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カロリーを減らせば痩せるわけじゃない!その理由とは

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「カロリーを減らせば体重が減るんだから間違いじゃないでしょ?」と思うかもしれませんが、カロリー制限だけのダイエットでの失敗談が多いのもまた事実。糖質ゼロ・カロリーオフの商品に潜むダイエットへの危険性と、カロリーだけに着目したダイエットの問題点などを紹介していきます。

カロリーゼロの食べ物や飲み物は本当に太らない?

ダイエット中でもカロリーゼロのお菓子や飲み物なら大丈夫と、過剰に摂取していませんか?そもそもカロリーゼロ・糖質ゼロなどの表示は含有カロリーや糖質が「ゼロ」なわけではない場合も多いのです。カロリーは100g(飲料なら100ml)あたり5kcal未満、糖質は100g(飲料なら100ml)あたり0.5g未満なら「ゼロ」「レス」「フリー」などの表示ができてしまうのです。

しかし、カロリーゼロ商品の問題はむしろ人工甘味料の人体への影響が不明な点が多いことにあります。人工甘味料について様々な研究が行われていますが、その中でも気になる問題点がいくつも出てきています。

まず、人工甘味料に依存性がある点。パデュー大学のマウス実験では人工甘味料入りのヨーグルトを食べたマウスが、人工甘味料なしのヨーグルトを食べたマウスに比べて、ヨーグルトを食べ過ぎ太ってしまったという報告がされました。

これは人工甘味料の強い甘さが脳の快楽中枢を刺激し「もっと欲しい」と感じる依存性があるため、マウスは満腹であっても食べ過ぎ太ってしまったのではないかと考えられています。

また、血液中の糖質レベルを増加させてしまうことにより、糖尿病のリスクが上がってしまうことや腎臓への負担を与える報告もされています。他にも、インスリンを大量に出す作用があるので体内に脂肪を蓄積しやすくなり、通常よりも6倍太りやすくなると言われていることもある人工甘味料。ダイエットの為にも健康の為にもなるべく控えた方が良さそうです……。

カロリーとダイエットの関係性

カロリーをたくさん摂り過ぎれば太ってしまうのは自明の理。でも果たしてカロリー摂取ばかりを気にしていてダイエットは成功できるのでしょうか?

答えはNO!例え低カロリーな食品ばかりを摂り摂取カロリーを抑え、1ヶ月で5kg痩せたとしてもその後体重は全く減らなくなってしまいます。これはカロリー制限によって足りなくなってしまった栄養を補うために、体が筋肉を分解してしまい体重が落ちたからです。筋肉は脂肪よりも重いので体重は一時的に下がりますが、筋肉が減ると代謝効率が悪くなりそれ以後は痩せにくい体になってしまうのです。

そこに「どうせ痩せないなら」と食べ過ぎてしまいリバウンド……これでは代謝が低くなった上に脂肪を増やしてしまい、ダイエットをしない方がマシだったという悲しい結果に…。もちろんカロリーの過剰摂取には気をつけなければいけませんが、太りにくい体を作るためには健康的でバランスの取れた食事と適度な運動をすることが必要不可欠なのです。

毎日少ない時間でもウォーキングやストレッチなどの有酸素運動を取り入れると筋肉を維持しやすく、ダイエットをサポートしてくれる効果があります。

無理なカロリー制限ダイエットは痩せないだけでなく、体を壊してしまう原因にもなります。正しいダイエットで、キレイと健康を手に入れてくださいね!

編集部
編集部

女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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