ナニワ娘の婚活奮闘記~辛いのは自分だけじゃないと知った出来事~
どうも、西園寺 愛です。婚活疲れで途方に暮れているナニワの女・三十路の独身。婚活をやめるのも嫌だけれど、続けるのも辛すぎる!
今回は、「ナニワ娘の婚活奮闘記~結婚相談所で出会った素敵なカップルたち~」で登場した友人たちと再会するお話です。
まずは現状報告で辛さを訴える
もしかしたら結婚できたかもしれない、でも破局してしまった素敵な男性のKさん。そして、アプローチをしてもらったものの、気乗りしないままお見合いをし、やっぱりお断りしてしまった男性。
この二人のことが決定打となり婚活疲れを起こした西園寺。
延々と現状報告(ほぼ愚痴と嘆き)をする西園寺の話を、友人A子とB子は真剣に聞いてくれました。
あぁ、ちゃんと話を聞いてくれる友達って貴重!途中で話を遮ることなく、嘆き終わるまで黙ってくれているなんて。おかげで、西園寺は胸のうちを全部ぶちまけることができました。
本当はこんなみっともないところ、見せたくない!でも見せないと相談できない!
見栄っ張りな部分がありつつも限界がきていた西園寺は、本当に疲れていたんやなぁと今になって思います。
辛いのは自分だけじゃなかった
さて、西園寺が一通り話終えてぐったりしていると。突然、二人が笑い始めました。
な、なぜ笑う!?西園寺の話のどこに笑い要素があったんや!西園寺はボケたこと言うてないで!!
「西園寺、そういうことは私らにもあったで!」
な、なんやて!?素敵な相手を見つけて結婚した二人にも、そんなときがあったとは……!?
西園寺からすれば、二人は婚活の先輩であり成功例。トントン拍子に結婚したように見えていた。正直「西園寺の悩みなんてわからんやろなぁ」まで思っていたのに。
そんな二人が、西園寺と同じ経験があり、それを乗り越えてきたなんて。
それなら、乗り越える秘訣がほしい!西園寺もこの辛さを乗り越えて、二人みたいな幸せな結婚がしたい!
西園寺は心のなかでそう叫び(いや、実際に声にだして叫んでいたかも!)二人にすがりつく思いで聞きました。
「二人が私みたいになったとき、どうやって乗り越えたの!?どうしていま笑えているの!?」
西園寺の質問に、二人は目線を合わせつつ答えてくれました。
すべては考え方次第
婚活でうまくいかず、失敗続きを経験していたB子。連続でお見合いを断られると、「私なんてどうせ結婚できないし……」なんて思っていたそう。
「でもね、断られ続けたらある日吹っ切れてしまって。断られるということは、運命の人ではなかったというだけ。次にもっといい男が現れるかもと思うようにしたんよ」
うーん、確かに?そうかもしれない。西園寺も最初は断られていた。でも、その後にKさんと出会えた。これは、運命の相手(Kさんはそうじゃなかったけれど)に出会うためのステップなのかも。
次に、A子。A子は逆に、アプローチが多くてお断りすることが多かったそう。それはそれで心苦しく、辛かったとのこと。
「でもまぁ、こちらが断れば、相手はもしかしたらもっといい女性と出会えるかもしれないやん?だからきっと、私のあとに素敵な女性と出会っているはず!と思うようにしたんや」
なるほど、なるほど。今度は相手に運命の出会いがあっただろうという考え方。確かにこう考えれば、断る罪悪感もないです。
「私がアプローチを受け入れたら、彼の運命を悪いほうに変えちゃう!もっといい女性がいるはずなのに!」とまで考えたA子。この考え方、見習いたい!
二人が言うには、サクサクっとうまくいくほうが異常らしい。西園寺の状態はあくまで普通。誰もが通る儀式なようなものとのこと。
西園寺も彼女たちのあとに続きたい!
辛いのは西園寺だけではなかったと聞いて、なんだかホッとしました!前向きに考えることも教わり、実りの多い再会です。
うまくいかないことも多いけれど、結婚という大イベントをするにはそれくらいの高いハードルがあるのかもしれない。
できればトントン拍子にいってほしいですが、そう単純なものじゃないですよね!彼女たちと話をして、悪い出来事も前向きに受け入れる覚悟ができました!!
相談のあとは二人の幸せエピソードも聞きました。西園寺も婚活の辛さを乗り越えたら、同じようなハッピーが待ち受けているはず!
不安は続きますが、頑張るしかありません。まだ状況がよくなったとは言えないけれど……。なんとかやっていくしかないですね。
西園寺、改めてがんばります!とはいえ、漠然とした不安は拭えない西園寺でした。
三十路のフリーライター。大阪人。彼氏いない歴=年齢で、「初カレとの結婚」を目標に日々婚活に奮闘中。関ジャニ安田の大ファン。相手は、できれば安田くんみたいな人が良いと思っている。
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