高畑淳子、怒りの胸中告白にネットからは「典型的な親バカ!」の声
昨年8月に強姦致傷で逮捕された俳優、高畑裕太(23)。女優の高畑淳子(62)の長男ということもあり、逮捕のニュースは世間を大きく騒がせた。
逮捕から数日後に開かれた高畑淳子の涙ながらの記者会見は世間の同情を買った場面もあったが、裕太が不起訴処分になってからは高畑淳子の態度は一変してしまった。今回も『女性自身』の取材に対する態度が話題になっている。
すっかり被害者に?「呆れた」という声続出
28日に公開された『WEB女性自身』の記事によると、4月下旬、淳子の元に記者が直撃取材に訪れ、裕太について質問を投げかけたそう。初めは話そうとしなかった淳子だったが、しつこい質問に記者を怒鳴りつけ、裕太に関して、「不起訴になった時点で、もう“潔白”」「あの子の人生が台無しになった」と主張したという。
記者会見で流した涙は何だったのだろうか。ガールズちゃんねるには淳子のこの主張を批判する声が多く集まっていた。
「台無しなのは、被害にあわれた女性の方なのだが。そんなこともわからない人だったの?」
「いやいや、、 典型的な親バカですな。 息子が可愛いのは分かるけどさ、 息子にだってたくさん原因あるやろ」
「あーやっぱりそういう思考なんだよね。やっぱり母親もやばい人だ。もう被害者に申し訳ないという気持ちなんて欠片もないんだろうね」
「このお母さん 自分の事しか考えてないな。会見で言ってた事は何だったんだろう」
「あんたのせいで私の人生台無しよ!!って息子に言ってやりなよ。サバサバしてて面白いし結構好きな女優だったのにガッカリだな」
事件から現在まで記者が張り付き、心の平穏が一向に得られてないという淳子の心労も分かるが、裕太の人生を台無しにしたのは裕太自身。事件を起こさなければ裕太はまだ俳優として活動していたであろうし、淳子の女優人生も平穏に続いていただろう。
このような態度では、「責任転嫁をしている」「反省していない」と思われても仕方ないのではないだろうか。逮捕直後から「甘やかしすぎだったのではないか」という厳しい声が集まっていたが、高畑親子に対する批判は強まる一方だ。
不起訴になったからと言って裕太が悪くないということはない
裕太が不起訴になったのは逮捕の翌月。起訴処分で実刑判決になるのではないかという世間の予想に対して、被害女性との示談の成立で不起訴となり、釈放された。示談が成立したということはつまり、裕太自身に非があるということを裕太サイドが認めたということ。
それなのにも関わらず、裕太が「潔白」というのはあり得ないのではないだろうか。淳子のこの主張に対しても疑問の声が見られた。
「不起訴なんだから有罪ではないけど潔白ではないやろ」
「ほんとに事実無根なら、示談で済まさないでとことん戦えばよかったんじゃないかね」
「普通に考えて無実なら示談に応じるわけない。争えない、争えば都合の悪い事実が明らかになるから示談を選んだんでしょ」
記者会見で淳子に集まった同情は、裕太が不起訴になって以降のふてぶてしいこの態度で消え去ってしまった。度重なる記者の突撃で、自分たちが被害者になったと錯覚してしまっているのだろうか。
演技力に定評があり、紫綬褒章も受賞するなど日本を代表する女優のひとりであった淳子。画面で淳子を見ると裕太の顔がちらつくようになってしまった今、もう純粋に淳子の演技を楽しめなくなってしまい残念である。
福田綾子(ふくだあやこ)
フリーのウェブライターで主にエンタメ記事を手掛ける。映画、小説、ドラマ問わずさまざまなジャンルに精通。ネットサーフィンで情報を収集して旬の話題を見つけ、読者の目線に立った記事を執筆する。