LINEは恋愛トラブルのもと?今さら聞けない「LINEスタンプ」のお作法って?
いまや、私たち現代人にとって欠かせない連絡ツールとなったLINE!特に、男女関係におけるLINEの重要度ときたら相当なもので、「LINEがなきゃ恋愛できない!」といっても過言ではないくらいです。
巷では、既読スルーやら未読スルーについて、ああでもないこうでもないと語られていますが、ここでは「 スタンプ 」に的を絞りたいと思います。
スタンプ 返信は「ラリー終了希望」の合図?
これは筆者の「痛恨のミス」なのですが、以前10歳以上も年齢が離れている年下男子サマからアプローチを頂戴しまして。日頃は、「しょんべん臭い年下よりも、トヨエツのようなナイスミドルに限る!」と、オジサマ好きを公言している筆者ですが、「20代の若いオトコもええもんじゃのぅ」と、鼻の下を伸ばしておりました。
そんな折、痛恨のミスを犯したのです。年下男子サマからのLINEに対して、「YES」や「OK」などのスタンプのみで返答していたところ、「もしかして、いまの時間帯ってLINEメイワクだった?」と、誤解させてしまいました。
どうやら、スタンプのみの返信は、「ラリーを終わらせたいこっちの気持ちをお察しください!」という意味合いに該当するようです。アナログ脳の筆者にとっては寝耳に水でした。
昭和女子の皆様、LINEに慣れ親しんだ年下男子サマとLINEを交わす際は、どうかお気を付けください。スタンプのみの返信は禁じ手です。筆者は、「いいよー」とか「大丈夫だよー」と打つよりも、スタンプのほうが可愛いと思っていたのですが、現代っ子にとっては違うようです。
また、相手男性からの返信がスタンプのみの場合でも、その男性が筆者と同じく、単なるアナログ脳なだけというケースもあるでしょう。そう考えると、「彼ったら、私とのラリーをさっさと終わらせてAV観たいのね」と落ち込むのは早いですよ。
いきなり スタンプ だけ送る行為は卑怯!
逆に、男性から送られてきたスタンプに困惑した経験もございます。何の前触れもなく、いきなりスタンプだけ。筆者の脳裏には、「この卑怯者め!」という、怒りにも似た感情が湧いてきました。
女性とコミュニケーションはとりたいが、自ら提供する話題はないということなのでしょう。要するに、こっち任せです。「もぉー、○○君ったら……このスタンプなぁに?」とでも返してほしいのでしょうか?
そうは問屋が卸しませんよ!コミュニケーションがとりたいのなら、自ら話題を提供すべし!「ねぇ、何か喋って」という姿勢は、相手を呆れさせるだけです。
反面教師と思って、学びを得ましょう。コミュニケーションをとりたいなら、相手任せにせず、自分発信!これは、LINEのやりとりだけでなく、日常会話にも通じる基本です。
催促 スタンプ は男性から不評!?
男性から不評なのが、催促スタンプです。
8月10日(朝):A子からB男に、「週末、ゴハンに行こうよ」とLINEを送る。
8月10日(夜):B男は、週末の予定が確定するのが8月12日だったので、とりあえず放置する。
8月11日(朝):A子はB男に、カワイイ系のスタンプを送る。
……男性をイラッとさせるのが、8月11日(朝)のスタンプです。なぜならB男は、週末の予定が確定する8月12日には返信しようと思っていたので。
多くの女性は、「だったら、8月10日(夜)の時点で『8月12日まで待って』と、その旨伝えよ!」と思うでしょう。全く以ってその通りなのですが、「少々お待ちください」のひと言がないのがオトコという生き物なのです。
LINEの基本はキャッチボールであると、筆者は考えます。上記例でいうと、週末まで日数もあることですし、とりあえず待ちましょう。「待つのはいつもオンナなのね……」と、枕を濡らす必要はないですが、どうしても気になるなら、わざとらしいカワイイ系スタンプよりも、「いま、○チャンネルでドリフやっているよー」など、全然関係ない話題のほうがベターです。
たかがスタンプ、されどスタンプです。たった一つのスタンプで、己の好感度を下げる危険性もあります。お手軽だからといって考えナシに送らぬよう、注意したいものですね。
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コラムニスト。『つけちゃうぞ!大人の保健体育』(遊タイム出版)『テレフォンセックス裏物語』(幻冬舎)『Sの妹Mの彼女』(遊タイム出版)など、性愛に関する著書多数あり。
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