アソコの痛みや悪臭・・・セックスが教えてくれる3つの病気
普段は違和感を感じなくても、セックスの時に「なにかいつもと違う」と感じることはありませんか?もしかしたら、それは病気のサインかもしれません。中には放置していると大変なことになってしまう病気も。今回は、セックス中に気付ける病気を3つをご紹介します。
しこりがある?「乳がん」
乳がんは触診が大事と言います。そのために、セックス中に胸を愛撫されている時に彼が胸のしこりに気がつくこともあるのだそう。しこりがあったら必ずしも乳がんにかかっているというわけではありませんが、注意が必要。
乳がんの症状はしこりがほとんどで、痛みはまずありません。自分で触ったりしない限り気付きにくい病気なので、少しでも彼が違和感を感じていたらしこりの大きさにかかわらずきちんと検査を受けるようにしましょう。
奥が痛む?「子宮内膜症」
セックスの際にともなう痛みの原因は様々。きちんと濡れていないために、挿入時に痛みが出ることもありますし、激しい動きで苦痛を感じることも。パートナーとの話し合いで解決できることなら良いのですが、濡れているのに痛い、セックスのポジションによってアソコの奥の方が痛むなどということがあれば、子宮内膜症の可能性があります。
子宮内膜症とは、本来子宮の中で起こる月経が、子宮の壁の中や腹膜、卵巣、卵管、そのほかの臓器など別の場所で起こることで、さまざまなつらい症状を生じる病気です。
月経のたびに強い月経痛や月経量増加などで日常生活に大きく差し障わったり、月経以外の時期に痛みが生じることもあります。
アソコがにおう?「性感染症」
アソコの臭いは無臭が通常ですが、排卵日の関係や雑菌により不快な臭いが生じる場合があります。しかし、魚が腐ったようなツンとする腐敗臭がする場合は、性感染症を疑った方がいいでしょう。
アソコが悪臭を放つ病気としては「淋菌感染症」「クラミジア感染症」「膣カンジダ症」「トリコモナス膣炎」があります。悪臭以外にもおりものの色が変化したり、かゆみや痛みが起こったりすることも。放置しておくと不妊の原因にもなるので、彼が違和感を感じていたら性感染症を疑いましょう。
痛みや臭いなど、普通に生活をしているだけでは気付けない病気もあります。セックス中にこれらの違和感や異常を感じたら、きちんと病院で検査を受けることが大切です。