【毒舌独女】今年は結婚の話題が多かったね
歌手の倖田來未が年内結婚を発表した。
お相手は、同じエイベックスのバンド・BACK-ONのギター&ボーカルのKENJI03。
今春から交際をスタートさせ、一年足らずでゴールイン
…私、ゴールインって言葉、ホントは好きじゃないんだよね。
便宜上、使っているけど。
人生のゴールって、葬式でしょ。
全てが終わるんだから。
けど、女の結婚は、「ゴールイン」のような気がしてならない。
まず、多くの女が、苗字を取り上げられる。
名前を取り上げられるって、今までの人生も取り上げられるような感じが、私はする。
なのに、「彼の苗字になりたい」という女は後を絶たない。
変なの。
名前が変わるというのは、面倒なもの。
免許証や保険証などを書き換えなくてはならなくなるし、仕事でも不便が出てくる。
名刺や印鑑を作り変えたり、仕事仲間に「名前が変わりました」と触れて回ったりしなくてはならない。
コレ、言っている本人は嬉しくて触れ回っているのだろうけど、周りは結構面倒だよ。
「今日から、××さんじゃなくて、○○さんね」って、インプットし直さなくちゃならないもん。
あー、面倒面倒。
何で結婚なんかしたがるかねぇ。
私は結婚したくないけれど、他人が結婚したなら、一応、祝いはするけどさ。
今年は特に結婚の話題が多かった。
正月の浜崎あゆみに始まり、今月は三度目の正直の堀ちえみに前述した倖田來未、熊本のスター・スザンヌ、東MAXと安めぐみ、などなど。
年の差婚が目立った年でもあった。
ビックリしたのが、加藤茶の45歳差婚。
23歳のお嫁さんは、介護要員に抜擢されたんじゃないかと勘繰りたくなる程の年の差。
70歳を目の前にして尚、結婚しようという元気があるのは、結構。
ただ、何となく気持ちが悪い。
加藤茶には、20歳の娘が居る。
お嫁さんと同年輩。
娘と同じ年頃の女に発情している様は、他人の私であっても、気持ちの良いものでは無い。
「色ボケ爺さん」なんてモノを遥かに超越している。
まぁ、私のような俗物には理解不能な壮大な愛ってヤツが、二人の間にあるのだろうね。
正直、理解したくない…。
実際には父親でなくても、父親の年齢以上の男性と、どうかなるというコト自体に嫌悪感がある。
私は、ね。
それに、生物的に見ても、老いた細胞を持つ男性より、若くピチピチした細胞を持った男性を選ぶのが、自然の理。
これらを鑑みると、加藤茶の発情より、お嫁さんの方が、より不自然で気持ち悪い。
同性だからかな。
私なら絶対無理。
ギリギリいけるかな、というのが、堺正章の22歳差婚。
父との年齢差はクリアしている。
でも、微妙。
ただ、お相手の女性は40代。
キャピキャピ浮ついた恋愛ではなかっただろう。
8年交際を経ての入籍だったらしく、大人のけじめとしての結婚なのかな、と想像する。
どちらのカップルも、末永くお幸せに。
はぁ…。
結婚って、良いモノなのかねぇ。
今年は震災があって、いつ何時、不測の事態に陥るや判らないから、それなら、愛する人と共に居たいと、バタバタ結婚するカップルが多いと聞く。
結婚生活自体が不測の事態の連続だと思うけど。
大体、赤の他人と家だけでなく、戸籍もシェアしなくちゃいけないんだよ。
フットワークが重たくなりそうじゃん。
私も婚約をしていたけれど、これだけでも、私にとっては重たかった。
縛られている様で。
二人で居る時は楽しかったよ。
けれど、入籍の話になると、面倒だった。
昔ほどじゃなくても、家と家との結びつきが結婚でしょ。
結婚することにより親戚が増えて、乗じて付き合いも増えるのが、また面倒。
そんなコト言っちゃっても、私に結婚したい!と思わせる猛者が現れるのを、密かに期待している。
コラムニスト/コンテンツライター
広島県安芸郡出身、大阪府高槻市在住。恋愛記事から豆知識、果てはビジネス文書まで幅広く執筆するライター。古典芸能に携わっていた経験もあり、日本文化について少し詳しい。文芸春秋『週刊文春』に載せてもらえたのが人生の自慢。
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