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食欲の秋!食欲と戦わずにデブにならない5つの方法

食欲の秋!食欲と戦わずにデブにならない5つの方法

秋になると美味しい食べ物が増えてきます。ついつい食べ過ぎてしまいます。それは自然なことだったのです。夏に比べると日照時間が短くなり、睡眠や精神を安定させるセロトニンの分泌が少なくなります。精神を安定させようとして体が食べたがるので秋から冬にかけては太りやすくなります。気温がさがると代謝が上がるので夏よりも多くのカロリーを取らないと体が維持できません。 食欲と戦わずに体がもっている生体リズムと利用して太らないようにしましょう。

 朝ごはんで1日の消費カロリーをアップ

私達の体には体内時計があり、1日の周期は25時間です。その体内時計でオンとオフを切り替えています。その体内時計に食事や睡眠を合わせることが太らない体を作る大切なポイントになります。朝のスイッチをオンにして活動開始のスイッチがはいり、エネルギーを作るために体が動きだします。そのためには朝ごはんを食べることがポイントだったのです。エネルギーを消費しやすい体になり1日の消費エネルギーが多くなります。

 食事の前に野菜で食べすぎを予防

野菜を食べることで満腹感もでて食べすぎを防いでくれるだけでなく、栄養の吸収も穏やかにしてくれます。血糖値が上がりにくいので脂肪を合成しにくくなり同じ食事でも野菜を先に食べるだけで太りにくくなります。野菜、たんぱく質、糖質の順で食べるのが一番太りにくい食べ方です。野菜を必ず食べることで便秘の予防にもなります。 

 11時には寝て夜遅く食べないようにする

 朝は活動的にして、エネルギーを作るために代謝をアップしますが、夜は休むために脂肪を溜め込む作用のあるBMAL-1(ビーマルワン)というホルモンが分泌されます。夜遅くたべると太るのは理由があったのです。夕食は寝る3時間前までに食べ終わるようにしましょう。どうしても遅くなるなら夕方おにぎりなどを食べて、寝る前は野菜やお豆腐などの脂質の少ないたんぱく質をとります。

 睡眠時間をとって痩せやすい体質にする

熱帯夜から開放されてゆっくり寝られる季節です。これを利用してしっかりと睡眠時間をとって太りにくい体質にしましょう。睡眠時間が短いと太ることがわかっています。睡眠時間が4時間以下だと食欲を増進させるホルモンのグレリンが多くでて、食欲を抑えるホルモン、レプチンが少なくなることがわかっています。アメリカの調査でも睡眠時間が、短いとパンケーキやポテトチップスなど甘いものや塩気の強いものがたべたくなるという結果もでています。

味わって、しっかり噛んで満腹感を感じる 

食べないのではなく、美味しいものを味わいながら適量たべるようにします。1口30回かむようにします。早食いはデブの元。そして食事はできるだけ一人で食べないように。楽しいおしゃべりをすることで食べすぎを予防できます。体が本来もって力を利用して太りにくい生活を身につけましょう。

体が食べ物を欲しがる季節ですから、体のリズムを利用して、エネルギーを消費しやすい体質に変えていきましょう。気温がさがるとますます代謝にエネルギーが必要になります。食事の割合は3食バランスよく、夜をちょっと多めにして、寝る前3時間前までには食べるようにします。毎日の体のリズムで太りにくい体をつくりましょう!

岡野ユミ

「食べ痩せダイエット」の第一人者。「食べてきれいに痩せてリバウンドしない」をテーマに、若い女性から経営者まで広く自己管理ができるダイエットを指導。
栄養士、肥満予防健康管理士上級講師、ダイエットアドバイザー、美肌マイスターとして多くのセミナー、講座を各地で行う。ダイエット食品・サプリメント開発のアドバイザーとしても活躍。「週刊文春」等雑誌・ラジオなどメディア出演、連載多数。株式会社アリオール代表

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