正月太りを解消!「こたつ」でできちゃうエクササイズ
寒い日が続きます。普段はジョギングなど、なんとか運動する機会をもうけて体力づくりをしていても、こう寒くては家から出る気になりません。職場ではオフィスの椅子に座りっぱなし、帰宅後はこたつに入ったらそのまま出られない……という方も多いのでは?
そこでまだまだ続く冬休みに備え、少しでも体力を維持していけるよう、こたつに入りっぱなしでもできる体力づくりを提案したいと思います。
テレビを見ながらでも!「筋トレ」
こたつに座って背中が丸まっていませんか。その状態では、腹筋や背筋など大きな筋肉が弱まり、代謝がガクッと下がってしまいます。これではデブまっしぐら。
背筋を伸ばして、深呼吸。息を吐き切ったところで止め、お腹をへこませた状態で30秒キープ。これを何度も繰り返します。
また、小さめのダンベルや水の入ったペットボトル (500ml)をもって上下に、またはシャドーボクシングの様に動かします。ゆっくりやるのがコツ。勢いをつけて早く動かすより、ゆっくりじわじわと動かす方が筋肉をつくるにはよいそうです。
ほぐしが第一の「ストレッチ」
一つの姿勢のままでずっと動かないのは、筋肉に悪いです。手始めに、こたつの中で足をのばしてみましょう。普段あぐらや正座で座っている人は、これだけでも太ももの裏側が伸びるのを感じるはずです。
また、下半身はこたつの温もりから抜け出せなくても、上半身ならある程度自由に伸ばすことができます。腕を上げてグーッと背筋を伸ばしたり、両腕を前に押し出したり、よく準備体操でするような二の腕のストレッチもできます。
また、腰の骨を鳴らすとすっきりできますよね。腰をねじることによって腰周辺の筋肉(脊柱起立筋、腰方形筋など)が伸ばされ、ストレッチ効果により血流を促進し、疲労物質を除去するというメリットがあるそうです。
ただし、やりすぎは禁物。関節がボキボキ鳴る現象は一般的に「キャビテーション(空洞化現象)」と呼ばれます。関節の間に隙間が生じ、そこに気体が発生することで音が鳴るようです。気体が発生する瞬間、ある一定の衝撃波が関節表面を直撃するため、顕微鏡レベルの微小な傷ができます。</p.
一日何十回もボキボキ鳴らしてしまうと、潤滑能力が低下。そしてこうした習慣を何十年も続けていると、将来的には変形性関節症へ移行する危険性も。気持ちよく、すっきりできる程度に抑えておきましょう。
いかがでしたか。言わずもがな、運動不足は太る原因。できる範囲で、運動し続けるべきではあるでしょうね。