草食なんて生ヌルい!新珍種「植物男子」の生態とは
「草食系男子」というワードが登場してから早5年。
それからというもの「肉食系男子」「ロールキャベツ男子」など、様々な男たちの生態が暴かれてきたが、新たに「植物男子」という珍種が登場した。
草食系女子に食われる「植物男子」
「植物男子」とは、その名の通り、立っているだけで動かない植物のような男子。一応恋愛には興味がある草食系と比べて、彼らは恋愛や異性に対しての興味はゼロ。
見た目は地味で、エサを探して歩くわけでもなく、恋愛に関しては完全に受身。しかし、恋愛経験ゼロというわけでもない。
「彼女いたことありますよ。告白されたので何も考えずに付き合いました。断るのも面倒だし。それこそ『付き合い』で付き合ったって感じですね(笑)」と語るのは植物男子を自称するAさん(29)。
「今は彼女いないけど、全く欲しいとも思いません。告白もしたことないし、結婚願望もありません。まあ、もし告白されたらまた適当に付き合いますけど」とのこと。絶句してしまうようなやる気のなさである。
植物だけに肉食系女子にはスルーされ、アプローチの苦手な草食系女子に食われる。これが植物男子なのだ。
植物男子には良性と悪性がいる
植物男子は、良性と悪性の2パターンに分かれる。
・良性~癒しの観葉植物系
女性から水(愛)をたっぷり注がれ、すくすく育つ観葉植物。基本的に無害で、見た目は地味だが、よく見ると美形。線が細くフェミニンなオーラをだし、気が弱い。
付き合うとやさしくしてくれるが、常に受身のため、何を考えているかわからない。メンタルが弱いので、女性に強く言われると気を失ってしまうことも。女性恐怖症も多い。
・悪性~トゲトゲしいサボテン系
「水(愛)なんていらねーよ!」と開き直り、水なしでも生きられるように進化したサボテン。モテないことへの逆恨みなのか、女性を嫌ってる人が多く、時には攻撃してくることも?
情が薄く、彼女を喜ばせてあげようという意識がまったくない。気は強いので、一見男らしさと見間違うところだが、DV男、ギャンブル男も多く見られるので、避けたほうが無難。
植物だけにビッシリ根が深い!
植物男子はその特性から、根を張るクセがある。長期間の交際が見込め、浮気の心配がないというメリットもあるが、植物ならではのリスクも。
自分の部屋に根を張っている場合、出不精でなかなかデートに連れ出せないこともある。
逆に、アナタの部屋に根を張ると、365日入り浸るかも。最悪の場合、ヒモに変身。
また、アナタが初めての女性だった場合、心底惚れ込んでしまい、縁を切りづらくなることも。ストーカーになる恐れもあるので、注意しよう。
植物男子はどこに生息している?
恋愛に関してこだわりがなく、アプローチをすれば“来るもの拒まず”で、簡単になびく植物男子。
彼らは女性にあまり縁のない、研究職、SEなどの理系の職種に多い。1人での外出も多く、主に電気街や書店、コンビニなどに生息する。
勇気がなくて男性にアプローチがかけられない草食系女子は、一度味見をしてはどうだろうか。
コラムニスト。東京独女スタイル編集長を歴任。1983年生まれ。独身女性の視点から、恋やライフスタイルを分析したジャーナリスティックなコラムを得意とする。雑誌「デートスペシャルなび」で連載中。テレビ、雑誌、ラジオ等各方面で活躍中。電子書籍「モテる!ソーシャル恋愛術」「ここで差がつく街コンテクニック」等。趣味は鉄道。
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