ハイスペックな男ほど「忙しい」を理由にデートを先延ばしにしないワケ
「英雄色を好む」ということわざがあります。何事に対しても精力旺盛な英雄は、女色を好む傾向が強いという意味です。
現代には、ジュリアス・シーザーやナポレオンのような英雄は存在しないので、ここでは英雄を「ハイスペック男性」に置き換えて話を進めていきましょう。
ハイスペック男性は仕事も女も「自らの意志で」
仕事をバリバリこなし、それが収入にも結び付いているようなハイスペック男性は、総じて性欲旺盛であるように見受けられます。そういえば、童貞のハイスペック男性なんぞ、聞いたことがないですよね。
彼らは、仕事の時間を大切にするのと同様に、女性と過ごすひとときもまた大切にします。「女性側におねだりされて、仕方なく時間を工面している」のではなく、あくまでも自分の意志で女性と過ごす時間を設けているのです。自分の意志で設けた時間だからこそ、きっちり楽しもうとします。
仕事へのスタンスが、プライベートにも表れているのでしょうね。「やりたくもない、つまらん仕事をやらされている」と不平不満を漏らすポンコツ男性と違って、ハイスペック男性は、熱意を持って取り組める仕事を楽しんでいるのでしょう。
「忙しい」が口癖の男は要領が悪い!?
一方、「仕事が忙しい」を理由に会う時間を作ろうとしない男性は、仕事ができないタイプが多いです。仕事ができない……つまり要領が悪いから、忙しくて時間を工面できないのでしょう。
英雄ナポレオンは遠征中、妻宛てに何百通ものラブレターを送ったと伝えられています。今でいう、LINEやメールのようなものですね。遠征中のナポレオンより忙しい男性が、現代にいるとは思えません!そう考えると、「忙しい」と理由に返信の遅い男性は、ナポレオンのように華々しい出世街道を歩むこともなく、万年窓際族で終わる傾向が強いといえます。
ほか、「俺、最近性欲ないわー」と、セックスにガツガツしていない自分を誇示する男性も、仕事のできないタイプばかりです。セックス相手がいない現実に向き合おうともせず、「俺はセックスできないのではなく、セックスをしないだけだ!」とでも言いたいのか?と、言い訳がましい印象を受けますよね。
娯楽を否定する男はダメよ~ダメダメ
「英雄色を好む」の「色」を、女色ではなく娯楽として捉えた場合にも、同じことが言えます。娯楽を否定する男性は、将来有望とはいえないでしょう。「ギロッポンでシャンパンタワーしている金持ちムカつく!」という思考には、のびしろがありません。
ムカついているヒマがあるのなら、自分もギロッポンでシャンパンタワーできる身分になれるよう努力したほうが、よっぽど建設的!その事実に気付けないのは、大変残念なことです。
以上を踏まえると、「忙しい」を理由にLINE・メールの返信デートを先延ばしにするような輩にはさっさと見切りをつけるべきと、筆者は考えます。ダメ男に無駄な時間を費やすよりも、色恋や娯楽を自らの意志で楽しむ、ハイスペック男性に目を向けましょう。
コラムニスト。『つけちゃうぞ!大人の保健体育』(遊タイム出版)『テレフォンセックス裏物語』(幻冬舎)『Sの妹Mの彼女』(遊タイム出版)など、性愛に関する著書多数あり。
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