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女性の悩み「デリケートゾーンのケア」みんなはどうしてる?

女性なら誰しもが一度は感じたことのあるデリケートゾーンのお悩み。今回は、20代~60代の女性800名を対象にしたピルボックス ジャパンによる調査を基に、ケアの意識や実態について見ていきましょう。

デリケートゾーンの「気になるアレコレ」

デリケートゾーンに関して気になることの1位は「デリケートゾーンのニオイ」42.6%、2位「デリケートゾーンのかゆみ」36.8%、3位「おりもの」26.5%となりました。年代別で見ると20代・30代の若年層ほど、多くの項目を回答しており、悩みが多いことがわかります。

続いて、「かゆみ」が気になると回答した方に、「かゆみが気になるタイミングはいつですか?」と質問。その結果、「原因は不明だが時々気になる」42.9%が最も多い回答となりました。

かゆみの原因は特定できていないものの、時々かゆみを繰り返す女性が多いようです。また年代別に最も回答割合が多かったのは、20代「原因は不明だが時々気になる」47.6%、30代「生理中」50.6%、40代「生理中」53.1%という結果になりました。

また、デリケートゾーンのかゆみの原因となりえる要因として知っているものを挙げてもらうと、「ムレ」60.8%、「生理用ナプキンやおりものシート」39.5%、「下着や衣服のこすれ」29.1%の順に。一方で「原因を知らない/原因は特にないと思う」も18.3%と全体の2割近くになり、かゆみの原因についてあまり良く理解していない人もいるという実態が明らかになりました。

デリケートゾーンの保湿方法

冬はお肌が乾燥しますが、それはデリケートゾーンも同じこと。特に、デリケートゾーンは顔の皮膚よりも薄く入り組んだ形になっています。角質層が薄いということは、それだけ水分保持力も弱いということ。乾燥すると角質層が乱れて刺激物質が通りやすくなることから、しっかりと保湿してあげることが大切です。では、どのように保湿ケアを行えばいいのでしょう。

まず、保湿をする前にデリケートゾーンを洗って清潔な状態にしておきましょう。非常に敏感な部分なので、弱アルカリ性などのボディ用の石けんでは刺激が強すぎてしまいます。また、デリケートゾーンを健康な状態に保つための必要な菌まで流してしまう可能性があるので、洗いすぎは厳禁です。

洗う際はボディ用の石鹸ではなく、ぬるま湯、もしくは弱酸性のデリケートゾーン専用ソープを使ってやさしく洗うよう心掛けてください。石鹸成分が残らないように、よくすすぐこともお忘れなく。

そしてこの後が肝心!しっかりと専用クリームなどで保湿して乾燥から守りましょう。デリケートゾーン専用の洗い流すタイプのパックや保湿とデリケートゾーンの黒ずみケアを目的としたクリームなどはドラッグストアなどでも売られているので、自分に合ったものを選ぶようにしてください。

顔やボディケアは念入りでも、デリケートゾーンは……なんて方も結構いるのではないでしょうか。しっかりと乾燥対策を行い、厳しい冬を乗り越えていきましょうね。

編集部
編集部

女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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