダイエット効果が得られることがこのダイエットの1番の秘密です。
難消化性でんぷんは消化しにくいので、植物繊維と同じように腸内環境を整えてくれる効果がありますし、植物繊維と違いミネラルの吸収を妨げる恐れがないため、健康的なダイエットをサポートしてくれるのです。
また、糖質や脂肪の腸からの吸収を抑えるためインスリンが出にくく、血糖値が急激に上がらないという特徴があり、血中の糖分が脂肪になりにくいという性質があります。
冷やごはんダイエットのやり方
やり方もとても簡単で、基本的には「ごはんを冷やして食べる」だけ。ご飯を触ってみて、熱くない温度ならOKです。より効果を上げるなら「よく噛む」ことが大切なポイント。
冷やごはんは温かいものよりも固いため、1口に30回程度は噛むように心がけましょう。よく噛むと満腹感を早く得られるため「食べ過ぎ」も予防することができます。食事誘導性熱代謝(DIT反応)がアップするため、噛む運動によるカロリー消費量を増やす効果もあります。
また唾液の分泌が良くなるため、唾液中に含まれる若返りホルモン「バロチン」の働きも活発になり美肌効果も期待できます。1日3食冷やごはんに抵抗がある人は、無理せず1日1食から初めてみるといいですね。
ただ、冷たいものばかりを食べていると体を冷やすことに繋がるため、温かいお味噌汁などと一緒に食べるのがオススメです。
でも食べ過ぎはもちろんNG!
いくら冷やしご飯でも、食べ過ぎてしまうとカロリーの過剰摂取になりますので、適量を食べるようにしましょう。20時以降の太りやすい時間帯の食事は避けるなど、ダイエットの基礎は守っていくことも大切です。
また、冷蔵庫などで急激に冷やされたごはんは難消化性でんぷんになりにくいため、なるべく自然に冷えた状態のものの方がより効果を得られます。
じゃがいもやパスタなど、でんぷんを持つ他の炭水化物にも同様の効果がありますので、なるべく炭水化物は冷やして摂るようにしていきましょう。
ごはんを冷やすだけでダイエット効果が得られる「冷やごはんダイエット」。手間もかからずストレスも少ないこの食べ方で、スッキリ体型を目指してみませんか?