SMAP解散興味なし?ちらほら広がる「どうでもいい」「飽きた」の声
年末で解散する国民的アイドルグループ・SMAP。そんな彼らの冠番組が、とうとう終焉を迎えた。
12月26日(月)、フジテレビ系にて午後6時半から約5時間にわたり放送された「SMAP×SMAP」の平均視聴率は、23.1%。瞬間最高視聴率をかっさらったのはリーダーの涙だ。中居が背を向けて涙するシーンでは、27.4%を獲得した。
番組内では過去の映像も惜しみなく流され、元メンバー・森且行(42)や稲垣吾郎(43)の逮捕劇等、これまでタブー視されてきた部分についてもしっかりと触れる形となった。視聴者からのメールやファックスも多数寄せられ、実に感動的な最終回となった模様だ。
しかし、あまりにもSMAP関連の報道が多過ぎるためか、一部では「飽きた」「食傷気味」という声も挙がっている。
SMAPだらけで飽き飽きか?報道のみならずファンの投稿も
短文投稿サイト「Twitter」上にも、うんざりとした空気が流れているようだ。
「正直SMAP解散の話題飽きた」
「なんか、ワイドショー的なものSMAPばかりで、食傷気味」
「もうSMAPの話題は飽きた。食傷気味だわ。全国民が興味あるわけではありません」
「SMAPAのネタ飽きた どーでもいい」
「SMAPの解散に伴う動画付きポエムの投稿もう飽きたので…」
「SMAPお疲れ様ツイート飽きた」
「とりあえず、SMAPはお腹いっぱいです」
長きにわたり多くの人々から親しまれた国民的アイドルグループの解散、そして冠番組の消滅。いわば「旬」のネタであるが故、どうしてもあらゆる場所で話題となってしまうのだろう。
また、ファンのポエム的ツイートも大量に生産されているようで、「気持ち悪い」「逆に面白い」という意見が見られた。
最終回すら眼中なし!?「やってたのも知らなかった」
女性向け掲示板「ガールズちゃんねる」では、興味がないどころか最終回の存在すら知らなかった、という内容の書き込みも並んだ。
「昨日特番やってるのも知らなかった」
「昨日でスマスマ最終回と知ったのが今日でした。すみません」
「スマスマ5時間もあったんだ!!!!それすら知らなかった。いやー。5時間はきついね」
「職場で昨日のスマスマ見た?って聞かれたけど見てないしやってたのも知らなかった」
いくら興味が無いとはいえ、あれだけ報道されていれば、最終回の存在くらいは知っていてもよさそうなものだ。それでも知らないというのだから、相当興味の無い様子がうかがえる。眼中に無いとはこのことか。
あのSMAPが解散となれば、やはり最後まで話題を集めることは当然と言えるだろう。とはいえ、やはりファンではない者からしてみれば、少々「騒ぎ過ぎ」という印象を受ける。
また、「電気・ガス・水道・SMAP」という信じられない言葉もあるらしいが、果たしてSMAPはどこに料金を支払えば再稼働するのだろうか。恐らくどこも受け付けていない。そもそも彼らは人間であり、それぞれの人生や考えがある。もうそろそろ、そっとしておくべきだろう。
せっせとポエム作りに精を出すファンには申し訳ないが、少し落ち着くべきではないか。
文・石井 茅緋呂(いしい ちひろ)
基本的に過激なことや刺激的なことに興味アリ。芸能ネタはもちろんのこと、興味を持ったら首を突っ込む、自由気ままなフリーライター。趣味は音楽鑑賞で、お酒も少々たしなみつつ、文章を書きながら人生を生きる日々。