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女性必見!生理周期を使って効率よくダイエットする方法

ダイエットは女性の永遠のテーマですね。ダイエットを始めたのはいいけれど、どうしても食べたい気持ちが抑えられない、一生懸命やっているのに体重が思うように落ちないときってありますよね。もしかしたら女性ホルモンの関係かもしれません。 生理の前と後とでは分泌される女性ホルモンが違います。脂肪を分解しやすいホルモンと脂肪を溜め込みやすいホルモンが私達の体からでていたのです。

生理後からのエストロゲンが脂肪分解

生理が終わってから排卵前までは、エストロゲンという女性ホルモンが多く分泌されます。このエストロゲンは体脂肪を分解をしてくれる、ホルモン感受性リパーゼという酵素を活性化してくれます。この時期に運動を始めるとアドレナリンがでて、さらに働きが良くなります。ぜひこの時期は有酸素運動、歩く・水泳・階段を使うなどして脂肪燃焼を高めてください。エストロゲンの影響で心も体も元気な時期です。やる気もでていますので、運動中心のダイエットに良い時期です。

排卵後のプロゲステロンは脂肪を溜め込む

排卵後3日から5日後はプロゲステロンというホルモンが増えてきます。これにより、リポたんぱく質リパーゼという酵素が多くなります。これは脂肪組織に脂肪を取り込みやすくする働きがあります。この時期は食べ過ぎると太りやすくなります。それだけでなく、食欲がわいてくる、不安やイライラ、下腹が痛くなったり、頭痛などになったりと悩まされることもある時期です。特に脂っこい食べ物、揚げ物、甘いものを控えるようにします。食べないのではなく、野菜中心にして、焼いた魚や蒸した脂身の少ない肉、豆腐、納豆、卵などの脂肪の少ない食品でたんぱく質をとり、ご飯の茶碗1杯くらいにします。食事中心のダイエットにしましょう。

生理中は?

エストロゲン、プロゲステロンも一定です。この時期は無理をせずに体重を保つようにしましょう。 生理により体はストレスを受けています。体重も変化しにくい期間ですので、体重が増えないように努力します。冷たい飲み物を控える、体を温める食事を取るようにして、体が冷えないようにしましょう。

ダイエットを始めるなら生理が終わってエストロゲンがでている時期に始めると体重が落ちやすくなります。逆に排卵後に始めるとなかなか結果がでずにいやになることがあります。自分の排卵や周期が不規則、またはわからないという方は基礎体温を測ってアプリに記録するなど、ゲーム感覚で自分の体の周期を知りましょう。これがわかれば体重が落ちない時期にあせらずにすみます。女性ホルモンを利用してダイエッを続けてくださいね。

岡野ユミ

「食べ痩せダイエット」の第一人者。「食べてきれいに痩せてリバウンドしない」をテーマに、若い女性から経営者まで広く自己管理ができるダイエットを指導。
栄養士、肥満予防健康管理士上級講師、ダイエットアドバイザー、美肌マイスターとして多くのセミナー、講座を各地で行う。ダイエット食品・サプリメント開発のアドバイザーとしても活躍。「週刊文春」等雑誌・ラジオなどメディア出演、連載多数。株式会社アリオール代表

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