知ってた?「ネイルオイル」と「ハンドクリーム」の使い分け
ネイルオイルとハンドクリーム。普段から無意識に使っていたりするかもしれませんが、何となく「オイルは爪の周りに使う」「ハンドクリームは全体に使う」という程度の、漠然とした違いしか意識していない女子も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、今更聞けない、ネイルオイルとハンドクリームの違いをまとめてみました。
そもそも、オイルとクリームの違いって?
オイルもクリームも、それぞれ得意な効果が違います。オイルが浸透していくのに対して、クリームは表面にとどまって皮膚を保護してくれる存在と考えると分かりやすいかもしれません。なので、クリームは既に荒れてしまった肌に効くというよりは乾燥から守ってくれたりする効果が高いのです。
しかし酷く手荒れしているようなケースでは、オイルもクリームも刺激になって悪化してしまう場合もあるので、早めに皮膚科に行きましょう。
ネイルオイルの長所は?
オイルの長所は肌になじみやすく、クリームよりもベタつきにくいこと。特に、爪の表面は周囲は乾燥しやすい部位なので浸透しやすいオイルが適しています。
手を洗う度に爪や甘皮の周囲にネイルオイルをすり込む習慣をつけると、以前よりもジェルネイルの持ちがぐっと良くなったり、地爪が割れにくくなっていきます。
ハンドクリームの長所は?
ハンドクリームの長所は、バリア機能が高いところとオイルよりも長時間保湿効果が持つことです。
また、一般的にハンドクリームは安価なものが多いですが、ネイルオイルは高いですよね。お手頃な価格で手に入れやすいのは、ハンドクリームの長所と言えます。
今では、スマホやPC用にべたつかないタイプのハンドクリームも出ています。水仕事の際に手の表面をコーティングして手荒れから守ってくれるタイプのハンドクリームもあったりして、そのバリエーションが豊富なのもハンドクリームの魅力と言えるかもしれません。香りもオイルより長持ちしやすいので、お気に入りの香りのハンドクリームを使うと気分転換になる効果も高いですね。
それぞれのオススメの使い方は?
オイルでも付けすぎればベタつきますが、すり込むと肌にサッと馴染むのでクリームよりもベタつきが気になりません。デスクワークの最中などに使うにはオイルの方が適しています。キーボードに向かって打つ作業では指先を酷使するので、指先が乾燥しがち。デスクに置いておいて使うならオイルが良いでしょう。
一方、長時間保湿効果が高いのもハンドクリーム。寝る前にしっかりとハンドクリームを塗って、シルクの手袋などを上からはめて寝ると保湿効果は抜群です。日中はマメに塗り直すのを忘れてしまう……そんなズボラな方も塗って手袋をして寝るだけなら取り入れやすいのではないでしょうか。
ネイルオイルとハンドクリームはそれぞれ得意な分野が違うもの。理想は両方使うことですが、それぞれ長所があるのでシーンごとにうまく使い分けて、きれいな手を保ちましょう!
記事協力:ITnail