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悩み相談、異動の時……社内恋愛が実りやすい「告白のタイミング」

4月は人事異動の季節です。ある調査によると、社内恋愛の経験がある人は4割以上にのぼるそう。毎日顔を合わせるのはもちろん、共通の話題が多かったりと、自然と恋愛関係に発展していくのも納得です。

しかし、これから先も一緒に働いていく仲間。「告白してもしフラれてしまったら……」「別れた後、職場で顔を合わせるのは気まずい」など、社内恋愛にはリスクも伴うので、なかなか 告白のタイミング に踏み出せない女子も多いかもしれません。

そこで今回、社内恋愛が実りやすい「 告白のタイミング 」について、成功した女子たちに聞いてみました。

告白のタイミング 1「仕事の悩み相談をする時」

「同じ部署の先輩のことが好きだったのですが、なかなか距離を縮められないでいました。でも、新しく担当になった業務に手こずっていた時、勇気を出して『ちょっと質問があって……』と言ってみたんです。それからは話しかけやすくなったので、思い切って『仕事の相談にのってもらえませんか?』と飲みに誘いました。その時、『男性としても尊敬しています』と告白して付き合うことになりました」(29歳/不動産)

気になる男性と距離を縮めたくても、仕事上の関係からいきなりプライベートに踏み込むのは危険です。そんな時は焦る気持ちをおさえ、「仕事の関係」を上手に利用しちゃいましょう。

そこで有効なのは、仕事の相談をするという方法。相談であれば誘いやすいですし、男性も「頼られている」と感じることができるので、好印象を与えることができます。

まずは軽く「ここって何ですか?」とその場で聞ける質問をし、仕事場でも自然に話せる関係を構築します。それを繰り返したら、「実は仕事で悩んでて……」とゆっくり話せる状況を設け、告白のタイミングを引き寄せましょう。

悩むといことは仕事を一生懸命していることにもなるので、男性からも「頑張ってるんだな、応援したいな」と思ってもらいやすいはず。2人の時間がリフレッシュになれば、仕事から離れても一緒にいたいと思ってもらえるでしょう。

告白のタイミング 2「会社の飲み会で一緒になった時」

「仕事中はいつも忙しそうで、ゆっくり話す時間がとれない先輩がいました。そんな時、会社で懇親会があったので話すチャンスをゲット!お酒が入っていたこともあり、すごくカジュアルな雰囲気で話すことができました。それまで聞けなかったプライベートの話もでき、共通の趣味があることがわかりました。そこで『もっと仲良くなりたいです』と言って連絡先を交換。デートの約束をしました」(30歳/通訳)

仕事中は集中している男性も多く、同じ業務でない限り話すきっかけが掴めないという女子も多いのではないでしょうか?そんなシャイなあなたは、会社の同僚も一緒の飲み会で距離を縮める作戦をとりましょう。

お酒の席であればお互いの緊張も解けて話しやすくなりますし、仕事の話からプライベートの話に自然に持っていくことができます。そこでポイントなのは、職場のあなたとのギャップを見せること。

仕事中は一生懸命になってしまうタイプなら笑顔を絶やさず、ビシバシ進めるタイプならゆっくり話してのんびりした雰囲気を見せるなど、いつもと違う顔を見せてみましょう。

飲み会の場の雰囲気が良くなれば告白してもOKですが、ノリだろうと思われる可能性も。後日、2人きりの場を設けると、成功率はグッと上がるでしょう。

彼に「本当はどんな子なのかな?」と思わせて好奇心を刺激することもできるはず。もし新年会がまだなら、この機会に開いてみては?

告白のタイミング 3「どちらかの異動、退職が決まった時」

「転職して入った会社で、トレーナーとして面倒を見てくれた先輩がいました。長い時間を過ごすうちに気になるようになったのですが、関係がギクシャクするのが嫌で、先輩後輩の関係のままでした。しかし、1年くらいすると先輩の転勤が決まり、東京を離れることに。そこで思い切って感謝の手紙を渡したら、『今度2人で会おう』と言ってくれて、東京に戻ってくる度にデートをしました。今も彼と付き合ってます」(29歳/流通)

告白のタイミングにしやすいのが、どちらかの異動や退職が決まり職場を離れることになった時。万が一、告白がうまくいかなかったとしても気まずくなる不安もないため、どうしても想いを伝えたい女子にオススメです。

この時は、メールを通してするよりも直接ストレートに伝えるのがポイント。メールでのやりとりが主流になっている今なら、手紙で伝えても効果はあるでしょう。その時は、ただあなたの想いを伝えるだけでなく、一緒に働いていた時の彼の印象や仕事ぶりなどにも触れてみてください。

彼が新天地に行くならば、仕事に関する自信をつけてあげられるきっかけにもなります。逆にあなたが異動、退職するならば、彼の存在が今の職場でいかに重要かを伝えてあげるとよいかもしれません。どんな方法であれ、きちんと想いを伝えることが大切です。

告白のタイミング 4「大きなミッションを達成した時」

告白のタイミング

「社内の同じチーム内に好きな先輩がいた私。仕事では一番近い存在だったのですが、それ以上は深い関係になるタイミングをつかめずにいました。そんな入社して4年目の春、私たちのチームは社外の大きなコンペに参加することに。毎晩先輩と残業をする日々が続いて、どんどん『好き』という感情が高ぶってしまい、つい『このコンペに優勝したら、言いたい事があります』と言ってしまいました。そして、見事コンペで優勝。その日の打ち上げで告白をしたら、快くOKをもらえました!」(30歳/建築)

同じ職場ともなれば、好きな人と目標を共有することも多いと思います。共に成功を収めたとき、人と人は強い絆で結ばれるもの。そのため、一緒に大きなミッションを達成したタイミングで告白をすると、成功率が上がりますよ。

社内恋愛を成功させるにはじっくり時間をかける

ミッションを達成したことによる高揚感もプラスに働き、一緒に頑張ってきたあなたの姿がより素敵に映ります。あなたの頑張りは、彼は必ず見てくれているはず。勇気を出して告白をしてみましょう。

また同じチームでなくとも、彼が大きな課題を抱えているときに、応援してあげるのもいいかもしれません。できることは手伝ったり、励ましたりしてあげることで、彼も「一緒に頑張ってくれている」という感覚になることでしょう。そして成功を収めることができれば、あなたのことを「なくてはならない存在」として意識してくれるかもしれません。

小さなことでもいいので、彼の支えになること。それが、社内恋愛が成功する秘訣ともいえそうです。

結婚に至る確率が高いと言われる「社内恋愛」。「周囲にバレたら面倒……」などと敬遠されがちですが、真剣交際へと発展する可能性が高いので、タイミングを見計らって告白してみる価値はあります。

また、お互い仕事の大変さを理解できたりと、社内恋愛にはメリットもたくさんあります。生活リズムの違いから破局に至るカップルが多くいる中、毎日お互いの顔を見て一言二言でも会話できるというのは、かなりの安心材料になるはずです。

今までなかなか一歩踏み出せなかったという女性も、これらのタイミングを参考に試してみてくださいね。社内恋愛だからといって、諦める必要はありません。

白倉 みのり

オシャレに無頓着なのに、なぜかファッション業界に就職。 結局その会社に7年間勤務し退職。 言いたいことも言えない世の中に一石投じるべく、恋愛コラムを中心に執筆スタート。 経験、実績、妄想入り混じる独自の観察眼で、男と女をぶった切ります。

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