fbpx

女性が絶対知っておきたいキスのマナー【夜のマナー美人への道*8】

「キスが下手・・・」
「キスに自信がない・・・」

そんなふうに悩む女子は多いもの。

今日のテーマは、女性のハートを幸せな気分で満たしてくれる、と同時に不安でいっぱいにさせられることもある、「キス」のマナーにしましょう♪

キスのうまい、下手。どうして生まれるの?

たしかに、キスにはうまい、下手があります。

下手な人に当たると、歯がガチガチ当たったり、必要以上に口の中をこねくりまわされたり、唾液がダラダラこぼれたり、べちゃべちゃと下品な音がしたり・・・例えると、獣のようにガツガツ食べるようなマナーのなっていない人との食事のようです。不快感でいっぱい!

逆に、うまいキスというのは、唇をつけたとたんに全身の力がぐにゃっと抜け、全身に幸せな感情が広がり、下半身から熱いものがこみあげてくる感じ。例えるなら、サービス満点のレストランで、素敵なエスコートをされながらする食事。

唇と唇をくっつけるだけの行為なのに、どうしてこんなにも差がでてきてしまうのでしょうか?

キスのマナーを考えてみましょう

ここで「うまい」「下手」に関しては一旦置いておいて、「より良い関係を築く」というマナーの観点からキスというものを考えてみましょう。

キスのマナーといえば、真っ先に口臭対策を想像するはずです。

相手に不快感を与えないように、お口のにおい、歯にゴミがついてないかを気にしますよね。

口臭対策には、汚れが目に見えるマウスウォッシュというアイテムが話題です。舌を磨く舌ブラシというものもあります。

しかし、口の中をきちんと清潔にしていても、便秘や胃の疲れなどの体調不良があると、体内からにおいが出てくる場合もあることをご存じですか?

キスをするのにも、健康管理が大事! キスのマナーの一環として健康を意識しましょうね・・・・・・。と、終わってしまっては面白くありません。

本当のキスのマナーとは?

一番大切なキスのマナーは「口臭対策」ではありません。その逆で、「口臭を気にしすぎないこと」です!

ほとんどの人が「ニンニクを食べちゃったから、キスしたら嫌われちゃう」とか「豚骨ラーメンを食べたからキスができない」ものだと思い込んでいます。

「ニンニク臭はさせてくれるな!」
「豚骨ラーメンは食べるな!」

あなたがにおいを気にしすぎて、ニンニクや豚骨ラーメンを嫌ったり、食べなかったりすることは、相手にもこう言っているようなもの。なんだか息苦しい・・・。

彼に会う前は、念入りに歯磨きをし、マウスウォッシュをし、糸ようじでゴミを取る・・・ことを否定するわけではありません。最低限のエチケットは必要です。

でも、そういう口臭対策の行為に必死になりすぎて、口からミント臭がプンプンして、常に口臭を気にするのはちょっとやりすぎ。

なぜなら、相手に対してもそうであるべし! という押しつけがプンプン出ているから。相手は知らないうちにプレッシャーを感じて緊張してしまうでしょう。

ここで、話を最初に戻しますが、「うまいキス」をしているときって、お互いのカラダは力が抜けてリラックスしています。「気持ちよさ」というのはカラダが緊張しているときは、なかなか感じづらいからです。

マッサージを受けるときを想像してみてください。カラダをこわばらせている状態で「気持ちい~極楽~」というトロけた感覚にはなれませんよね。

逆を考えると、「下手なキス」をする人は、必死になりすぎているか、緊張しているだけと言えます。

うっとりするようなキスがしたいなら「口臭をさせないようにしなくては!」という強い思い込みは捨て、「におったらごめんなさ~い」くらいに肩の力を抜いてみること。

そうすれば、相手も「こっちこそにおっても許してね♪」とリラックスしやすくなるからです。

リラックス感とキスの甘さは、密接な関係だもの♡ 

ピンク先生
ロマンスライター。女性誌のセックス特集を中心に、セックスに関する記事や書籍を企画・制作。著書に『夜のマナーブック~誰も教えてくれなかったベッドのお作法~』(祥伝社)など多数。性を語る「セクシャルセンスアップヒーリング会」も主宰。 >> article
この記事を読んだ人におすすめ