男性に聞いた 「本命とキープ」の見分け方
男性に対して「本命の女性には食事をおごり、遊び程度の女性には割り勘を申し出る」というイメージをもつ女性もいると思います。しかし、実際には本命にも割り勘を求める男性だって一定数いるもの。そうなると、自分が本命なのか判断できなくなると思います。
おごりじゃないときの、本命かキープかの見分け方を割り勘主義の男性に聞きました。
結婚観の話があったかどうか
「ある程度の年齢になれば、今度付き合う女性とは結婚したいと思います。そうなると、相手の結婚観は気になりますよね。将来仕事を続けていきたいのかとか、子どもが好きかどうかとか、本命にはさり気なく聞きます」(32歳/運輸)
結婚願望があるなら、「付き合えればそれだけで満足」ではもちろんありません。その先の人生まで見据えて交際相手を選ぶものです。そのためデートでは必然的に、相手の考えや人生設計を探りたくなるはず。
男性から結婚観に関することや将来への考え方などを聞かれれば聞かれるほど、本命の可能性が高いかも。こちらも相手の男性を本命だと考えているのなら、まじめに答えておきましょう。
性的な発言をするかどうか
「本命女子には嫌われたくないから、性的な話はもちろん、下品な下ネタも話さない。万が一そういう話をして『身体目当て』なんて思われたら大変ですからね。ボディタッチもほぼしませんよ」(30歳/医療)
性的な話題はとてもデリケートです。なかには話題を聞くだけで嫌悪感を抱く人だっているはず。もしも本命女子がそういうタイプだったなら、絶対に性的な発言は出せません。出した瞬間、その男性の印象は最悪になるでしょう。
一度「身体目当て」と思われてしまったら、名誉挽回の機会さえもらえずにブロックされることは多々あると思います。そうならないよう、性的なことはタブー視しているようです。
デートプランをしっかり立てるかどうか
「キープ女子に丁寧なデートプランなんて立ててられない。お金も時間もあまり使いたくないですから。ルーズな性格の男性なら別だけれど、デートプランをきちんと立ててくれる男性なら本命扱いしていると思う」(28歳/金融)
デートプランを立てるって、けっこう面倒なものです。特に異性の好みそうなプランはよくわからないもの。確実に喜んでもらいたいと思うなら、時間も労力も惜しまずプランを練らなければいけません。
本命女子になら喜んでできる行為だとしても、キープ女子に対しては「なぜそこまでしなければ?」と思うかも。「とりあえず映画とご飯でいいでしょ」という、テンプレプランをサクッとだして終了しそうです。
プライベートのことを話すかどうか
「家族、親友、最寄り駅、育った環境……そういうプライベートのことはキープ女子にわざわざ話さないし、知られたくもない。でも本命女子には自分のことを知ってもらいたいから、積極的に話します」(33歳/アパレル)
どうでもいいキープ女子にプライベートのことを話したところで、メリットはなにもなさそう。むしろ関係がこじれたときに、プライベートを知られているのは厄介です。秘密にしたり嘘をついたりしてうやむやにしてしまうと思います。
本命女子相手なら、遠慮なく話すことができます。むしろどんどん知ってもらいたいという欲求が湧き出るはず。特に、自慢できることや自信を持っていることはどんどん話しそうです。
今は割り勘も当たり前になってきた時代。男性が割り勘を普通と考えているのなら、別の部分で本命かどうかを判断するしかありません。割り勘だったときは、彼の言動をしっかり見極めましょう。
関西在住のフリーライター。1984年11月5日生まれ。ライターとは無関係の短大へ進学、一般企業で5年ほど勤めた後にライターへ転身。女性向けウェブメディアを中心に執筆。独身女性が抱える悩みのヒントになるような記事執筆を目標に活動中。名前の読みは「神之」で「カミノ」です。
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