fbpx

好きな人には彼女がいた……恋に真っ直ぐな同僚の後悔のない恋愛とは?

彼氏いない歴約4年。「彼氏がほしい」「好きな人が欲しい」と思ってはいるものの、彼氏ができずにいるアラサー女、ライターの村上ちぃです。

婚活と言うよりは「恋活」に励んでいる筆者の悩みを、出会いのエピソードとともに赤裸々に語っていきたいと思います!

同じように出会いに悩んでいる方に、共感いただけると幸いです。

恋に真っ直ぐな同僚の告白

いつも自分の気持ちに真っ直ぐな同僚の優子。

彼女とは入社当初から不思議と気が合い、プライベートでもよく遊んでしました。そんな彼女が新しい部署に異動して一週間後 、突然の告白をしてきたのです。

「私、好きな人ができたの!」

「え!?だれ、だれ??」

私は予想もしていなかった告白に驚き、学生時代に戻ったかのような感覚で優子の恋に興味津々です。

「同じ部署の窪内さん!」

そう答える優子の目は、もう恋する乙女でメロメロな様子でした。

窪内さんはアニメの中の王子様のようなかわいい系男子で、ほとんど一目ぼれだったらしいのです。いかにも優子のタイプといった感じ。

「窪内さんってとってキュートで、特に笑顔が素敵なの。ゲームやアニメが好きで、趣味も合うんだよね。この前差し入れにシュークリームをくれて、キュンとしちゃった~」と、優子のメロメロ話は止まりません。

一週間でこんなに誰かのことを好きになれるなんて……。

こんなにも人のことを“好き”だと言える優子が、私は少し羨ましくもありました。

衝撃の事実!好きな彼には彼女が

そしてさらに一週間ほど経った頃、またしても優子から告白がありました。

「窪内さん、彼女いるんだって!!」と、少し涙目で私のところに飛び込んできたのです。

恋に素直な優子は、その言動から窪内さんのことが好きだということが周囲にバレバレだったそう。

優子も自分の気持ちを隠しきれずにオープンにもしており、見かねた同じ部署の人が窪内さんには同棲している彼女がいることを教えてくれたそうです。

「そうなんだ。それはショックだよね……」

同棲しているとなると、窪内さんと彼女は結婚を見据えての本気のお付き合い。

優子が窪内さんと付き合える可能性は低そうに思えます。

彼女がいても関係ない。だって、好きな気持ちは変わらないから

「優子、諦めるの?」と、優子の様子を伺いながら尋ねました。

しかし優子は、「ううん!諦めないよ」と、先ほどの涙目の様子がウソのように答えます。

「え?……」

私はその予想外の答えに驚いてしまいました。

「だって、自分が窪内さんのことを好きって気持ちは変わらないもん」

あくまでも自分の気持ちに素直に

確かに、好きな気持ちを抑えることは難しいことだと思います。

しかし、確立がほぼほぼゼロの恋愛に勝負を挑む人はほとんどいないでしょう。

加えて相手に彼女がいるとなれば、優子と窪内さんだけの問題ではなく、より複雑な三人の問題になるはず。

「窪内さんの彼女のことを傷つけちゃうんじゃない?」心が痛みながらも、大事な問題なので聞いてみました。

「傷つけてしまうかもしれないけど、一番題大事なのは自分だから」と、彼女に申し訳なさそうにしながらも、きっぱりと話す優子。

その言葉を聞いて、確かに一番大事なのは自分であると納得させられたのです。

自分を大切にすること

もちろん、自分のことだけを優先し、他の人を傷つけてもよいということではありません。

しかし、“相手のことを考えずに行動して相手を傷つけてしまうこと”と、“自分の気持ちを大切にして行動し相手を傷つけてしまうこと”は、同じように見えて全く違うもののように思うのです。

彼女のことを申し訳ないと思いながらも自分の素直な気持ちをごまかさず、真っ直ぐに恋に進んでいる優子は、私には魅力的に映っていました。

正直な恋愛に後悔はない

その後、優子は窪内さんに告白をしたそうです。

結果は……

「ごめん、彼女がいるから」と、断られてしまったそうですが。

しかし、フラれた後の優子は、どこかスッキリしていました。

「やっぱりダメだった。でも、気持ちを伝えられてよかった」と、後悔のないやり切った後の表情をしていました。

気持ちをきちんと伝えて、その答えをはっきりと聞いたことで“窪内さんとは付き合えない”という事実を現実として受け入れることができたようです。

「これでまた新しい恋愛に進める!」と、優子は前向きに語ります。

自分の気持ちに素直で、その気持ちに素直に行動して、結果を素直に受け入れられる優子の恋愛の仕方は、見ていても気持ちの良いものでした。

今回は残念ながら窪内さんとの恋は実りませんでしたが、近いうちに優子は彼氏をゲットできるんだろうなと、私は確信しています。

~今回の教訓~

恋愛に素直さは大切。

自分の気持ちをごまかさずに恋愛に全力勝負すべし

村上ちぃ
この記事を読んだ人におすすめ