結婚式二次会の服装をプロが徹底解説！マナーやNGもご紹介
2018/09/15
結婚式の二次会にお呼ばれしたけれど、服装はどうしたらよいの？という人は多いですよね。二次会であってもNGがあるのはご存知でしたか？
「二次会」とついていると、途端にカジュアルな場をイメージしてしまいがちですが、あくまで結婚式の延長線上ですので、最低限のマナーをわきまえておきましょう。
そこで、今回はNGアイテムやおすすめのコーディネートをご紹介します。
Contents
結婚式二次会の服装：新郎・新婦は何を着る？
結婚式二次会の服装：新郎
二次会と言えどもタキシードがマナーとされていますが、新婦がカジュアルなドレスを着る場合はバランスを考えてスーツでもOKです。
派手な格好はしたくないという方でも、ゲストに埋もれてしまう地味な服装は好ましくありません。
一生に一度のことですから、もしスーツが地味な場合は中に着るワイシャツ、ネクタイやチーフを目立たせましょう。
結婚式二次会の服装：新婦
式や披露宴と同じウエディングドレスを着ても問題ありませんが、二次会用のドレスを着る人も増えています。
また、その後のことも考えてかなりカジュアルな服装で参加するのもアリですが、ゲストの方が目立ってしまうと逆に迷惑をかけることになるので、ひときわ目立つコーデをおすすめします。
結婚式二次会の服装：マナー、ルールやNGはある？
結婚式二次会で女性参加者の服装NGなのは？
二次会はカジュアルでと言われても、会場によっては普段着ではNGのケースがほとんどです。それ以外にも気をつけたいのが、「白い服」と「黒い服」です。
白い服は、新婦とかぶってしまう可能性があるため、NGとされていますし、反対に黒い服はお悔みを連想させるため縁起が悪いのでNGです。服装がカラフルでも、ストッキングが黒というのもNGです。
その他主役より目立つのは厳禁なので、露出が激しいセクシーファッションや派手なアクセサリーも避けましょう。
他にもあまり浸透していないと思われるルールとして、ファーやアニマル柄の服、バッグ、アクセサリー、靴なども好ましくありません。これは、殺生を連想するためタブーとされています。
また、靴にもNGがあります。ブーツ、スニーカー、サンダルはやめておきましょう。ヒール、パンプスがおすすめです。
結婚式二次会で男性参加者の服装NGなのは？
男性も女性同様白やシルバー、派手な服装はNGです。
二次会だけでなく結婚式にも言えることですが、黒のネクタイはお悔みのイメージなのでNGです。華美でなければカラフルや柄があっても問題ありません。
女性同様ブーツ、スニーカー、サンダルはNGです。
結婚式二次会の服装にまつわるFAQ
Q：チャイナドレスを着ても大丈夫でしょうか？
A：チャイナドレスと言っても中国で民族衣装として着られているような格式の高いものであれば問題ないのですが、チャイナドレスを着ただけで新婦より目立ってしまうので、避けた方が賢明です。
Q：着物で出席するのはダメですか？
A：同じ着物でも、時と場所により着るのにふさわしいとされるマナーがあります。たとえば、振袖は未婚女性が着る着物とされていて、中でもゲストとして参加するのであれば極度に派手でない中振袖や小振袖になります。また、既婚女性の場合は振袖ではなく訪問着になります。いずれも新婦さんより目立たない程度の着物が好まれます。
Q：冬は寒いので、ニットのワンピースやニットのカーディガンでも大丈夫でしょうか？
A：披露宴はニットはカジュアルすぎて問題ですが、二次会であればマナー的にNGということはありません。ただ、ニットでももこもこしたようなものやデザインがカジュアルすぎるものはふさわしくありませんので、上質なものを選びましょう。
Q：外に出た時にライダースジャケットを着たらまずいでしょうか？
A：合皮の素材のものも多く出回っていますが、結婚式で革の衣服はNGとされています。ライダースジャケットは本革のジャケットもあるのでやめておきましょう。
Q：ローファーはだめでしょうか？
A：結婚式や披露宴ではローファーはNGとされていますが、二次会であれば問題ないでしょう。
Q：バッグが無いので、リュックではだめですか？
A：高級感のあるリュックもありますが、2次会でもリュックはNGです。男性はマナー的にもバッグを持つ必要がありませんので、手ぶらでも問題ありませんが、ポケットにおさまらないという場合はクラッチバッグが便利です。
Q：ヒールが苦手ですが、ローヒールではだめですか？
A：二次会会場がカジュアルな場所であればローヒールでも大丈夫ですが、ホテルなどフォーマルな会場の場合はヒールの靴が望ましいとされています。
Q：風邪をひいてしまったのですが、どうしても出席したいです。その場合マスク着用はまずいでしょうか？
A：二次会といえどもお祝いの席でマスクは失礼にあたるのでやめましょう。咳が出る場合はハンカチでカバーするようにしましょう。
結婚式二次会の服装：男性参加者は何を着ればいい？
結婚式二次会のメンズコーデはスーツにネクタイが一番無難です。
シャツを柄物にした場合には、ネクタイを無地のものに、ワイシャツを無地にした場合はネクタイを柄物にするとバランスが取れます。
会場が居酒屋などカジュアルな場合はジャケットと襟付きシャツさえ着ていれば、ノーネクタイまたはボトムスはチノパンでもOKというケースもあります。
夏はジャケットは暑いなーと思いますが、やはりマナーとしてはジャケットは必要なので、着て行って様子を見ながら脱ぐという方法をとると良いです。中に着るワイシャツも半袖はNGです。夏でも長袖がマナーです。
招待状に「平服で」と書いてあっても、これはカジュアルで良いという意味ではないので、Tシャツにジーンズ、デニムといったファッションは厳禁です。
逆に秋・冬の防寒対策としては、スーツの中にベストを着るというのがおすすめです。アウターは会場内でもちろん着ることができず、受付で預ける形になることが多いです。
服装以外にも髪型やひげなど、みだしなみは清潔感のある状態に整えましょう。特に靴が汚れていると目立ってしまうので注意が必要です。
結婚式二次会の服装：女性参加者は何を着ればいい？
よく、「スマートカジュアル」や「カジュアル」というドレスコードが書かれていることがありますが、カジュアルと文字通り受け取らないよう注意しましょう。
ドレスコードでのカジュアルは、ジーンズやTシャツを意味するのではなく、あくまで「フォーマルではない」という意味ですので、ワンピースやスーツなど普段着るにはちょっとフォーマルすぎるかなという服装くらいがちょうど良いです。スカートの場合丈は極端にミニまたはマキシでない方が良いでしょう。
冬の時期は、寒くてもパーティーに厚着はそぐわないのでショールやカーディガンで防寒対策を行いましょう。また、タイツではなく肌色に近いストッキングを選びましょう。寒さに弱い方であれば、パンツスーツがおすすめです。
会場自体が居酒屋などカジュアルな場合は、冬にニット素材のものを着ても問題ありませんが、状況がわからない場合はやめておきましょう。
また、ドレスはもともと生地が薄かったり袖が短いので、夏はそのまま着ることで暑さをしのげるはずです。
それでも会場内の冷房が効きすぎていることもあるので、羽織ものは持参することをおすすめします。
服装だけでなく髪型もロングは特にアップやハーフアップなどしっかりとまとめた方が好ましいです。ショートの場合は、ピンを使ったりコテで巻くなど多少のアレンジをしましょう。
アクセサリーは、パールがおすすめです。
せっかくおしゃれしても、靴選びを間違ってしまうと台無しです。つま先の出ていないパンプスがおすすめです。サンダルやブーツはやめておきましょう。
結婚式二次会の服装：困ったらレンタルもおすすめ
結婚式の二次会で着るドレスなどは、その後日常の生活で着まわせないものも多く、ただでさえご祝儀等で出費がかさむのにわざわざ買うのは大変です。
そのような需要が高まっているため、近年はレンタルドレスの会社が多くなってきました。新郎新婦の衣装はもちろんですが、ゲストとして参加する人向けのドレスもレンタルしてくれるので便利です。
価格も1日数千円～で、小物類をセットにしてくれたり、場所によってはヘアセットも込というところもあったりするので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
ネットで予約してお店に行かずに完結するショップもあるので、忙しい方でも安心です。
結婚式二次会の服装はまずマナーに注意していれば問題なし
二次会といえどもお祝いの席であることを忘れず、マナーやルールを守っていれば悪目立ちすることもなく安心です。
あくまで主役は新郎新婦であるということに注意して、一生に一度の晴れ舞台をなごやかにお祝いしてあげてください。
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