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世界中が注目!体の内側から美白ケアができるスーパーフードって?

さわやかなこの季節、外で過ごすのは気持ちがいいですね。でも紫外線は日に日に強くなってきています。紫外線は美白を目指すあなたにとって大敵。美白のためにはできるかぎり紫外線を浴びない工夫をしていく必要があります。

「日焼け止めをこまめに塗る」「UVカットの日傘をさす」「UVカットの長袖のうすいカーディガンを羽織る」など外からできるケアも大切ですが、今回は体の中から美白を助ける効果的なスーパーフードを紹介したいと思います。

そもそもシミってどうしてできるの?

シミの原因は70%以上が紫外線です。紫外線をあびることで、肌の表面で活性酸素が発生します。これが肌への刺激になりダメージを与え、その刺激から、肌を守るためにメラノサイトがメラニンを作ります。これが日焼けで、紫外線の刺激から肌を守る防御反応です。

私達の皮膚はつねに新しい細胞が生まれ古くなった皮膚表面の角質ははがれています。これがうまくいけばシミにはなりません。紫外線を日常的に浴びたり、一度に大量に浴びたりすることで、新陳代謝がうまくいかなくなると、皮膚の下のメラニンが残ってしまってしまい、シミの原因となります。

今注目のスーパーフード!美白に効く食材って?

最近よく聞く「スーパーフード」とは、3種類以上の栄養素を含有していて、人間の営み、エネルギー生産に有効である天然食材のこと。最近の研究ではダイエットに効果があることもわかっています。また抗酸化作用を多く含まれていて、美白効果や肌のハリを出す食材としても注目を浴びています。

美白に効くスーパーフードは次の通りです。

【トマト】
トマトの赤い色素に含まれている「リコピン」は強い抗酸化作用があります。メラミンの生成を抑えることがわかっています。リコピンは油に溶けるのでトマトソースなどで食べると生で食べたときの4倍吸収率が高まります。6~8時間後肌の細胞に届くといわれています。1日に取りたい量はミニトマト5~6個、トマト2~3個、トマトジュース1缶です。トマトソースもいいでので、夕食に積極的に取り入れたいですね。

【にんじん】
にんじんに含まれるベータカロテンは抗酸化作用の強い野菜のひとつです。紫外線で皮膚の表面に発生した活性酸素を除去する作用があるのでシミになるのを抑える効果があります。1日、にんじんで約100gとると効果が期待できるといわれています。

【鮭】
鮭の赤い色素成分のアスタキサンチンは強い抗酸化力があります。鮭だけでなくエビやカニの赤い色にも含まれています。紫外線による活性酸素を抑制してメラニンによりシミが濃くなるのを抑制する効果が期待できる鮭の量は1日の量は100gです。

【米ぬか】
米ぬかも抗酸化作用が強くに含まれているトコトリエノールはメラニンを抑制し、γ-オリザノールも美白効果が期待できます。フェルラ酸もメラニンの生成を抑える作用が高いことがわかっています。玄米や発芽玄米からとることができます。

他にもたくさんありますが、今回は特に注目の食品をご紹介しました。とはいえ、これだけを毎日食べ続ければ透き通るきれいな肌が手に入るというわけではありません。大切なのは、バランスのとれた食事を心がけること。色の濃い野菜をたっぷりと食べて、鶏肉などのたんぱく質もとってくださいね。内側と外側からしっかりと美白対策をしていきましょう。

写真:Freedigitalphotos.net</

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岡野ユミ

「食べ痩せダイエット」の第一人者。「食べてきれいに痩せてリバウンドしない」をテーマに、若い女性から経営者まで広く自己管理ができるダイエットを指導。
栄養士、肥満予防健康管理士上級講師、ダイエットアドバイザー、美肌マイスターとして多くのセミナー、講座を各地で行う。ダイエット食品・サプリメント開発のアドバイザーとしても活躍。「週刊文春」等雑誌・ラジオなどメディア出演、連載多数。株式会社アリオール代表

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