韓国発最新美容!赤くない「水キムチ」の作り方
密かに人気を集めている「水キムチ」をご存知ですか?発酵食品がカラダに良いのは有名ですが、この水キムチも発酵食品であるため、免疫力のアップや美容効果も期待できるんです!そこで今回は、「水キムチ」がカラダにいいとされる理由や、美容効果をご紹介します。
赤くないキムチ……?!
「水キムチ」は、日本ではあまり知られていませんが、韓国ではポピュラーな食品。見た目は浅漬けのようで、具材だけでなく漬け汁も一緒に飲むことで「冷製スープ」の役割も担ってくれるという、少し変わったメニュー。
通常のキムチとは違い、唐辛子やニンニクを使わないため辛くなく、白っぽい色をしています。赤いキムチと同じように発酵させて作るため、「植物性乳酸菌」をたくさん含みます。この乳酸菌が生きて腸に届くことで腸内環境を整え、免疫力アップなどカラダに良い効果をもたらすのです。辛いものが苦手な人でもおいしく食べられそうですね。
美味しいだけじゃない!水キムチの驚きの効果とは
水キムチに含まれる「植物性乳酸菌」は、便秘の原因となる悪玉菌の増殖を抑え、善玉菌を増やしてくれるので、腸の働きを活発にしてくれます。また、野菜に含まれるビタミンやミネラル、食物繊維も一緒に摂取できるので、お肌のハリアップにつながったり、便秘解消やダイエットなどにも効果的だと言われています。ちなみに、水キムチに含まれる植物性乳酸菌の量は約3億個。ぬかみそ漬けが約1600万個、赤いキムチが約1億6000個なので、水キムチに含まれる乳酸菌の圧倒的な量に驚かされますね。
気になる「水キムチ」の簡単な作りかた
「水キムチ」は家庭でも作ることが可能です。レシピをご紹介します。
1.きゅうりと大根を切って、塩もみする。野菜から水分が出るまで20分ほど置く。
2.「水・上新粉・塩」を鍋で溶かし、一煮立ちさせて冷ます。
3.鍋の中身が完全に冷めたら、容器に「ショウガ・酢」を入れる。
4.塩もみした野菜を流水ですすぎ、布巾で水気を取ったら、漬け汁に入れる。
5.常温で半日~1日置き、冷蔵庫で冷やしたらできあがり。
キムチと言うと、白菜を使ったものがお馴染みですが本場韓国ではさまざまな具材を使ったものがあり、その種類は200種類以上あると言われています。食前に水キムチの「漬け汁」を飲むことで、喉と胃を潤し、食欲を増進させてくれる効果もあるんだとか。さらに、この中にそうめんを入れたり、野菜の代わりにスイカを使った「フルーツ水キムチ」など、自己流アレンジを加えている人もたくさんいるようです。