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【結婚までにしたい10のセックス】アオカンのマナー~喘ぎ声編

屋外で寝そべるカップル

海の日を境に、一気に夏本番ムードが高まってきたように感じるのは筆者だけではないはず。さあ、先週に引き続き、暑い季節に経験しておきたいアオカンセックスについてお話したいと思います。

アラフォーには「許されないプレイ」がある

小学校5年生でアオカンを目撃してから11年後……。22歳の夏、ついに自分自身がアオカンデビューすることになりました。

当時の筆者は、東武東上線・志木駅にあるキャバクラで働いておりまして、アオカン処女を捧げた相手は、その店のお客ということになります。キャバクラのお客でアオカン処女を捨てるだなんて、勢いのある20代でなければできない芸当です。

39歳のいま、熟女キャバクラに入店し、お客とアオカンだなんて、「私ったらイイ歳して、ナニをヤッているのだ……」と、複雑な心境に陥るでしょうから。

そう考えると、アオカンに限らず、無茶なセックスは早いうちに済ませておいたほうが良いです。アラサーなら、「若気の至りで……テヘペロッ」で許されることが、アラフォーでは許されなくなります。尚、ここで言う「許し」とは、他者や世間サマの「許し」ではございません。自分で自分を許せるかって話です。

「年齢は関係ない!」「何歳になってもチャレンジできる」などの精神論は、決して間違っていないと思いますが、一方で「年相応」という考え方もありますからね。自分が思う「年相応」の価値観に反するような行為は、許すべきではないのでしょう。

ラブホじゃなくて河川敷へ……

車の中で抱き合うカップル

話をMyアオカンエピソードに戻しましょう。

あれは深夜のドライブデート中、「運転が疲れたから、少し休みたい」とのことで、クルマを河川敷に停車させたときした。ラブホに入るのではなく、河川敷に停車って部分が、いま思えばアオカンへのプロローグだったのでしょう

男は座席を倒し、リラックス体勢を装いました。「ミカちゃんも少し横になったら」と促されたのですが、別に座ったままで良かったので、曖昧な返答をしました。すると突然、男は筆者に覆いかぶさるようにして、筆者が座る助手席の椅子を倒しました。そしてそのまま、カーセックスへと突入したのです。

尚、クルマは軽自動車。軽自動車をディスるつもりは毛頭ございませんが、170センチ超えの男と、160センチ超えの女がセックスするには手狭な空間です。それを察してなのか、男は「狭いから外に出よう!」と提案しました。筆者が小柄な女の子だったら、外に出る必要はなかったのかもしれませんが……。

夜風に吹かれながらのアオカンセックスは、自然との一体化を感じられる、素晴らしいものでした……

と、書きたいところですが、ちっとも集中できなかったというのが正直なところです。

ボンネットに手を突かされ、後ろからパコパコされている最中、筆者の目線の先には、川岸に広がる住宅街が……!深夜とはいえ、灯りが付いているお宅もあります。

特に気になったのが、喘ぎ声。普段通りのボリュームでアオカンセックスを楽しんでしまったら、「近隣住民の皆様に聞こえてしまうのでは……」という不安から、肉竿が擦れる快感に集中できないのです。筆者は元々、声がデカいため、余計気になってしまったのでしょう。

このアオカンを経験するまでは、レディースコミックやら官能小説の影響で、「声を押し殺した状態での快感に、むしろ興奮が高まる」と思っていましたが、とんでもない!創作の世界と現実は、全然違うようです。感じるまま喘ぐことのできる環境のほうが、圧倒的に良いと痛感したのでした。

というわけで、22歳・夏に得た教訓!

・アオカンとは声のちっちゃな女の子にだけ許された行為
・声のデカい女がアオカンするなら、人っ子一人いないような無人島で行なうべし

菊池美佳子
菊池美佳子

コラムニスト。『つけちゃうぞ!大人の保健体育』(遊タイム出版)『テレフォンセックス裏物語』(幻冬舎)『Sの妹Mの彼女』(遊タイム出版)など、性愛に関する著書多数あり。

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