橋爪功の長男「覚醒剤逮捕」相次ぐ2世タレントの不祥事に非難多数
俳優・橋爪功(75)の息子で俳優の橋爪遼容疑者(30)が、覚せい剤取締法違反の現行犯により2日逮捕されていたことを受け、所属事務所は3日に解雇を発表した。
橋爪遼は知名度がさほど高くないものの、「のだめカンタービレ」(フジテレビ系)や「ドラゴン桜」(TBSテレビ系)など多くのドラマに出演しており、現在放送中のドラマ「やすらぎの郷」(テレビ朝日系)や、5月20日に公開された映画『たたら侍』にも出演している。
父親の橋爪功は息子の逮捕を受け「さっぱり分からない」と困惑した様子で、「変わったところがなかったか?」との問いに対しても、「ない」と答えるにとどまった。
続く二世俳優の不祥事
高畑淳子(62)の息子・高畑裕太(23)や、中村雅俊(66)の息子、古くは三田佳子(75)の息子など、2世俳優の不祥事は昔から多く報じられてきた。
小さい頃から裕福だったり、デビューした時点で既に有名であるためか、苦労知らずであることが原因ではないかと見る向きも多い。
橋爪遼の不祥事について、女性向けネット掲示板「ガールズちゃんねる」では、当然厳しい意見が多く載せられている。
「二世は本当にアホばっかり」
「やっぱり甘やかされて育ったのかなぁ」
「父親が橋爪功じゃなかったら、俳優になれてなかったレベルだろう」
「作品で注目されず不祥事で注目される二世の多いこと」
人から見ればうらやましい環境であっても、偉大な親と比較されるつらさや親を越えなければならないプレッシャーに負けて、薬に走ってしまうのだろうか。
もちろん、それが薬物に手を出してよい理由にはならないが。
子供が何歳になるまで親の責任が問われるのか?
一方で子供が犯罪を起こすと、元をたどれば子育ての方法が悪かったからという理由からか、子供が成人であっても親の責任が問われる傾向にある。
しかし橋爪遼はもう30歳であるため、さすがに本人の責任であり、親の責任を問うのは酷だという意見もある。
「30歳ならもう親の育て方ってより、自分が覚醒剤に負けただけだよね」
「そりゃ親に責任がないとは言わないけど、子供が犯罪とか犯すと親のせいにされるの可哀想」
ビートたけし(70)も3日に出演した「新・情報7days ニュースキャスター」(TBSテレビ系)では、「(橋爪遼は)30(歳)だよ。大人なんだから、親父に責任ないよ。悪いのはせがれで、バカなんだから」と語った。
大麻・覚せい剤もいまだに多く……
5月に田中聖(31)が大麻所持で逮捕されたが、長年続く芸能人の逮捕にうんざりする声が多い。
「芸能人の覚醒剤や大麻、驚かなくなった」
「どうして二世だとクスリやる確率高くなるのかな?やっぱ、お小遣いたくさんもらって放置子育てになりやすいから?」
「芸能界の薬物汚染の闇は相当深そう」
依存性が高く、一度手にするとなかなか元の生活に戻れないと言われる覚せい剤や大麻。
特に芸能界に多くはびこっているように見られており、所属事務所などを含め、芸能界全体で根本的な対策が求められている。
真島リカ(まじまりか)
ライター / テレビ番組や芸能ニュースに関する記事を中心に執筆。朝昼のワイドショーはもちろん、ドラマやバラエティ、深夜番組など、あらゆるテレビ番組のチェックを毎日欠かさない。世間一般でニュースにどのような感想を持っているのかを知ることに関心が強い。